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アストリッド・リンドグレン・ワールド

今日はアストリッド・リンドグレン・ワールド Astrid Lindgrens Värld を訪れます。
ここはアストリッドの作品の世界が再現されているテーマパーク。
ホテルの裏道を下ると、スウェーデン国旗からはじまって世界各国の国旗が立ち並ぶのが見える。
それがワールドへ続く道の始まり。そして国旗をたどる道が、ワールドへの道。
日本の国旗も見えますね。
広場からだと歩いて20分くらいです。

いよいよ近づいてきました。立て看板は、”徒歩と自転車はこちらの道”と書いてある。
その道の脇はこんなキレイな林でした。緑の葉が光に透けてきれい。
それにしても見事に晴れました。良かった! それでも風が強いせいか、ワールドに着くまではちょっと肌寒いくらいでした。

黄色い旗が並ぶワールドの入り口

アストリッド・リンドグレン・ワールドの旗画像 アストリッド・リンドグレン・ワールドの切符売場画像

ワールドの旗が並んでるのが見えると一気に気分が盛り上がります。
旗に沿って歩く道の右側はワールド(の裏側)、左側は駐車場。
その奥にチケット売り場があります。まだ10時半近くなのであまり混んでません。
私はあらかじめインターネットでチケットを予約(355SEK、約4,220円)していたのですが、チケット売り場で発券や交換などがあるのかと思って窓口で聞いてみたら、「プリントアウトした用紙自体がチケットなので、入り口の機械にバーコードをかざしてもらえばいいですよ〜」と言われた。
おぉ〜これは便利。

これはなんだろう?と近づいてみたら、子供に付ける迷子札でした(写真左)。
名前を書いて、子供の腕に巻いてシールで留める。 なるほど、これはいいアイディア。
ワールドのパンフレット(地図付き)とショーのプログラムを取ったら、いざ中へ!

ロッタちゃんの家

ワールドに入って右手の道を進むと、早速ここでの第一目的、ロッタちゃん家(Lottas hus)がありました!!

ロッタちゃん家の画像 ロッタちゃん家の画像

ロッタちゃんの赤い自転車

ロッタちゃんの赤い自転車画像 アストリッド作品「ロッタちゃん」シリーズは映画化され、日本でも2000年に上映されました。(スウェーデンでは1993年)
本国でも日本でも特に女の子や女性を中心に人気があり、映画ファンでも知っている人が多いかもしれません。
私もこの映画が好きでDVDも購入したのですが(ディスクと内容コンテンツのイラストは奈良美智のロッタ。しびれるかわいさ)、特典としてアストリッド・リンドグレン・ワールドの情報が入っていました。
ロッタちゃんシリーズは主にワールドで撮影されたこと、ロッタちゃんの家や街がそのまま残っていることなど。
びっくりしました。
あんなかわいいお家と街並が、そのまま残ってるの!?
しかもテーマパークの中に!?
行きたい!どうしても行きたい! そう思い始めて数年…。
ようやく来ることができました!!
庭には赤い自転車が。

中に入るとまずキッチン!わ〜とテンションが上がるものの、近づくとドアのかわりに透明な板がはられていた…。
ちょっとがっかり。でも透明な板は大人の顔あたりまでしかないので、大人は覗き込んだり写真を撮ったり。
キッチン(左)はテーブルがちょっと小さい気がする。でもその他は映画まんまだ〜。
居間(右)はテーブルの周りにヨナスとミアが宿題やってたよね。んでロッタが邪魔するんだけど。

2階に上がると、子供部屋があります。
右はロッタちゃんのベッド左がヨナスとミアのベッド。そしてお医者さんごっこをした机もそのまま。

この階段も作品ではよく出てきますね〜。ロッタちゃんが怒ってぷりぷりしながら登ったり、ロッタちゃんの誕生日の朝、ケーキにろうそくをつけて家族みんながそーっとあがったり。
右は裏庭にあるポーチ。誕生日の朝、みんなでごはんを食べて自転車をねだってました。

