コペンハーゲン中央駅 København H に到着！
約2年ぶりのコペン。
ちなみにコペンハーゲン空港からコペンハーゲン中央駅まで36DK、約500円。
ホームに降りてまず目に入ったのはヨーロッパのフェスでもトップ５に入るほどの大型音楽フェス、Roskild Festival ロスキレ・フェスティバルのポスター。
そこらじゅうに貼られてました。
残念ながら今年は7月上旬の開催なので私の滞在後の開催。
今年はBjörkやMew、Helsiki Poetryなど観たいライブが多かったので行きたかった！
日程が合えばロスキレフェスに合うように旅行の日程を組みたかったけど、残念。
ちなみにポスターのオレンジ色のマークは、スポンサーのTUBORG（デンマークのビール）の瓶についているラベルの形。
コペンハーゲン中央駅に着いたら、ホテルに向かう前にTivoli公園の入り口脇にあるパン屋さん、アンデルセンでパンを買う。
今回は一泊だけなので中央駅から徒歩5分の"Omena hotel"にしました。
あらかじめSMSで部屋番号とパスコードが送られてきてました。
このホテル、受付がありません。いわゆるロビーがない。
なので、チェックインする必要がないんです。
まず、入り口を開けるのにパスコードを押す。
エレベーターで自分の部屋がある階へ行き、部屋へ通じる廊下へ入るドアを開けるためにパスコードを押す。
そして部屋のドアをパスコードで開ける。
全てパスコードで扉を開けるようになっているので、鍵もなし。
気を使う必要もないのですっごくラク。
でも、私は着くまでそれを知らなかったので、3:40に着いてパスコードを押しても開かない。
なんで！？と近くにいた宿泊者らしき女性に「どうやって開けるんですか？」と聞いたら、
あぁ、4時からパスコードが使えるから、最初はそれまでは使えないからだと思う…と言われました。
確かに、SMSには「4時からパスコードと部屋が有効」と書いてあったけど、ロビーの椅子でのんびり待てばいいや、と思ってたのです。
それから20分、タバコを吸ったりぼんやりして過ごしました。
でも、外で待つ事はなかったようで、他の人がドアを開けた時に中に入って待っててもいいし（椅子も何もないけど）、部屋の前で待っててもいいみたい。
このホテルはインターネットで予約して一泊約9800円でした。
17時半にデンマーク在住の友達と会う約束をしているので街に向かう。
迷子にならないようにgoogle mapを見ながら歩いていたら、偶然友達にばったり。ちょうどお使いに出ていたらしい。
アイスランドの奇跡再び！
でも友達は17時半に仕事が終わって後片付けがあるので、私はデパート”Magasin"でちょっとぶらぶら。
今回は買い物が目的の旅にしない！と決めていたのですが、既に入り口で心がゆらぐ…。
そう、デンマークは既にバーゲンが始まったばかり。自制しながら店内を歩いてみる。さすがにバーゲンだと活気がある。
MANGOというスペインのブランドで水玉ジャケット発見。
小ささといい、形といい、ボタンがころんとしているところとか、裾の後ろがリブになっているところとか、きちんとしつつカジュアルなところも、もー完璧！
試着して、値段をチェックしてセールで3,000円くらいだったので即購入。
ちなみに私はユーロサイズでS。
レジに持って行ってVISAカードで支払おうと思ったら、「通貨はどれがいいですか？」と聞かれた。
初めて聞かれたけど、とりあえず日本円でお願いします…。
日本に帰ってきてカードの請求を見たら、確かに円で請求がされてる！ちなみに2,746円。安い！
このジャケットが、これからの北欧滞在に欠かせないものになりました。ほんと、この時買っておいて良かった。
友達と再び合流して、おすすめの場所があるというので行ってみることに。
おしゃべりしながら歩いていると、メインストリートのストロイエからどんどん離れて行く。
次第に殺風景な場所になるし、一体なにがあるんだろう？
しばらく歩いて見えて来たのはガラス張りのモダンな建物。
これは、最近できたばかりのフードマーケットだそう。
外見と同じく、入っているお店もおしゃれなお店ばかり。
チョコレート屋さん、デリ、パン屋さん、カフェもいくつか。
まるでどこかのデパ地下みたいな感じであれこれと食べてみたくなる〜。
中心からちょっとはずれているので、観光客はまず知らないんじゃないかな、とのこと。
ここで、明日の朝食用にお惣菜の詰め合わせをデリで購入。
こういう場所があると、一人旅は助かる〜。
フードコートの中にチョコレート屋さん"Summer Bird"が入ってました♪
