一ヶ月滞在中の食べ物の記録、スイーツ&スナック編。
ちなみに詳細の写真はこちらで見ることができます。
Flickr Göteborg (1)
Flickr Göteborg (2)
着いた翌日は地図も持ってないしどこに最寄り駅があるのかもわからないし、地理感をつかむためにホテルから歩いて中央駅まで行ってみようと 歩き始めたのですが、普段歩かないので30分くらい歩いてダウン。
セブンイレブンがあったので、疲れよりも風が冷たかったのであったまるために入ってみた。
カフェオレを頼んで、カウンターに座ってぼんやり外を眺めてると「あースウェーデンだー」とじわじわうれしくなってくる。
カフェでかしこまって休むのもいいけど、ちょっと一休み、くらいの気軽さがコンビニの良さ。
ここのセブンイレブンは広めでゆったりしていたのでとっても居心地が良かった。
しかもセブンイレブンやPressbyrånなどのコンビニは無料でwifiが使えるので旅行者には便利!
ほっとできて喉も潤わせてwifiも使えるなんて、まさにオアシス。
近所のスーパーWilly'sでパンを買おうと思ったら菓子パンが安売り中。
4つ買うと安かったので、つい4つ購入…。値段は忘れた。
でも、ドーナツ類はともかく、買った翌日にはシナモンロールが固くなってしまう。
2〜3日経ってしまったシナモンロールは、レンジで20秒くらいチン。
生地がふんわりやわかくしっとりしておいしいんです!
奥さんに「菓子パンを何日も置いておいたらフレッシュじゃなくなっちゃうよ」と言われましたが、 私、グルメでも何でもないのでレンジでチンでもじゅうぶんおいしくいただけます。
ドーナツは日本のスーパーやコンビニで買う菓子パンと同じ感じ。それなりにおいしい。
ちなみに、今までに何度かシナモンロールを食べてみたのですが、ぶっちゃけあんまりおいしくない…。
生地が固くて、水分も少なめなので口中の水分を取られます。
私調べで、70%の確率でおいしくないので気軽に買わないようになりました。
でもbröd o. merのシナモンロールは別!あれはおいしい。
Garantというメーカーのヨーグルトドリンク。
パッケージのかわいさに購入してみたら気絶しそうなほどおいしくてびっくり。
バニラ味が一番おいしい。他のメーカーにはない味。
7.50kr、約120円 。
スウェーデンで見つけたら、是非飲んでみて欲しい!
ピンクのはいちご味。紫色のは森のベリー味。
”森のベリー味”ってかわいいね。
どっちもおいしいけど、やっぱりバニラのおいしさの後ではかすむ。
あぁ、また飲みたいな〜!

スウェーデンのブルーベリー味は日本のブルーベリー味と明らかに違う!スウェーデンの方が濃厚でおいしいのです。
スウェーデンに来たら、アイスでもヨーグルトでもいいのでブルーベリー味を食べてみることをおすすめします!
SKYRはアイスランドのヨーグルト。スウェーデンでも売ってた!
と、どんなもんかとバニラ味を購入。うーん、やっぱりSkyr風ではあるけどSkyrではないなぁ。
アイスランドのSkyrはもっと濃厚でおいしい。残念。
Verm drickyoghurtは乳糖フリーのヨーグルトドリンク。 量がほどよくておいしいので学校前にコンビニで何度か買いました。
OLWはスウェーデンのメジャーお菓子メーカー。
Dill&Gräslök Chipsはスウェーデンならではのディル味。19,90kr
あんまりディルの味はしないけどおいしい。なんとなくカルビーののり塩味に似てる。
ただ、量がすごい。日本のポテチの3倍くらいあるので2日に分けて食べました。
ここのミックスナッツはいくつか種類があるんだけど、ベリー系が中心のドライフルーツがミックスされたこの 紫のパッケージのが一番おいしい!
ドライフルーツは全くすっぱくなくてほのかに甘い。
しょっぱいナッツと食べてると「しょっぱい、甘い、甘い、しょっぱい…」と夢中になって止まらなくなります。
おみやげに5〜6個買ってきたのですが、毎日目にしていたら我慢できなくて誰かに会う前に全部自分で食べちゃいました。
コンビニのPressbyrånで売ってます。