正面にまわるとにぎやかな声がする。
”長くつしたのピッピ”に出てくるおまわりさんが何か叫びながら(スウェーデン語なのでわからない)自転車に二人乗りして走り過ぎて行きました。(写真左)
庭に置かれていた赤い自転車を見つけた子供達が早速遊んでました。 そうだよねー、子供は手を出さずにいられないよねー。
庭には他にもクリケットやおもちゃがあるのですが、子供は躊躇なく気分のままに遊んでました。
いまはもう映画のセットではなく子供たちのものだから、それでいいのだ。

ベリィさんの家

さて、ロッタちゃん家の隣にはベリィさんの家(Tant Bergs hus ベリィおばさんの家)があります。

いつもロッタちゃんがベリイさんとおしゃべりするソファ!(写真左)
ロッタちゃんとベリィさんのシーンを見ていると、自分のおばあちゃんを思い出してとてもほんわかする。
キッチンでは、ロッタちゃんがパンにジャムをべたべた塗ってお手伝いしてましたね〜。(写真右)

ロッタちゃんグラグラする板塀画像

ベリィさん家といえば、ぐらぐらする板塀。ロッタちゃんや子供達がここを通り抜けて両方の庭を行き来してました。
写真を撮っていたら、子供が次々やってきて板塀をくぐってました。かわいいなぁ。

ベリィさん家の隣、ワールドの入り口目の前にあるのは「ロッタちゃんと初めてのおつかい」(Lotta flyttar hemifrån)でロッタちゃんがもみの木を拾ったガソリンスタンドがあります。
こんな近くにあったんだ…。(映画の中だともうちょっと遠い設定)
今はインフォメーションセンター。
たぶん、迷子たちがここに来るんじゃないでしょうか。
写真を撮っているとき、他にいた家族。
お母さんが「ガソリンスタンドだ!ほらほら、みんなそこに立って!写真撮るよ!」とはりきってました。
やっぱりロッタちゃんエリアではしゃぐのは女性が多い。

もんくや通り

もんくや通りの画像

家の前の通りも映画そのまんま!この道を、ロッタちゃんが自転車で走り抜けたんだよね。(写真左)
さらに道の右側にはパン屋さん(Bageri)もある!「ロッタちゃんと赤い自転車」(Lotta på Bråkmakargatan)の冒頭で雨の中、ベリィさんが犬を散歩させながらパン屋に向かうシーンを思い出す。
もう、この光景を見ただけでしばらく感動に浸ってました。

ピッピソーダでひと休み

リンドグレンカフェの画像 ピッピソーダの画像

パン屋さんの中はカフェになっています。
床が映画と同じく赤と白のタイル!でも映画で見るよりずっと広い店内。
暑くて喉が渇いたのでカウンターでメニューを見たら"Pippi's Soda"がある。ピッピソーダ?
せっかくアストリッド・リンドグレン・ワールドにいるんだからピッピソーダでしょう!
子供向けに甘いソーダかと思ったら、ほんのり甘い程度で炭酸も強く、暑い夏の日にぴったり。美味しかった。もう一回飲みたいなぁ。
それとカウンターにあったアップルパイも。
レトロな衣装を着たお姉さんはとても親切でフレンドリー。ちょっと切れてこぼれたはしっこをスプーンの上に乗せてくれました。
アップルパイも甘過ぎず、りんごが果汁でしっとりしておいしかった〜。

パン屋さんを過ぎると、坂の上に警察署があります。
一回りしてまた戻って来ようと思って通り過ぎたのですが、結局疲れて帰ったので入りそびれてしまいました。
手前にはレトロな車。家に帰ってロッタちゃんのDVDを見返したら、なんと、同じ車が同じ場所に停まってました。
ほんと、映画そのまんまで感動します。
ちなみに、ロッタちゃん家とベリィさん家以外はそれぞれお菓子屋さん、おもちゃ屋さん、お土産物屋さんなどとして営業しています。
映画を見ていない人でも結構楽しめるんじゃないかな?

