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北欧から帰国するとき

とうとう帰国する日が来てしまいました。
Malmöからコペンハーゲン空港まで電車で20分ほど。
13時までにコペンハーゲン空港に到着すればいいので、のんびりとした朝です。
ホテルでだらだらするのもいいけど、万が一のことを考えて早めに空港へ向かいます。
それでもチェックアウトが12時なのでのんびりできる。
チェックアウトして、Malmöの空気を味わいつつ駅へ向かう。
いつもインフォメーションで電車の切符を買うんだけど、駅の構内が新しくなってインフォメーションの場所も移動してた。
新しいインフォメーションに行ったら入り口に販売機があったのでそれで切符を買おうとしたら、なぜか電車の時間が選べなかった。
やっぱりカウンターでお願いしようかなぁと思ったら、反対側にもう一台自販機があったので試してみたら時間を選べたので少し後の切符を購入。
電車の時間まで、駅構内のコンビニPressbyrånで最後のお買い物。 ガムやアメなどのお土産用お菓子をいくつかと飲み納めのYoggiを購入。
レジに向かうと長蛇の列! そうだよね、ホテルをチェックアウトして空港に向かうとしたら、みんなこの時間になるよね。
私は時間がたっぷりあるのでのんびり列に並ぶ。
レジの後ろにタバコがたくさん並んでいるのが目に入ったので、喫煙者の友達用にタバコも。
どれにしようかなとよく見ていたら、なんとスリムタイプのタバコがある。 北欧でスリムタイプって初めて見た!
ピンクと緑があったので両方購入。実際は、ピンクは普通のタバコで緑がメンソール。しかも8ミリだった。珍しい。
買い物が終わったら、ホームへ降りる。ピカピカで無機質のホームにはやっぱりまだ慣れないなぁ。
あぁ、スウェーデンともしばしのお別れ。

コペンハーゲン空港にて

コペンハーゲン空港に到着。
セルフチェックイン機でチェックインして、荷物を預けておしまい。
数年前まで長蛇の列を作っていたとは考えられないほど楽ちんであっというま。
早めに空港内に入ってまったりします。
出国手続きのセキュリティコントロールは結構厳しいので、液体はビニール袋に入れて、ジャケットは脱いでパソコンはかばんから出します。
すっごいめんどくさい。でも仕方ない。

H&Mがオープン!

コペン空港にH&Mがオープンしてました!
考えてみたら、今までなかったのが不思議なくらい。
ちょっと見るだけ、と思ったら、外の店舗では置いてないものがたくさんあって(型落ち?)つい真剣に物色…。
結局、スカート2枚とTシャツ一枚を購入。
H&Mがオープンしたと聞いてヤバいな〜と思ってたけど、やっぱり負けた。
さらに、免税店コスメ売り場でお気に入りの香水をちょっと手にしたら、素早く店員のおばさんがやって来た。
まだ家にあるけど、日本だと扱ってる店が少ないし、でも免税店で買えば少し安いし…と迷っていると、おばさんがセールストークを繰り広げて来た。
パフュームの方がトワレより高いからしきりにパフュームを勧めてくる。
今買わなくてもいいかな、と「考えてみます」と言うと、おばさんは「今パフュームを購入されると、こちらのミニサイズをプレゼントします」ときた。
思わず立ち止まってしまった。このおばさん、上手い…。
というわけで、Narciso Rodriguezのパフュームをお買い上げ。
ここでも負けた…。

JOE & THE JUICE

JOE & THE JUICEで一休み。
このジュースカフェはデンマークのチェーン店。
コペンの街を歩くとよく見かけます。
コペン在住の友達情報によると、「男性ばっかりなんですけど、絶対に見た目で店員を選んでる」らしい。
それを確認する意味でも、ここを選んでみました。
確かに、健康的でハキハキとした好青年ばっかり。だけど私の好みじゃないんだよなぁ。 スポーツマンタイプは魅力を感じないからな…。ってそれは置いといて、ジュースですが。
メニューを見ると、"Pick me up" "Go away Doc" "Hangover heaven""Young blood"などネーミングが楽しい。
私は"Stress down"(いちご、りんご、しょうが)にしました。
"Sex me up"(パッションフルーツ、リンゴ、しょうが)もおいしそうだったけど名前言う勇気がなかった…。
注文すると名前を聞かれ、その後ジューサーでガーと作ってくれます。
席で待っていると、カウンターから「トモコー。トモコー」と名前を呼ばれてちょっと萌え。
これがまたおいしかった!これはいい。今度来たらまた飲みたい。
チョコマフィンもほどよい大きさでしっとりふんわり。私好みでした。

