God Jul! 12月25日

イブの余韻を味わいつつ、25日のクリスマス当日は野外博物館スカンセンへ。
出発前に日本でHPを調べたところ、25日にスカンセン内の教会で無料コンサートがあったのです。 なのでこれはもともと行く気でした。

スカンセンに到着すると既に入り口に結構人が並んでいた。
25日は市内の店や美術館などもほぼ全て休みになるので、自分を含め、観光客がここに集まって来ているんだろうなぁと思いました。
入り口前にはこんな麦の束が数本立っていました。
これは、冬を越す鳥たちのために立てられたもの。
映画”やかまし村の春夏秋冬”にも登場します。
映画ではパパが子供に「鳥にだってクリスマスがあるんだよ」と教えていました。
んもう、ラブリー。



スカンセン内にある教会はとても古く、ちいさいかわいい教会です。
とても質素な内装なので、普段は暗くて陰気な感じなのですが、さすがクリスマス。
そこかしこに灯りがともり、人がたくさんいてにぎやかなので急に息づいたようでした。
もちろん席は満席で、入れない人もいたようです。
オルガンと男性テノール歌手のコンサートで、2台あるうちの1台は1800年代のものだとか!
天井が低いのでとくに響いたりはしないのですが、オルガンの音が素晴らしかった。 あんな透明感のあるオルガンの音は聴いたことがないです。
テノール歌手の声もやさしくて、こじんまりとしてとても暖かみのあるコンサートでした。


コンサートが終わり、スカンセン内の散策をしたのですが、火が暮れるに従ってどんどん寒くなる。
しかも、カフェは1件しか開いていないので既に満員。
人も減ってきて、がらーんと寒々しいだけのスカンセン…。
お土産屋さんに入ったりして体を暖めても、外は寒いし特に見るものもないしで飽きて帰ることにしました。
外に出ると、並んだ木々のデコレーションがすごくキレイ!
ちなみに、出たところにあるお店はなかなか商品が充実していておすすめです。

ストックホルムを歩いていると、お店のウインドウやお家の窓など、ほとんどの窓に何かしらのクリスマスデコが置かれています。
一番多かったのがこの三角のタイプ。
この写真はホテルの窓のひとつなのですが、周りの建物の窓という窓できらきらと輝いていたので、着いたはじめの頃は地域で決められているのかなぁと思った。
でも他の地区でもよく見かけました。




ストックホルム市内もクリスマスのデコレーションだらけです。
(左)は中央駅。クリスマス仕様です。(中央)はストックホルム市の通り。
(右)はグスタフアドルフ広場のアイススケートリンク。
爆音でポップスが流れ(ABBAが流れていたときも)、夜でもここは賑やか。
クリスマスの24・25日はみんなお家のなかでひっそり過ごす。
…と想像していたのですが、全然そんなことなくて意外に街は混んでいました。
たぶん、観光客半分かな、という感じもする。
ただ、一部のカフェを除いてお店はみんなお休みです。
観光案内所も確か14時までで終わったような記憶が。
外にいてもやることがないので、あんまり楽しくないです。(ひとりだしね…)
ただ、北欧のデコは一色の電球しか使っていないのにすごくキレイ。
色をカラフルにするよりも、電球を飾るセンスで勝負!という感じ。
なので「さむいさむい」と言いながらもぶらぶらしていてもクリスマス気分満喫。

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