ヨーテボリのカフェごはんとスシ

今回は一ヶ月の滞在ということで、節約のためあまり外食はしませんでした。
スーパーで食材を買ってサンドイッチを作ったり、出来合いのお惣菜で済ませたり。
ホスト宅では奥さんの作った料理をごちそうになったりしました。
そんな食べ物の記録、外食編。

ちなみに詳細の写真はこちらで見ることができます。
Flickr Göteborg (1)
Flickr Göteborg (2)

屋内マーケット、Saluhallenのグラタン

ヨーテボリで最初に食べたカフェごはんは、Saluhallenにある"Systrarna i Briggen"というカフェ。
ソーリュハーレン Saluhallenはフードマーケットで肉類、チーズ、パン、などいろんな食材やお総菜が販売されていて、 イートインのお店もたくさんあります。
このカフェはたぶんイタリアン系なのかな。
ランチにLaxgratän(シャケのグラタン)を食べました。
紅茶も頼んで、合計69kr、約1,050円。
日本で食べるグラタンよりもクリームが少なめなのでさっぱりしていておいしかった!
シャケとじゃがいもって合うんだな〜と発見。
私が座ったカウンター席のあたりは常連さんが座っているらしく、隣に座ったおじいさんが店員さんと楽しそうに おしゃべりしてました。
このおじいさんはハキハキ話すおしゃべり好きな楽しいひとで、仕事の途中にランチに来たような雰囲気。
「どこから来たんですか?」と聞かれたので日本から来たというと「スシ!ヨーテボリにはスシレストランがたくさん あるよ」と言うので、食べた事ありますか?と聞いたら「ない。すごく人気があるけど、見た目で味が想像つかないから 僕は怖くて食べる気がしないよ」と言うので納得!
実は私はスシが好きじゃないんです…と言うと、爆笑して店員さんにも「彼女は日本人だけどスシが嫌いなんだってさ!」 と愉快そうに話してた。

Salluhallenの具だくさんスープ

こちらも同じくSaluhallenに入っているスープ屋さん"Alexandras Soppkök"でランチ。
”今日のスープ”になっていた野菜のスープ。
パン付きで55kr、約850円。
スウェーデンでスープを注文すると、たいていラーメンどんぶりくらいの大きさの器で出てくる。
いろんな野菜がたっぷり入っていて、ぴりりと辛くておいしかった。
とってもあったまるので冬にぴったり。
ただ、パンがおいしくなかったのでいらないかな…。

Hagaで野菜スープ

Haga地区にあるカフェ"Cafe Kringlen"。
ここでチキンスープを食べようと思ったら売り切れだったので、野菜スープを注文。
ちょっとぴりっとして、ハーブ?香辛料?が強くて中近東っぽい味。
くせがあるけど好きな味だった。
ただ、具がとろとろになっているのですぐお腹空いちゃった。
とっても寒い日だったからか、人の出入りが良くてにぎやかだった。
ハロウィン前だったのでテーブルにかぼちゃが乗ってました。
ヨーテボリのカフェも内装がかわいい店が多い。
特にこのHaga地区は古い街並みが残っているので、お店もレトロな感じの内装が多い。

スウェーデンのカフェでは、たいていカウンターで注文して自分でテーブルまで持って行くというタイプのお店がほとんどです。
でもスープや暖かい料理を注文すると、テーブルまで持って来てくれるお店も多いです。

Hagaのカフェでトマトスープ

こちらもHaga地区にあるカフェ、"Caféva"。
野菜のスープを注文。70kr、約1,100円。
トマトベースのとろとろスープ。味はまぁまぁ。
スープで失敗することはいまのところないので迷ったらスープ。
パンケーキかパンつける?と聞かれて「パンケーキ!?」とびっくりしたのでパンにした。
このパン、ハーブがたっぷり入っていてもっちり。おいしかった!
でもよく考えてみたら、スープに甘いパンケーキが付くなんてちょっと変だからもしかしたら甘くないパンケーキだったのかも。
うーんそれならパンケーキも食べてみたかったな。

ヨーテボリはカフェがそこらじゅうにあるせいか、空いている店を求めて放浪しなくちゃいけないという事がない。
目当ての店が混んでて入れなくても、近くのカフェに移動すればいいのでストレスなし!

