Stockholmの乗り物 2006年4月


今回のストックホルムではあちこち移動をしたので地下鉄やバスを利用しました。
東京ほど入り組んでいないけど充実していて馴れるとすごく便利。
私が利用したのは土日と祝日で空いていたからのんびりと利用できたのかも。
平日はかなり混んでるそうなので流されないように気をつけたほうがいいみたいです。
特に上記写真のセントラル駅はすごいみたい。

まず、アーランダ空港を出てストックホルム市内まで”アーランダエクスプレス”という電車に乗りました。
日本の”成田エクスプレス”と同じようなもんです。
片道200kr(クローネ)。約3000円・・・。
高いけど初めてなので確実かつ便利な方法を選びました。
右はアーランダエキスプレスの窓。
水玉模様の縁取りがあって、早速”デザイン王国”を実感。
こんな小さい部分へのこだわりが素晴らしい。
電車に乗れば窓から外を見るでしょう。
自然に視界に入る部分にさりげない彩りがあることで少しうれしくなる。
これはホテルの最寄り駅”Radmansgatan駅”のホーム。
なにげにスウェーデンの国旗の色が配色されています(青&黄色)。
”~gatan”は”~通り”という意味。
ちなみに駅の電光掲示板には行き先と”6 min”、つまり”電車到着まであと○分”と表示されます。
電車賃は1ゾーン15kr。約225円。この1ゾーンは日本だと200円圏内くらい。
ほんと数駅分しかないのでだいたい2ゾーン分を買うことになります。
2ゾーンで30kr(約450円)。
ちょっと高いと思うけど、1時間以内なら何度でも乗り降り自由。
しかもスウェーデンは電車・バス・トラムを同じ会社が運営しているので一度買った切符は電車のほかバスやトラムも乗り降り自由なのです。
電車の車体も無駄がないのにデザインされていてやたらかっこいい。
右は車内。すごい清潔で広々としています。
まぁ、現地の人は体が大きいのでこれでちょうどいいのかもしれない。
大きな窓の下側からも暖かい空気が出てくるように穴がぷちぷち開いています。
左はホームの自販機。
飲み物とお菓子を売っています。
これは”T-Centralen駅”構内。
この駅自体、内部の壁も天井も整備せずに岩がごつごつしていて、かっこいい。
この天井の絵をよく見たら、労働者とか科学者などの絵になっていました。
ノーベル賞発祥の国なのでそれにちなんでいるのかもしれない。
右は”Kungstradgarden”駅構内。
壁いっぱいに貼られた美術館のポスター。

電車と対照的にバスは赤です。
真ん中の写真はホテルの最寄りのバス停。このバス停からスカンセン行きに乗れます。
前のドアから乗って運転手さんに行き先を告げると金額を言われるので切符を買う。
バスの中央は広くスペースが空いていて、車いすやベビーカーの人はバス中央のドアから乗ります。
ということは、中央のドアから乗る人は無料!素晴らしいですね~。
駅のアナウンスがあるので、降りるときは”STOP”の赤いボタンを押します。
降りるのは前からでも後ろからでもいいみたい。

一番前に座ったら、誰かが置いていった新聞がありました。
イースターイベントの記事みたいです。
休日ののどかな街をのんびりとバスは進む。
そういえば、なぜか車内で音楽が流れてた。
ポップスが流れていたので、たぶんラジオか有線?運転手の趣味なのかなぁ。
スウェーデンのエスカレーターに貼られた警告。
エスカレーターは右側に立ちます。
馴れなくて、つい左に立ちそうになってしまう。
子供はしっかり手をつないで、犬は抱えて乗ってください。