ストックホルムの風景

ストックホルムを訪れるのは今回で2度目。1度目は去年の4月でした。
どうして再びストックホルムを選んだのか、よく覚えていません。
とにかくストックホルムにもう一度行きたーい!と思いました。
ヘルシンキから移動してストックホルムの中央駅に着いた時、ストックホルムってすごい都会だと思いました。
夕方のラッシュ時だったせいか、中央駅はとにかくすごい人!
人の流れも早く、重ーい荷物を持っていることもあり通路を横切るのにタイミングを計ってしまう。
まるで東京駅みたいだなぁと思いました。
そして「やっぱりスウェーデン好きだー」としみじみ思いました。
ヘルシンキに比べるとストックホルムは地味な人が多いし、むっつりとせわしなく歩く人やホームレスもいる。
こぎれい過ぎない所、適度に雑なところが東京人としては安心できるのかもしれない。

これは現代美術館前から見たガムラスタンの港。
空の色まで作り物かと思えるほどに幻想的で美し過ぎる景色。
霧雨が降り出してものすんごく寒かったけどみんな足を止めて写真を撮ってました。
ちなみに青い光の建物は「アイスギャラリー」。
私は行ってないんだけど、氷で作られたアート作品が展示されているらしいです。



バスの手すり。珍しい形だよね~。
でも一が高過ぎて私は届かないのでは…と思って試してない。
バス大好き。
以前もらったバスマップを持ってきていなかったので、またもらおうと中央駅の観光案内所へ行ったらどこにも見当たらない。
カウンターでバスマップください、と言うと、これしかないんですが…と差し出されたものは前もらったものと違うものだった。
前のと違ってバスルートだけでバス停のマークが載ってないのでものすごく見づらい。
別の観光案内所へ行ってもやっぱりない。
カウンターで聞くとまた別のバスマップを出してくれたので期待したけど「25krです」って、買うの!?
でもこれは比較的見やすかったし、地下鉄よりもバスで景色を見ながら移動したかったので仕方なく購入。
前もらったバスマップ持ってくればよかったー!!すごく後悔。

地下鉄(Tunnelbana)の目印は”T”のマーク。
地下鉄の入り口辺りにはたいていコンビニがあります。キオスクですね。
この写真は閉店後の写真なので店内が暗いです。
地下鉄の改札ではカードで切符を買うことができないのですが、キオスクではカードで購入できます。
しかも、中央駅などのキオスクでは一日券なども買えるので便利。

左のカードが3日(72時間)券。右は切符(180kr)10枚綴りの回数券。
3日券は地下鉄もバスも乗り放題なのでとっても便利。
地下鉄もバスも同じ会社が運営しているので切符は共通なのです。
なので、バスか地下鉄の改札で切符(180kr)を買うと、その切符で1時間内ならバスも地下鉄も乗り降り自由。
そういえば、このときに販売されていた「地球の歩き方 2006-2007版」には乗り物の運賃などについての記載に間違いが結構あった。
どうやら、発売前の2006年1月くらいにストックホルムでは運賃や販売の改訂があったようで、本の発売には間に合わなかったようですね~。
1日券も3日券も回数券も改札では購入できません。中央駅でも同じく。
購入は観光案内所かセルゲル広場の交通案内所で購入しましょう。
やっぱり念のため現地で確認するのがいいようです。

地下鉄(”ALVIK”は地下じゃないけど)のホームにある風よけスペース。
郊外といっても5~10分間隔くらいで電車が来るけど、冬はこういうのうれしいよね~。
乗り換えのある駅なので、電車待ちに時間があるときなんかは重宝しそう。
私は寒がりなので必ず利用してました。





地下鉄に乗ってみると、こんな感じです。
乗客がひとりもいなかったので撮ってみました。
シートは青で、手すりは黄色の国旗色。
シートにはストックホルムの名所(?)のイラスト模様があって愛国心満載です。
ちなみに、連結部の上に電光掲示板があって行き先や次の駅名が表示されるので助かります。
それにしてもきれいな車両内。



地下鉄もバスも、犬が一緒に乗っているのをよく見かける。
それも、小さい犬ではなくて大型犬。盲導犬じゃないですよ。
バスにものすごくでかいセントバーナードがのそのそと乗ってきたときはびっくりした。
当たり前だけど、みんなちゃんとしつけができていることが大前提のようですごくおとなしい。
大型犬を見ると身構えてしまう私も、ストックホルムでは飼い主のそばで悠々とホームを歩いている犬とすれ違っても安心してます。
ちなみにバスも地下鉄も犬同伴車両などがちゃんとあります!
「犬はダメ」なんじゃなくて、受け入れられる方法を考えるという姿勢が素敵だと思います。
盲導犬でさえも移動に制限がある日本とはえらい違いです。
こういうちょっとした生活のレベルで「あぁスウェーデン好きだー」と思う。
だから「なんでスウェーデンがそんなに好きなの?」と聞かれるといつも説明に困ってしまう。