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ドイツのローカルライフを体験

ドイツでは、ハイデルベルク Heidelberg にドイツ語留学で滞在中の友達の部屋に泊めてもらいました。
語学学校の寮です。
着いた翌朝、友達がドイツならではの朝ご飯を用意してくれてました!
白ソーセージ、パン、ビール。
白ソーセージは皮が厚いので剥いてから食べるそう。
ふわっとやわらかくてクセがなくておいしかった。
ねじれた形のパンもドイツならでは。もっちりしてておいしい。
あの噛み心地がクセになります。
ビールは朝ということでアルコールフリーのもの。
ビールは苦手なんだけど、これはおいしかった〜。
日本のビールとは明らかに違う。麦の味がすごく濃い。
このヨーグルトは友達のお気に入り。
べリー類とパンナコッタが入ってる。
パンナコッタ?と不思議だったけど、ヨーグルトとパンナコッタを混ぜてもったりさせた感じ。
これがとってもおいしかった。
でも、どこかで食べたような食感…と思ったら、アイスランドのSkyrに似てる。
んー甲乙つけ難し。

ドイツは物価が安い

スーパーで購入した2リットルのスパークリングウォーター。
スーパーのオリジナルブランドで、なんと30円。
ケタが違うんじゃ?と半信半疑だったけど、どうやら本当らしい……
驚いた事に、これだけじゃなくて全体的にドイツは物価が安い。
EUの主要国だし、日本や北欧と変わらないだろうと思ってたけど、全く違った。
今回は買い物が主な目的ではなかったのが残念なくらい。
この旅行では友達とのんびり楽しい時間を過ごすことと、スウェーデンで行きたかった場所に行く事を第一目的にしたので、買い物はしないと決めていました
幸いハイデルベルグはあまり買い物には向かない町だったので買い物せずに済んだけど、これがベルリンとかの都市だったら買い物しまくっただろうなぁ…。

学生の部屋

友達の部屋は寮の3階。エレベーターなし。
同じ階にはアジア人の女の子(かわいかった)とスペイン人の男性。
キッチンとバスルームも同じ階にあります。
他人と共同で暮らした経験がない私は、大変そうだなぁ…と思ってしまった。

部屋はちょうどいい広さで、天窓が大きいのでとても明るい。
きれいだし、とても過ごしやすそう。
奥のベッドは私が使わせてもらいました。
友達は空気のマットレスで寝てくれたのですが、申し訳ない。
ありがとう!

エアコンがない

とても快適そうな部屋、ですが…すっごく暑かった!
時計を見ると、午前10時で、気温が30度近く、湿度が70%近い。
日本の蒸し暑い夏みたい。
外に出るとそんなに暑くないので、どうやらこの部屋がおかしいらしい。
6月でこの暑さなら、夏になったら大変だね…。

この部屋は建て増しをしたらしく、友達が初めての住居人なんだそう。
部屋がキレイなのも納得。
なので、管理人にエアコンを入れてもらえるか聞いてみる、と言ってました。
結果、7月になって下の涼しい階の部屋に移れたそうです。
よかったよかった。

電車の切符が買えない

路面電車の駅。
手前にあるボックスが切符販売機。
驚いたことに、路面電車の切符は全て販売機で購入しなくちゃいけない。
運転手さんから購入できません。
着いた日、友達の住む寮の最寄り駅まで乗るとき、販売機が壊れていて切符を買えませんでした。
友達は定期を持っているので、そういう経験がないという…。
どうなるんだろう?
乗るときに友達が運転手に「機械が壊れてて買えなかった」と言ったところ、「あ、そう。乗って」と言われた。
え?え?いいの?と乗ると、切符拝見が抜き打ちで来るけど、遅い時間だから来ないと思う…と言う。
つまり、運転手はあくまでも運転するのが仕事で、切符があろうがなかろうが関係ない、ということなのかな。

トラムに乗って

これがハイデルベルグのトラム。
配色やデザインは他にいろいろあります。
北欧と同じく、ドアは手動で開けます。
トラムって地面を這うように走るからかわいい。
日本にはないのでその走る様子がおもしろいんですよね。

大学の学食を食べる

友達のおすすめの食堂に行きました。
ここは、大学の学食ですが、一般客にも解放しているんだそう。
外に並ぶたくさんのテーブルが鮮やかなオレンジ色でキレイだった。
まわりが若い人ばっかりでちょっと居心地悪い。
入って右側にあるカウンターが食事、左側が飲み物専用。
ドイツらしいメニューがあったので食事もしてみたかったけど残念ながらお腹は空いてなかったので、今回は飲み物だけ。
カウンターの屋根にはいろんな国旗がかかってる。
これなに?と聞いたところ、EURO2012の出場国だった。
ここにもサッカーが…。

ローカルフード、カリーヴルスト

ドイツ人が大好きだというカレーソーセージ。
確かに、以前テレビでフランクフルト空港にもあると見た気がする。
友達いわく「周りのドイツ人はみんな大好きなんだけど、どうしてかわからない」という。
試しに食べてみたところ…おいしい!
ソーセージの上にケチャップ、マスタード、カレー粉をかけただけのいわゆるジャンクフードですが、やみつきになるおいしさ。
いや、むしろジャンクフードだからこそクセになるのかもしれない。
これ、日本にあってもかなりウケると思うんだけど、どこかで食べらないだろうか。
ていうか自分でも作れそう。

ドイツの桃

青果店を通りかかったら、変わった形の桃を発見。
色と質感は普通の桃と同じだけど、ぐっとつぶれたみたいな形。
味はどうなんだろう?ということで購入。
こぶりなので2個買ってみました。
翌朝食べてみたところ、味は普通の桃。
きゅっと硬めでさっぱりした甘さ。おいしかったです。
これくらいの大きさだと食べやすいな。