さらに道を進むと、芝生の上でなにやら劇をやっている。
看板には”ピクニック・シアター”と書いてある。
ちょっと見ていたら、コメディだということはわかるものの、残念ながら全てスウェーデン語なのでさっぱりわからない。
スウェーデン語がわかればなぁ。
観客はどこかの家族がピクニックシートを敷いて見ている。
へぇ〜のほほんとしていいね。
帰る前にもう一度通りかかったら、”屋根の上のカールソン”が芝生に座ってお茶を飲んでました。
お客さんと一緒に芝生に座ってお茶を飲みながら話しをしている。
キャラクターがお客さんとピクニックなんて、他のテーマパークでは見た事ない!
子供の頃に読んだ本のキャラクターとお茶飲んでお話できるなんてすごいなぁ。
わいわい楽しそうで、私もあの中に加わりたかった〜。

屋根の上のカールソン

屋根の上のカールソンの画像

もちろん ”屋根の上のカールソン”(Karlsson på taket)の家もあります。
ストックホルムのアパートに住んでいる少年、リッレブルール。
リッレブルールの屋根の上にカールソンという小さくて太ったおじさんが住んでいます。
カールソンは背中にプロペラがついていて、子供ばりに自己中心的。
ちょっとイラっとするキャラですが、リッレブルールはカールソンが大好き。
そのリッレブルールの住むアパートと、カールソンの家が再現されています。子供サイズでかわいい。
さすがに私は登らなかったけど、子供達は大はしゃぎ。時々親も子供と一緒に登ってました。

はるかな国の兄弟

道沿いに歩いて行くと、エーミル(Emil)のカットフルト農場があり、本当に羊や馬が飼育されています。
さらに進むと次第に木々が多くなり、森のような場所に入った。
建物が見えたので「ここはなんの作品だろう?」と近づいてみると…もしかして…ここは…。
「はるかな国の兄弟」(Bröderna Lejonhjärta)!!
”まるで物語の王子様みたい”と言われるほど美しく優しい兄のヨナタン。ベッドから出られないほど体が弱く、小さくて弱虫の弟カール(ヨナタンはあだ名のクッキーと呼んでいる)。
そのふたりが、ナンギヤラという場所で悪者をやっつけたり冒険をするファンタジーです。
実は、私はこの話が好きではありません。
はるかな国の兄弟 なぜなら、この話のテーマは”死”だからです。
初めて読んだ時はショックでした。
私はもう大人なので、大人の目線で話を読みます。そうすると、子供達の死について、親の目線で読んでしまうんです。
読んでいて、悲しくて切なくてたまりませんでした。
でも、勇敢でやさしいヨナタン、けなげでかわいいカール。そしてお互いを常に大切にする兄弟愛。この兄弟が、懸命に自分たちのやるべき事をやり遂げようとする冒険に、読んでいて引き込まれました。
好きではないけどかなり印象的な話。そして、この兄弟がとても愛おしい。

ナンギヤラへ迷い込む

はるかな国の兄弟の画像 ナンギヤラの画像

複雑な気持ちで中へ入ってみると、人だかりが…。
よく見たら、衣装を着けた人がちらほらまぎれている。すぐに、青い衣装の男性がヨナタンだとわかりました。
わぁ、ヨナタンだ!本の表紙とは違うけど、確かに王子様的でなかなかかっこいい。
ヨナタンは子供達に、ナンギヤラの話をしているんだろうな。子供達はみんな真剣に聞いている。
大人達はちょっと離れたところでそれを見守っています。
私もしばらく眺めていたのですが、あれ?ちょっと待って。後ろの方に座って話を聞いている子の中に、衣装を着た男の子がいる。
もしかして、弟のクッキー?(写真右、茶色のマント)近くにいた人(たぶん話の輪にいる子の両親)に、あそこに衣装を来て座っている男の子はヨナタンの弟ですか?と聞いてみたら、やっぱりそうだった。
キャラになりきっているのか素なのか、控えめ過ぎてわからなかったよ!
さらにスウェーデン語だとなんという名前なんですか?日本語だとクッキー、英語だとCranpetと言うんですけど、と聞くと、「Skorpan(スコルパン)です。クランペットと同じような意味ですね。」と教えてくれました。