夏だし、アイス食べたいねぇ…とアイスを食べてみる〜。
晩ご飯前だけど見つけちゃったらしょうがない。
前に来た時はホワイトチョコ×リコリスのアイスだったので、今回はダークチョコ×べリーを。(56DK 約800円)
やっぱりこちらも最高！
チョコレート屋さんなだけあって、何よりチョコレートがおいしい。
中のバニラと合うんだこれが。
ところで、前から思ってたんだけどなんでSummer Birdなのにシンボルがチョウチョなんだろう？
友達は少し考えて「そういえば、デンマーク語でチョウチョってSommerfuglって言うんですけど、英語に直訳するとSummerbirdですね」だそう。
なるほど！すっきり。
さて、お腹が空いてきたので食事にします。
10時くらいまで明るいので感覚がおかしくなってくる。
友達に「おすすめのお店はある？」と聞いたら、こう返って来た。
「内装がおもしろい店と、食べ物がおいしい店、どっちがいいですか？」
あんまり聞かれたことがない選択方法です。
両方備わってるといいんだけどな…。
どっちかというなら、おいしいものは日本でも食べられるし、内装がおもしろい店に決定。
行ってみたら、確かにおもしろい。奇妙とも言える。
Bankeråtという、銀行だった建物を改装してレストランにしたお店だそう。
レジでメニュー（英語メニューもあった）を見て注文、支払い。
奥の広いスペースのテーブルを選んで座る。
私が頼んだのはラム肉のカレー。スパークリングウォーターと一緒で約2400円。ちょっと高い。でも量がすごい。
これもすごくおいしかった〜。
なんでお米があるのにナン（みたいなの）も付いてるんだろう…。
久しぶりにがっつりしたのが食べたかったので大満足！
おいしかったんだけど、ほんとにすごい量だったので食べきれなかった。
おいしいから食べたい、でもお腹いっぱい、という悩ましい状況。
レストランを出て、コーヒーを飲む為にカフェに移動。
歩いていたら、カラフルな装飾が見えました。
何だろう？と近づいてみたら、Liebeと書いてある。
Liebeはコペンの遊歩道ストロイエの一本脇道にある陶器と雑貨のお店。
私がコペンで一番好きな店です。
ここにもお店ができたのかな？と覗いてみると、なんとアトリエ！
誰もいない机の上に、作りかけの商品がちらほら並んでました。
ごちゃごちゃといろんな資料らしきものもあったので、事務所も兼ねているのかも。
その様子もとてもかわいらしくて、偶然の発見に嬉しくなりました。
さらに裏道を歩いて、Skt. Jørgens Søという池がある開けたところに出ました。
こんなに明るいのに午後8時くらい。
わずかにさざ波をたてる水面に真っ青な青空が写って群青色にキラキラしている。
運河かと思うほど大きい。というか長い。
少し暮れ始めた陽の光が木々や道行く人の影を作って美しい。
この地区に来るのは初めて。
こんな素敵な場所があったのか！といまさら気づきました。
ランニングや散歩している人も多かった。
観光名所になっている運河沿いのかわいい景色もいいけど、この景色もなかなかのもの。
観光客が少なく、ゆったりした空気が漂っているところも気持ちいい。
これは散歩に絶好の場所。
↓↓↓写真はこちらにたくさんあるので興味のある方はどうぞ♪
たくさん食べたのでたくさん散歩して、カフェ Kaffeplantagen でのんびり。
ここも友達のお気に入りだそう。
友達はここでソイラテが飲みたかったようす。
意外にも、ソイラテがメニューにあるカフェって少ないらしい。
私はアイスカフェラテを注文。(44DK 約600円）
丁寧に作ってくれてるなぁとほれぼれしながら眺める。
おっとりした感じの若い男の子なのに、コーヒーを作りはじめた途端にテキパキと手際よく動き、顔もきりっとして見えるほどだった。
そういえば、コペンって世界一バリスタチャンピオンが多い街だって雑誌で読んだ気がする。
しかも、仕上げにフレーバーはどれがいいですか？と聞いてくれたのでシナモンを選んでみた。
おいしかった！
それにしても、アイスとホットが同じグラスというのもすごい。
時間も遅いし、あんまり人もいなくてゆったり。
窓から太陽の光が入って気持ちいい。
って、これで夜の11時頃なんですけど…。
友達とは去年の8月に会ってから約一年振り。
コペンハーゲンで会うのははじめて。
居心地のいいカフェでおいしいコーヒーを飲みながらまったり。
たくさん食べてたくさんおしゃべりして、うんと歩いたからのんびり休む。
あぁ、幸せ。
明日は朝の電車でスウェーデンへ向かう。
慌ただしい滞在だったけど、楽しい時間を過ごしてスウェーデン旅行前のクッション滞在になりました。