ガーリーなカフェTwo Little Birds

学校の近くにあったカフェ"Two Little Birds"はブログで見て、かわいかったので行ってみました。
こじんまりしていて、内装や食器がガーリーでかわいい。
フェタチーズと野菜のホットサンドイッチとジャスミン茶を注文。
合計で75kr、約1,200円。
チーズが溢れた状態で運ばれてきました。すごい具だくさん!
食べにくかったのでナイフで切りながら食べた。
見た目はゴージャスで心躍ったけど、チーズが多過ぎてちょっとしょっぱかったし、正直飽きた。
居心地がいいせいかパソコンいじってたりママ友がおしゃべりしていたり、長居している人が多い感じ。
もう一度行きたかったけど、残念ながらなかなかタイミングが合わなくて行けなかった。

ヨーテボリを代表するカフェ、da Matteo

ヨーテボリでいちばんお気に入りのカフェ、"da Matteo"。
ここはコーヒーがおいしいと評判のカフェ。オーナーが”第一回ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ”の 審査員だったらしいです。すごい。
このカフェ、コーヒーだけでなく食べ物もおいしい。
初めて食べたのがこのチキンサラダ。
チキンサラダとカフェラテで127kr、約1,970円。
ドレッシングは別に紙コップに入って渡されます。
チキンはほのかに暖かく、こんもりと盛られた内側にはほくほくのじゃがいもが潜んでいます。
ドレッシングはどろっとクリーミーだけど味がさっぱりしているのでしつこくない。
もちろんドレッシングもおいしいのですが、全体的に岩塩がぱらぱらとかけられていてそのうまみがアクセントに効いてる。
パンも二切れついてますがしっとりしてほどよい塩味。
おいしくて至福…。

スウェーデンのおふくろの味、Panbiff

スウェーデン最大そして最安値を誇るショッピングセンター、Gekås Ullaredで食べたランチはPannbiff。
Panbiffは日本だとハンバーグと同じようなもの。
スウェーデン人によると「食卓の定番」。このへんも日本と同じ。
Panbiffは牛肉と豚肉であるらしいですが私が食べたのは豚肉。
なんとクーポンでタダ!(コーヒーも)
量もほどほどで、タダのうえ流れ作業的な大衆食堂のわりに味もそれなりにおいしかったです。

おすすめ!da Matteoのハーフピザ

ふたたびお気に入りカフェ"da Matteo"でランチ。
今回はトマトのピザ(ハーフサイズ)を注文。
85kr、約1,300円。
野菜がたっぷり添えられていて、こちらもやっぱり岩塩がふられているのでうまい…。
岩塩が上手に使われているだけで「わかってるなぁ」とそのお店を信用しちゃいます。
ピザはふんわりもっちり。生地も薄すぎず厚すぎずほどよいボリューム。
外側はカリカリ、内側はじゅわ〜とジューシー。
おいしくてにやにやしてしまう〜。
da Matteoは何店かあるのですが、Vallgatan 店がいつも空いていて居心地がいいので好き。
ランチ時にしか行ったことがないのですが、その時間は子供連れや女の子のグループからコーヒーとタバコでくつろぐおじいさんまで様々な客層。
比較的空いているので全体的にのんびりした雰囲気なので長居したくなる。
天気がいい日は外の席でおしゃべりしている人も多い。

スウェーデン流のベーグル

軽く食べて観光したかったのでEspresso Houseでランチ。
Laxbagel、スモークサーモンのベーグルです。
「暖めますか?」と聞かれたとき、いつもはそのままなのですが試しに暖めてもらった。
そうしたら、めちゃめちゃおいしかったんですよ…。
パンだけ焼く程度なので、パンの外側がパリっとして中身のクリームチーズとサーモンは一部が少しぬるいかなという程度。
『パニーニ風ベーグル』なんて言われてるみたいだけど、確かにそんな感じ。
あんまりベーグルっぽくないけど私は好き。

ビュッフェのスシは超ミニ

学校の授業が最後の日、生徒のみんなでランチに行きました。
香港人女子おすすめのアジアンレストラン。
なんと80kr(約900円)のランチビュッフェ。
とてつもなくインチキアジアンな内装でしたが、香港人がおすすめしてるんだから味は悪くないだろうなと安心していたところ、 スシもあるよ!と言われ、日本人としては「900円のビュッフェのスシ」と聞いて諦めた。
一口サイズのかわいらしい大きさのスシ!
こんなの雑貨屋で見た事ある!磁石だったけど。
あれこれお皿に取ってこれなんだろう?と考えていたら、香港人女子が「ツナだよ。トロ!って言うんだよね?」と言われた。
どっから説明したらいいかわからなくて「あー、うーん、まぁある意味そうかな」と微妙に流しました 。
下のはキムチ。でも甘辛くて、違う食べ物としか思えなかった。
本物かどうか、を考えずに食べればそれなりにおいしいです。
とにかく安いし、ほかにごはん、お味噌汁、漬け物、チャーハンやビーフンなどいろんなアジア料理があったので長く住んでいたら行きたくなるだろうな と思う。

遊園地リセベリのファストフード

私の滞在残り2日という時に遊園地リセベリでクリスマスマーケットが始まったので行ってきました。
とにかくクリスマスデコが素晴らしかったし、せっかくだから屋台料理を食べてぶらぶら。
普通にホットドッグ。
いつもケチャップとマスタードはどうします?と聞かれるので「どっちもお願いします!」と答えています。
アルバイトと思われる若い子たちが感じよくて、クリスマスの雰囲気と相まって幸せな気分だった。