かわいいもの天国のヘルシンキでお買い物!

「かもめ食堂」に出演してた片桐はいりがエッセイ本”わたしのマトカ”の 中で、「ヘルシンキはあまりすてきな洋服屋さんがない」と書いていたので、あまり期待していなかった。
スウェーデンもかなり素敵な洋服屋さんがなかったので、同じようなもんだろうなぁ…と予想していた。
しかしながら。
もう、断然ヘルシンキの洋服や雑貨はかわいいものが多い!
これは好みの問題なので、人それぞれ違うと思うけど、私は買いたい衝動と戦うことがしばしばでした。
と言っても、デパートなどに入っている洋服屋はそれほどでもないのであまり期待はできません。
デパートではなく、路面店のいわゆる”ショップ”がかなりいい。

MOKO おしゃれで楽しい雑貨屋さん

まずはスウェーデン劇場の近く、ホテルクラウスKの隣にある雑貨屋”MOKO”。
ここは少しアジアンテイストの雑貨屋さんで、インテリア用品はもちろん紅茶やキャンディ、化粧品類もあります。
店内にごちゃごちゃと置かれているので宝探し気分もあり、もうどれもこれもすごくかわいい!
しかも値段も手頃で、あれもこれも欲しくなる。
これはしあわせのピンクの像と鮮やかな花の飾り物とクッションカバー。
その時期のカタログも置いてあって(無料)いまでも時々眺めてヘルシンキに思いを馳せています。

Ivana Helsinki

イヴァナ・ヘルシンキの画像 に向かったのはフィンランドを代表するブランド、”Ivana Helsinki(イヴァナ・ヘルシンキ)”。
斬新なデザインの服が多く、しかも高いので好みが分かれるところ。
私もはじめは「うーん…」と首をかしげていたのですが、地下フロアにあったニットスカートにひとめぼれ。
試着して歩いてみたらレースのようなニットがさらさらと動いてすごく素敵~。
ちょっと高かったけど(96ユーロ。約15000円)購入。
このスカートは後の旅行中に大活躍してくれたので購入して良かった。
ちなみに、Ivana Helsinkiについてはおまけエピソードもあるので番外編でも紹介します。

LUX

LUXの画像 そのIvana Helsinkiと同じ通りにある”LUX”。
ここはいろんなデザイナーのものを扱うコンセプトショップ。
やっぱり奇抜なデザインの服も多いけど、かなりおしゃれで真剣に物色。
目をつけた長袖Tシャツ(60ユーロ。約9500円)のサイズがLしかなかったので他のサイズありますか?と聞いてみたところ、裏のストッカーからいろいろと出してくれました。
すごーく背の高いシャイな男の人が「これがMでこれがSで…あっ間違えた、これがMで…ええと」と親切に対応してくれました。
ポーチなどの雑貨類もかわいかったし、流れていた音楽もかっこよかったのでおすすめです。
ただ、やはりどれもこれも高い。
このあたりで「ヘルシンキって、物価高い」と感じはじめました。

Motel Momentos

フィンランドの洋服画像 これはIvana Helsinki近くにあるMotel Momentosというお店で購入。
くすんだ水色のようなグレーで絶妙な色合いが気に入り、試着してみたら形がすごくよかったので購入(37ユーロ。約5800円)。
オリジナルの布バッグに入れてくれました。
ちなみにこの店には人懐っこいオプティカという女の子犬もいます。
帰る時も出口までしっぽを振って見送ってくれました。

Marimekko かわいいテキスタイルにめまい

マリメッコの画像 フィンランドを代表するブランドのドン、marimekko(マリメッコ)
本店を覗いてみたらやっぱりどれもこれも高くってTシャツ一枚でもかなり悩むほど。
確かにかわいいけど、しましまTシャツなら日本でもっとお手頃価格で買える…とどうしても思ってしまう。
そこで、ハニカミエ市場にあるマリメッコへ行ってみたところ、ガイドブックにあるように全然安く売っていたのでもう俄然はりきりました。
しましまTシャツもここでなら買える!
本店にはない、時期を過ぎたものも売っているのであれもこれも欲しくなり、かなり長いこと物色。
ここはTAX FREEの店なので購入する時にレジで「TAX FREEの手続きしますか?」と聞かれたのでお願いしました。
「プレゼントですか?」と聞かれ、「いいえ、自分のです」と答えると、 ちびがま口もひとつ購入したのですが、「では、これはあなた自身へのプレゼントということで」と袋に入れてプレゼント用のステッカーを貼ってくれました。
ちょうど私の誕生日が近かったので、ちょっとうれしかったです。 マリメッコの画像
街をぶらぶらしていて気づいたのは、ヘルシンキの若い子はすごくおしゃれさん!
スウェーデンに比べると断然おしゃれ。
みんなセンスがいいというか、身だしなみに気を使っているというか、女子も男子もみんなかわいい。
驚いたのは、おしゃれな男子がすごく多いということ。
しかも、男子が軒並みかっこいいのです!
なんというか、美男子というのか、男臭いかっこよさではなくかわいい寄りの顔立ちが多いのです。
「かもめ食堂」のトンミ君のような男の子ばっかり。
むしろトンミくんは標準くらいで、もっとかっこいい子がわんさかいました。
もう、トラムに乗っててもかっこいい男の子が乗ったり降りたりで目の保養しすぎて目が痛い!というくらい。
おしゃれだからかっこよく見えるのかなぁと思ったけど、ま、これも好みの問題なので。
ちなみに、ホテルのフロントの一人もおそろしく男前がいました。
女子にとっては、天国のような国かもしれない…