はるかな国の兄弟の画像 はるかな国の兄弟の画像

はるかな国の兄弟の画像 しばらくすると、ヨナタンが子供達に何か言い残し、どこかへ走り去って行った。
他のキャスト達も動き出したので、どうやらこれからショーが始まるらしい。
ソフィア役の女性がマイクで話し始めた。
この物語は壮大なお話なので途中途中のシーンだけ上演するみたい。
ナンギヤラでヨナタンを追って出かけたクッキーが、裏切り者がテンギルの手先に刻印を押されている所を目撃するシーン。(左上)
テンギルの手先に見つかり、野バラ谷に連れて来られたスコルパン。「おまえのじいさんはどいつだ?」と言われ、観客を見回す。(写真右上)
手先達は観客の間をウロウロしながら、観客のおじさんたちに「おまえがあいつのじいさんか?」などと絡んでいておもしろかった。
マティアスの家でヨナタンと再会したクッキー。(写真左)
このショー、全てスウェーデン語で行われてます。当然といえば当然なんだけど、そこまで考えてなかった。
ストーリーを知っているので見ていればどのシーンなのかわかるけど、アドリブなどはなんとなく予想するしかない。
それでも、あらかじめ旅行前にアストリッド作品をいくつか読んでおいて良かった。

再びヨナタンが旅に出たあと、マティアスを先頭に観客を引き連れて森の中へ。とりあえず私もついて行く。
どうやら、ヨナタンを手助けする為に、様子を見に行くという設定らしい。
マティアスが鳥の鳴き声をすると、遠くのほうから鳴き声が返ってくる。
危険を知らせる鳴き声ならしゃがむ。安全なら進む。というゲームのようなもの。子供達が真剣でかわいい。(写真左)
驚いたのは本物の森だったこと。特別歩きやすい道でもなく、大人でも歩きにくい森の中に子供達を連れて行く。
エンターテイメントなだけではなく、物語に近い状況を作って子供達を引き込む、というところが素晴らしい。
そしてまた戻ってくると、ソフィアの説明があって再び劇が続きます。
こんな感じで、観客は芝生や石垣に座ってショーを見ます。(写真右)

夏至祭の特別イベント

ソフィアの説明の後、ヨナタンを除いたキャストと観客が森の中へ入って行った。
今度はなんだろう?と思ったら、草花を手にして森から戻った人達が黒兜(テンギルの手先)のひとりの頭に花冠を作ってかぶせはじめた。
この日は6/22。スウェーデンでは今年の夏至祭前日(Midsommarafton)で、夏至祭当日(Midsommardagen)は冬のクリスマスと同じくらい大事な祝日なんだそう。
でもなぜか、夏至祭前日のほうがメインのお祭りになるらしく、草花で作ったメイポールを立て、頭には花冠をのせてメイポールの周りを歌い踊るのが伝統。
私は「やかまし村」シリーズの映画で見た事があるので、今回の旅行を計画したときに夏至祭をここで過ごせるようにしました。
というわけで、ショーの途中だけど、夏至祭前日にちなんだメニューを入れたらしく、とてもうれしかった。
これはレアですね。一年でもこの日だけのイベントです。

ショーが終わって観客もちりぢりになったころ、私はまだ写真を撮り続けていたのですが、ふと見たらヒューベルトとソフィアがいました。
ヒューベルトは弓矢を背負い、なにやら準備中。
ふたりはそのまま橋を渡って森の中へ歩いて行きました。
その様子がまさに本の世界そのもので、しばらく見とれてしまった。
動物のぬいぐるみを着てないぶん、すごくリアルでトリハダが立つ。

コーヒーカップいろいろ

紙のコーヒーカップ画像 ピッピのコーヒーカップ画像

ワールド内にはレストランやカフェ以外に、軽食や飲み物の小さいお店が所々にあります。
お店がある場所には大抵テーブルと椅子がいくつか用意されているのでのんびり食べられます。
それに、シートやブランケットを持ってきて芝生の上などでピクニックしている家族もたくさんいました。
地図を見ると、ピクニックエリア、バーベキューエリアなどあるので小さい子供がいるならそっちのほうがラクでしょうね〜。

駐車場?