空港内をうろうろしているとうっかり何かを買ってしまいそうなので、登場ゲートが決まったら早々にゲートへ向かう。
いつもとは全く違うゲートだ…と思いながら通路を歩いていると、中国行きの便や中東行きの便などのゲートがあり、いろんな国の人たちがいて混み合っていた。
驚くのは、どうしてこれらの国の人たちはあんなに騒がしいのか、ということ。
単に声が大きいだけなの?
日本行きの便は通路の一番奥だった。
カウンターに人がならんでいて、その脇についたてがあって奥に行けなくなっている。
まだ開いてないのかな?カウンターの人に聞こうと思ったら、いつもの性格の悪い日本人のおばさんがいたのでやめた。
その手前にある椅子に座ってMacを立ち上げ、ちまちま旅日記を書きながら待つ。
登場時間が迫ってきて、あまりにも長いのでのぞいてみたら、日本人の人たちが「入っていいんですか?」と聞きながらついたての向こうに入っていくのが見えたので私も中へ向かう。
なんだ、入っていいならもっとわかりやすくしてくれてもいいのに…。
コペン空港は、こういう所がたまに不親切。
というか日本人スタッフのおばさんが不親切だからかな。
待合室でのんびりと搭乗を待つ。

帰りの便も後ろの方の席。
4人席の一番左。右隣りは日本人の熟年ご夫婦でした。
とても話好きのおばさまで、機内のリモコンの使い方を聞かれた事から始まってしばらくおしゃべりしました。
行きの時となりに座ったおばさまと同じで、SAS初めてだそう。
旅好きでいろんな国を訪れている方はいろんな航空会社を利用するんでしょうね。

それにしても、搭乗の時にずっと音楽が流れていたんだけど(機体によって?流れるときと流れないときがある)、なぜかジャスティン・ビーバーの曲…。Baby baby baby ooooh like♪ CAさんの趣味…?

順調に離陸。しばらくするとスナックのプレッツェルが配られました。
いつもはこれくらいの時間から機内エンターテイメントが開始するんだけど、なかなか始まらない。
おかしいなぁ、と思っていると、「機内エンターテイメントが使用できないため、再度インストールを行いますので操作をしないようお願い申し上げます…」。
これは初めての事態。
食事の時間になっても全く使えない。
いつも音楽を聞いたり映画を見ながら食事をしていたので、ちょっとつまんない。
にしても、隣の日本人ご夫婦のうち、旦那さんが時々「まだ使えないのかな」と言いながらスクリーンをいじるのでハラハラ。
「アナウンスがあるまで触るな!」と言いたかった。

というわけで、みんなもくもくと食事をしていたので、お隣のおばさまが「アレルギーなんですか?」と話しかけてきた。
あまり特別食を注文している人がいないせいか(私はチャイルドミール以外見たことない)、やっぱりみなさん興味しんしんなのね。
低脂肪ミールなんですよ、と答えると「へーそんなのがあるんですか」と驚いていた。
暖かい食事を開けてちょっとびっくり。これって古代米?以前、家で何度か食べたことあるけど歯ごたえがあって好き♪
それと野菜のトマト煮。んーおいしい。
サラダのドレッシングはバルサミコ酢入りオリーブオイル。さっぱりしてておいしい!
全体的においしくて満足〜。でもパンはこんなにいらないかなぁ。
ミルクのテトラパックはパッケージが地味になってて少し残念。”デザインの国"北欧のイメージが下がるのでは…。

その後、食事が終わっても音楽も映画も動かないまま。
Malmöで買った本を持ってきておいて良かった〜!
機内には雑誌もたくさんありますが、やっぱり飽きちゃうしね。
帰りの便は夜の便なので、食事が終わると消灯します。
すぐには眠れない(寝たくない?)ので読書灯を点け少し読んでから寝ることにします。
やっぱり帰りの便は名残惜しくて眠るのがもったいない気がする。
ところが、読み始めてしばらくしたら読書灯も消えた…。
読書灯もエンターテイメントメニューの中にあるから?
ところどころに灯っていた読書灯が一気に消えたので機内は真っ暗。さすがに機内がざわめく。
映画も音楽もない上に読書もできないなんて、嘘でしょ!?
とうんざりしていたら、読書灯が復活。
ほっとしたけど、読む本もない人は早々に寝てました。
夜便で良かったね。
ちなみに、その後音楽だけ復活したので音楽を聞きながら寝ました。

行きの時に使った空気枕をスーツケースに入れたままだと気づいたのが搭乗の直前。
すごく迷いましたが、行きで使って心地よかったので仕方なく空港内で安いやつを購入。
やっぱり、あるとないとでは結構違う。首に使うのもいいけど、腰の下に置くととっても楽なんです。
おかげで長時間のフライトもぐっと快適になりました。
さて、到着の2時間くらい前に電気が点き、朝食が始まります。
お腹空いた〜。朝ご飯はなんだろう?
運ばれてきた朝食は、カットフルーツ、パン、オレンジジュース、バターとジャム。
これだけ?さすがに結構がっかり。
確かに低脂肪かもしれないけど、足りない…。
普通のミールはシリアルとヨーグルト付き。今回は普通ミールが羨ましかった。
帰りの便は映画を見れなくて寝てしまったせいか、あっというまだった気がする。
ちなみに、到着前の挨拶ではエンターテイメントの不良について、何度も試したけどダメだったというお詫びが流れました。
いつも旅行は行きより帰りのほうが早く感じるもの。 旅行が充実していたからこそ、かもしれません。