ドイツのトルコ料理

ちょっと小腹が空いたので夕食にサンドイッチを購入。
友達がお気に入りだという持ち帰りできるトルコ料理屋さん。
中身をいろいろ選べるのですが、友達にお任せで。
夕食だし、友達のおすすめだというベジサンドにしました。
野菜がたっぷり。そしてヨーグルトのようなソースがおいしさのポイント。
おすすめなだけあって美味しかった〜。
他のトッピングもいろいろ食べてみたい。

バクラヴァを食べてみた

そのお店のショーウィンドウに、バクラヴァを発見!
トルコを代表するお菓子です。
以前日本のトルコ料理店で注文したら、1センチ四方、縦2センチくらいのバクラヴァがちんまりお皿に乗ってきました。
これっぽっち…!?
なかなかいい値段だっただけに衝撃を受けました。
それが、この店では手のひらくらいの大きさのがどかどか並んでるではないですか。
これ、食べる!と友達を説得し(?)即注文。
翌朝食べたのですが、やっぱり美味しかったですね〜。
ハチミツでべったりしているようなイメージですが、ただそれだけじゃない。
あま〜いけど、ハチミツなので風味がいいしピスタチオの香ばしさとパイ生地のしっとりさっくり感がとてもいい食感。
あぁ〜幸せ。まさかドイツでバクラヴァを食べられるとは…。

ドイツのビールは美味しい

ドイツを発つ朝、友達がビールを用意してくれました。
今回はアルコールのあるビール。この地方のビールだそうです。
ちょっと飲んでみたら、やっぱりこれも麦の味がとっても濃い。
ビール、というより麦ジュースという形容が近い。
けっこうおいしいのでグラス半分くらい飲みましたが、なんと全く酔わなかった。
日本でビールを飲むと、グラス半分も飲めば顔が真っ赤になってぼんやりしてしまうのですが、これは大丈夫。
これなら、ビール飲んでもいいなぁ。
今度、機会があったら日本でもドイツビールを飲んでみよう。

かわいいハム

ドイツ最後の朝食。
クマの形のハム。パンダじゃありません。
パンダだよね?
かわいい。子供向けかな?
その下のチーズは、なんとバター入りチーズ。
サンドイッチのパンに塗るバターって、パンに水分がしみてべちゃっとしない為だと思ってた。
塩分とかコクとか?
私的には、バターが入ってなくてもいいな…。

ドイツのパン

右のバンズを横にスライスして、サンドイッチを作りました。
柔らかくてナイフで切りずらかった。
ドイツのパンというと茶色くて固いパンをイメージしていたのですが、実際には白くて柔らかいパン、プレッツェルみたいなもちもちしたパンばかり。
予想とは違ったけど、やっぱりパンはおいしかった。
チョコマフィンもしっとりして、甘過ぎずビターチョコなのがまたおいしかったな。
上の三角のはお菓子。
さくっとした生地の上にチョコクリーム、その上にメレンゲが乗ってます。
甘くてレトロな感じの、素朴な焼き菓子でした。

ボディクリームといえば!

ドイツといえば、ボディクリーム!
日本でもおなじみのハンドクリーム界の王様、NIVEA、Atrixはドイツのブランドです。
ということで、ドイツではハンドクリームとボディクリームは絶対に購入するつもりでした。
ドイツの薬局に行ってみたら、予想以上のクリーム類の充実ぶり。
甥っ子の肌がカサカサだったので、赤ちゃん用のクリームを探したら、カゴの中にこれでもかといろんな種類がありました。
赤ちゃん用のせいか、ボトルもミニ。
保湿クリーム、日焼け止め、いろいろ。
自分用には、あえてニベアやアトリックスは選ばないで、オリジナルブランドを選びました。
で、値段を見てみると、驚くほど安い。
ボディ用のニベアのクリーム、日本だと400円くらいだけど、ドイツだと200円くらい。
私が買ったのは薬局オリジナルブランドのボディクリームだから、激安!

グミといえば!

そしてドイツといえば、グミ。
日本でもよく見かけるクマのグミ、Haribo ハリボーはドイツのブランド。
ハイデルベルグのメインストリートに、グミの専門店がありました。
しかも、地元の人っぽいお客さんがひっきりなしに買いに来る。
みんな、本当にグミが好きなんだね。
あれこれ買って帰りたかったけど、袋が大きくてずっしりと重いので、2つだけ。
どちらも普通のフルーツ味のグミだけど、右側のは大人向けパッケージ。
"Chill out Bärchen(Bear)"は忙しい友達へのお土産。

メルヘンの国の雑貨

メインストリートにあったかわいいお店。
アクセサリー、雑貨、子供服などを扱っていました。
あまりのかわいさに購入したのは布の財布。
本当はカード入れなのかな。
ジャバラ式にかぱっと開いて、中にはひとつ仕切りがあります。
ちょうど小銭入れが欲しかったので、即買い。
ドイツにいるのに、なんだか北欧っぽいデザインのものを選んでしまった。

友達に会うために

初めての西ヨーロッパ。
テレビや雑誌で観たことがあるような”これぞドイツ!”という景色を堪能しました。
今まで行ったことのある北欧との違いは「それだけ」だな。という感想。
古い建物と新しい建物が共存した街、ゆったりとした街並と歩きやすい道。
お店やカフェの店員さんはみんな親切で、居心地がいい。
ドイツは西欧のなかでも北欧に近いので(デンマークの隣)、あまり違和感がないのかもしれない。
それを知ってしまったら、なおさら理由がないと北欧以外の国に行く気がなくなってしまう。
それこそ、友達がいるから行く、という感じ。
ただ、食べ物はやっぱりその国によって違うので、そこを目的に行くのもいいかもしれない…。