ストックホルムの風景


ストックホルムはスウェーデンの首都です。
"北のベニス"と呼ばれているのは、周りを湾で囲まれた港町だから。
北欧の中でも南の方に位置しているので比較的穏やかな気候で、風が強い日もあるけど湿度が低く過ごしやすい。
細い路地もたくさんあるけど、大通りや水際へ出ると視界が大きく開けてのびのびとした風景になります。
北欧の中で一番大きな都市でもあるストックホルム。
シンプルでモダンなデザインが多く、真面目な印象のある工業都市。
近代的な建物やデザインと、古い町並みが共存する街。
とっつきにくい感じがするけど、どこか懐かしい感じがする。
うまく言葉にできないけど、とても好きな街です。


と言ってもこのセーデルマルム島は観光地よりも住宅地っぽい雰囲気なのでストックホルム中心地よりも静かでのんびりしています。
ここからメインストリートを南下して行くと、道の両側にいろんな店が並んでいています。
ここはストックホルム中心地よりこじんまりとしてオシャレな店が多く、最近人気のある地区なのだそうです。
写真はスルッセン駅の脇にそびえ立つ展望台。あそこにたどり着くまでに人ひとり通れるくらい狭く、地上何十メートルに浮かぶ歩道橋を通らなくちゃいけない。
既に入り口でまっすぐ立っていられなかったので(高所恐怖症)行ったことはありません…。

ガムラスタンは中世の町並みを残している観光地なので、いつも観光客で賑わっています。
狭い路地があちこちにたくさん通っていて、散歩してるだけでも楽しい。
私は方向音痴なのですぐにどこを歩いているのかわからなくなるんですが、ガムラスタンは小さい地区なので、しばらくぐるぐる歩いていると知っている場所に出るので助かる。
ぐるぐる歩いている時に、小さくてかわいい雑貨屋さんを見つけたりすると嬉しい。
写真はガムラスタンの大通りの空中にあった"GOD HELG"の文字。
英語にすると"GOOD HOLY"。日本語だと…”よき神聖さ”というような意味でしょうか。
クリスマスっぽいですね。
ストックホルムの中心街にある王立公園の真ん中に出現していたアイススケート場。
昼間から爆音でポップミュージックが流れて賑やかでした。
銅像はかつての王、カール13世。
公園の周りには高級デパートNK(エヌコー)やカフェがたくさんあります。


泊まったホテルの最寄り駅Alvikは郊外電車の発着駅でした。
2両しかないローカル線なのですが、ローカルとは思えないかっこいい車両。
思わず乗ってみたくなる。


(左)はその駅前のバス停にあったポスター。
スウェーデン語で"glad pask”というのは英語だとHappy Easterにあたる言葉だそうです。
クリスマス後にこれに変わっていたので、春を心待ちにしている現れ。
(右)もバスターミナル脇のお店のショーウインドウに飾られていた馬の人形。
スウェーデンでは馬は幸運を運ぶと言われて愛されています。


これはストックホルムのセントラルステーションにあるエレベーターのボタン。
日本のエレベーターよりも低い位置にあって、お年寄りも車いすも子供も楽に押すことができる。
荷物が多いときも助かります。