ヘルシンキのホテル グランド・マリーナ・ホテル

ヘルシンキのホテル画像 ヘルシンキのホテル画像

今回、ヘルシンキ滞在のために選んだホテルはGrand Mrina Hotel
場所はKatanoyokkaという、ヘルシンキ市の中心から東へ少し離れたエリアにあります。
ここらへんは港のすぐそばなので倉庫街のようなところ。
そのため道を歩いていても人が少なく、さみしい場所です。良く言えば静かな場所。
深夜0時近くに到着しチェックインをすると、カウンターにいた男性が「○○さまですね。お待ちしていました。」と日本語で応えてくれたのですごく驚いた。
「では、こちらに記入をお願いします」と用紙を差し出されたのだけれど、こういう用紙を見るのは初めて。
もちろん用紙の記入欄は英語なので「こここは何を書くんですか?」と教えてもらいながら記入しました。
その中でひとつ記入する内容がわからなかったので聞いたところ、「あー、そこは、あなたがどこの国の人間か、ということです。なので○○様は”Japanese”と書いてください。んー、これは日本語だと何と言うのでしょうね?」と言うので「うーん、”国籍”ですかね、たぶん…」と答えたのですが、調べたところ少し違うようでした。
日本は基本的に国籍がひとつ(日本のみ)しか持てないので、あてはまる概念がないんだと思います。
その後、朝食や施設などのサービスの説明をしてくれたのですが、へとへとに疲れていたので日本語での対応はすごくありがたかったです。
ちなみに料金は8泊で832ユーロ (約130,000円、1泊約16,000円)でした。
当時のレート:1ユーロ=約156円

さて、私の部屋のルームキー438を渡され、部屋へ。
ドアを開けた瞬間、「うわ、狭い…」とがっかり。
しょんぼりしながら荷物を置き、使う物を出したり部屋の設備をあれこれ見てふうっと一息ついてみると、なぜか妙に居心地がいい。
しっくりくる、と言う感じ。
狭いけど、そんなにひどくないかもなぁと思いながらその日は寝たのですが、このベッドもすごーく寝心地が良かった。
毎回思うのですが、北欧のベッドってなんでこんなに心地いいのかなぁ。
落ち着いてよく部屋を見てみると、こじんまりしているものの行き過ぎない程度におしゃれだし、家具などの配置も絶妙に使い勝手がいいのです。
なにより、日が上がってからの光の入り加減がよく、窓から入る太陽の光がベッドに落ちていると昼寝したくなるほどでした。
やわらかな光が四角い小さな窓と天窓からベッドにさんさんと差し込み、窓の外には豪華客船が水辺をゆっくりと動く。
ときおりかもめの鳴き声が聞こえ、ふと目を上げると天窓からかもめがすうっと飛んでいるのが見える。
もう、ソファに横たわってぼけっとしているだけでもかなり幸せ。
それと、バスルームに備え付けられていたシャンプー&シャワージェルはLUXだった。
洗面台の液体ソープはDavだったけど、シャンプーがLUXのホテルって初めて。
ちょっとリッチ。
それにしても、何でシャンプーとボディソープが一体になっていていいのか謎だった。
ちなみに部屋にあったゴミ箱はひとつで3種の分別ができるすぐれものでした。
ちゃんと分別しましたよ。