TWIX XTRAは中にねっとりしたキャラメルが入っていて甘ーい。
この『ねっとりした甘いもの』が好きはないのでいまいち。
LION、スウェーデンにもいます。これは間違いない。おいしい。
最近、白いのも出ましたね。
GeishaチョコはFazterというフィンランドのチョコレートメーカーのチョコ。
スウェーデンでも大人気でコンビニやスーパーなどどこでも買えます。
中にナッツを細かく砕いた、少しガナッシュっぽいものが入ってます。
やっぱりおいしいんだよ、ゲイシャチョコ。
ダーク味も出てたけど、普通のほうがおいしい。
スウェーデン人の老若男女みんなが好きなのが"Godis"グディーズ。
スーパーやコンビニで透明プラスチックの容器がずらっと並んでますが、その中にはチョコやグミ、飴などのお菓子が入ってます。
備え付けの袋に入れてレジに持って行き、重さで金額が決まります。
ちょっと駄菓子屋っぽい?
ホームステイ先のアパートメントには一階に雑貨店があり、Godisも売ってたのでいろんな種類を買って試してみました。
キャラメルにやガナッシュにチョコレートをコーティングしたものなど、めちゃめちゃ甘いものが多いから子供が大好き。
スウェーデン人は小さい頃から食べてるので、大人になっても好きな人が多い。
いろいろ食べてみて好きだったのは、マシュマロ系。日本だとあんまり食べないせいか、あのむちむちした食感が良かった。
Godisは好きなだけ、一個から買えるのもいいところ。
ホストファミリーの奥さんとその友達とカフェ"Le Pain Français"でFika。
名前からわかる通りフレンチスタイルのカフェ。
メニューも文字がすごく装飾されたフォントで読みづらくて、奥さんに冗談で「何て書いてあるのか読めない!」と 笑いながら言ったら本気にされて店員さんに「彼女、文字が読めないそうなので説明してもらえますか?」って言われちゃった。
説明されても面倒なので速攻「カフェオレあります?あるならそれで」と注文した。
ヨーテボリには何店舗かあるみたいで、私が行った店は結構広かったな。
カフェオレ35krとチョコカップケーキ26krで合計61kr、約950円。
甘そうに見えるけど、チョコレートなので甘過ぎない。おいしかった!
好みにもよるかもしれないけど、プレーンな生地にくだものがふんだんに使われているケーキのほうが甘いと思う。
ちなみに、ここは子連れの場合は一階の右半分のエリアのみ。
友達も「小さい子がいるんだけどいい?」と店員さんに聞いてたから、子供の多いスウェーデンでも案外気を使うらしい。
18時くらいで、夜営業の時間に入ったのかも。
こちらも奥さんに誘われて行った、"Fröken Olssons Kafé"というカフェ。
このカフェ、毎週水曜の16〜19時はアフタヌーンティービュッフェなのです。
89kr、約1,400円でサンドイッチやケーキが食べ放題、コーヒーや紅茶が飲み放題。
アフタヌーンティー・ビュッフェなんて、絶対おかわりしまくって動けなくなる。
当然、早めに行かないと混んでて座れません!
店内はかなり広いのですが、ひっきりなしに人がくるのでかなりにぎやか。
早めに奥さんが席を取っておいてくれたので無事に座れました。
しかしながら残念なことに、私は当日お腹の調子が悪くてビュッフェは断念…。
チョコレートケーキと、ラズベリーのスムージーにしました。
スムージーはお腹にやさしくておいしかった!
でもいつか、ビュッフェに挑戦してみたいなぁ。
あまり外食はしなかったけど、今回の旅行で一番のお気に入りだったのがカフェ"da Matteo"。
ヨーテボリにいくつかあるけど、Magasinsgatanエリアにあるお店が一番好き。
オープンエアの席も多いので暖かい日は外でも気持ちいいかもしれないけど、意外と店内の席も多いわりにゆったりしてて居心地がいい。
このカフェはオーナーが”第一回ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ”の 審査員だったらしいのでコーヒーの味は保証付き。
食べ物もおいしくて雰囲気もいいのでお金と時間に余裕があれば通い詰めたと思う!
お気に入りカフェ"da Matteo"のスイーツ!
左はチョココロネのパイ版みたいなスイーツ。形が王蟲みたいで見た目はあんまり?チョコとカスタードを買ってみました。
どちらも生地がサックサク。おいしいけど、私は口の中が傷付くほどサクサクに固い生地は好きじゃないので、感動するほどじゃなかった。
右はシナモンロール。先にも書いたように、スーパーやコンビニで売られているシナモンロールは正直おいしくない。
生地が固くて口の水分が奪われるので食べづらいし。
でも、このカフェのシナモンロールはしっとりしていておいしい!
なぜなら、このカフェで出しているパンはbröd o. merというおいしいパン屋さんのものなのです。
da Matteoとbröd o. merは同じ系列みたい。
FolkuniversitetetのカフェテリアでFikaの時に食べたものを一気に紹介。