パーキングエリアを発見。
パーキングといっても、カートやベビーカーを停める場所。
カートは貸し出しをしているらしく、家族で来ている人達はお父さんが荷物や子供を乗せて引いてました。
その光景がまたほのぼの。
時にはお母さんが乗ってたり。

ちなみに、アジア人が珍しいのか、私は旅行中に子供になつかれる事がよくあります。
ワールドに行ったらどうなるのか楽しみでもあり少々不安でもあったのですが、実際は私も子供たちも楽しすぎてそれどころではありませんでした。
それでも、ショーを見ようと適当に座ると知らない女の子が隣座ってニコニコ私を見ていたり、カフェでコーヒーを飲んでいると小さな男の子が私のまわりをうろうろしながら近づいてきて、気づいたら隣でニコニコしてたり。
いずれも英語が理解できない年齢なので話しかけると照れて逃げちゃったりして残念。

山賊のむすめローニャ

『山賊のむすめローニャ』(Ronja Rövardotter)のステージに来たら、もうすでに終盤。
声はするけど、どこでやってるんだろう…と思ったら、観客の中にローニャとビルクがいました。
写真の中央より少し右側。背を向けて座ってます。
そんなところに!と思ったら、他のキャストも観客の中から話しかけてきて、あんなところにも!他にもいるのかな?と探すのが楽しかった。
いや〜本当にすごい。おかしな観客がいないという事なんだろうな。
でも、毎回とは言わなくても時々はハプニングややんちゃな子供もいるはずで、そういう事態にも対応できないといけない。
しかも、1/3くらいは子供がキャストをしているし、しかもほとんど主役。
結構大変だと思います。
それでも成り立っているところが、スウェーデンだからなのかなぁと感心してしまいました。

ピッピのごたごた荘

道なりに歩いて行くと、看板が立ってました。
次は"Villa Villekula"。日本版だと”ごたごた荘”です。
そう、アストリッドの代表作である『長くつしたのピッピ』に出て来る、ピッピの家です。
さすがに一番人気。向かっている最中も「ママ、ピッピ!」と言いながら走る子供に追い抜かれました。

ごたごた荘の画像

中に入ると、なるほどピッピの家。挿絵のイメージ通り!カラフルではちゃめちゃ。
キッチンオーブンの天井には高く上げ過ぎたパンケーキがはりついてる。
天井にはごちゃごちゃいろんなものがぶらさがってる。
子供達は大はしゃぎであっちこっち走り回ってました。そしてその子供を追いかける大人達が右往左往。
子供達がはしゃぎまわるのが似合うごたごた荘。

マディケンのレストランでランチ

ポテトパンケーキの画像 そろそろお腹が空いたので食事にします。
"Majkens Mat"というレストランに入ってみました。
がっつり食べたい人向けのレストランで、メニューもスウェーデン料理。
Småländska raggmunkar med stekt fläsk från Brantestadというのを注文。
スウェーデン語以外に英語表記もあります。
スモーランド風じゃがいもパンケーキ、Brantestadのベーコン添え、といったところでしょうか。
注文するときに、「スモーランド・ポテトパンケイクス」と言ったら、「Small?」と聞かれた。
いや、スモーランド…と言い直すのも恥ずかしいのと、小さいサイズがあるならそっちがいいなと思ったので、素直に「イエス」と答えました。
よく見たら、それぞれのメニューに大人用と子供用の金額が書いてあったので、Smallは子供用なのかな。
ちなみに、サラダビュッフェがあったので店員さんに「私ももらっていいんですか?」と聞いたら「Sure!」と元気よく答えてくれたので、サラダを少しとクネッケ(平らなパン)も少しもらいました。
外はかりかり、中はもちもち!おいしいんだけど、これ、全部いもなので、かなり満腹になります。
子供サイズでよかった…。

キャンディがたくさん。キャンディ専門店です。
ちなみに、赤と白のストライプキャンディはハッカを使ってるそう。小さい子は苦手なんじゃないかな?
このお店では作る実演もしているので、実演を始めると子供達が夢中で見てました。

リンドグレン専門本屋さん!

もちろん本屋さんもあります。アストリッドの著作本やアストリッドについて書かれた本などもあります。
スウェーデン語が主ですが、英語、ドイツ語、デンマーク語版も置いています。
私もいくつか購入。
ロッタちゃんは装丁のかわいさで英語版。
エミールは児童書と絵本の2冊をスウェーデン語で。エミールは挿絵がかわいくて大好き。