左から、エッグデニッシュとコーヒー(ミルク入り)。コーヒーは一杯10kr、150円。安くて助かる!
エッグデニッシュは日本のクリームパンのデニッシュ版という感じ。おいしい!
ピスタチオデニッシュとコーヒー。これはかなり甘くてパンも少しぱさついててあまりおいしくなかった。
缶コーヒーはコンビニPressbyrånで見つけた。Cicosという瓶入りココアドリンクで有名なメーカーで、ココアドリンクがおいしいので購入してみた。
思ったほど甘くなくておいしい。例えるなら、さっぱりめのマックスコーヒーかな。千葉人としてはほんのりできる味。
学校のカフェテリアでは、なぜかコーヒーを注文すると紙コップのときとマグカップの時があった。なんでだろう。
スウェーデンではお菓子やスナックと同じくらい気軽に食べられているのがフルーツ。
Fikaでもバナナやりんごを食べてる人が多いし、ホスト宅のテーブルにも何かしら果物があった。
コンビニでもチョコバーとかと一緒にどっさりりんごとバナナが並んでます。
スーパーで買うと、りんご一個、バナナ一個、それぞれだいたい2kr、30円くらい。
コンビニだと1個8kr、約120円だから割高。
私は日本では果物を食べないけど(バナナは時々食べる)、スウェーデンのリンゴは小さくて甘くないので大好き。
毎日のように食べます。もちろんFIkaにも。
このシリーズのアメは大きさがちょうど良くて甘過ぎないのが好き。
日本のコンビニで売ってる棒状のアメは一粒が大きくておえっとなっちゃうので苦手。
いつもベリー系のを買うんだけど、スイカ味が珍しいので試してみた。
ほんとにスイカ味!
日本だと夏のくだものだから、寒い季節にスイカ味を味わうなんて変な感じ。
10.95kr、約170円でした。

ホスト宅でのPotluck partyのとき、ひとしきり子供達と遊んでからキッチンへ行くと、子供達のパパ(スウェーデン人)がキッチンで何やら料理中。
何を作ってるの?と覗き込んだら、「スウェーデンのパンケーキだよ。」!
パンケーキにしては薄いような…と思ったら、「スウェーデンのパンケーキはとっても薄くて、アメリカのふわふわの厚いパンケーキとは違うんだよ」だそう。
薄いパンケーキに、生クリームとジャムをつけて食べるのがスタンダードらしい。
薄いからか、生地がもちもちしてておいしい!生クリームとジャムをのばして食べると、それほど甘くないのでどんどん食べれてしまう。
パパに「よく作るの?」と聞いたら「うん、好きだからよく作るよ」とのこと。こんなパパ欲しい〜。

その他に驚いたのは、こういうパーティでみんなそこん家の台所をどんどん使ってること。
初めのうちは持ち寄った食事をそれぞれテーブルに並べて食べてたけど、時間が経つにつれて「チャイティー作るー」「パンケーキ作るー」「鍋どこ?」「お皿これ使っていい?」 とかなり自由に行動するみなさん。
さすがに16人もいるとまとめるのが大変なのでほったらかし。
これ日本人だと無理だろうなーと思いながら眺めてました。

11月に入ると、早くもクリスマスシーズンの到来です。
クリスマスシーズンがいち早く訪れるのは飲み物から。
写真左はJulmust ユールムスト。クリスマスの時期だけ発売されるクリスマス限定ドリンク。
11月になるとスーパーのドリンク売り場の半分は占めてるんじゃないかと思われます。
炭酸強めで、味はコーラをさっぱりさせた感じ。コーラとあんまり変わらない。ホスト宅の夫君の好物だったので常に常備されてました(入院するまで)。
ちなみに、春のイースターの季節になるとPåskmust ポスクムストと名前を買えて販売されるそうです。
じゃー夏と秋も名前変えて発売されてんの?と聞いたら「これがなぜか夏と秋はないんだよね…」と心底残念そうだった夫君。
真ん中の写真はクリスマスの代表選手、Glögg グロッグ。これはまさしくクリスマスだけしか飲めません!
赤ワインにスパイスを加えてあたためた飲み物。夫君はこのまま常温でごくごく飲んでましたけどね。
私はお酒が飲めないのでにおいだけでクラクラしそう。
ところが驚いた事に、アルコールフリーのグロッグもあった!
それならと飲んでみたら、赤ワインの風味はするものの味はジュース。これならおいしい。
写真右もクリスマス限定ドリンク。なんと、ジンジャークッッキー味のスパークリングウォーター!
斬新すぎて、LOKAって冒険するなーと感心すらしてしまいます。ネタ切れなのかな。
好奇心で買ってみましたが、飲んでみたらほんとにジンジャークッキーの味がした…!でも水なんです。ジンジャークッキー味の水。
なんだかとっても複雑な気分だった。
ジンジャークッキーといえば、上の写真にも載っていますが、クリスマス定番のお菓子。
この香りをかぐと「あぁクリスマスだなぁ」と思います。
でも、べたべたに甘くてあんまり好きじゃないので、私はあんまり進んで食べません。
そんなおり、夫君が糖尿病になった後に買って来たのがこれ。
シュガーフリーのジンジャークッキーです。
売ってるんだ!?という驚き。探したんだ!?
グロッグのときも同じく驚いたけど。
そんなに食べたいんだね、クリスマスにジンジャークッキーを…。
シュガーフリーなら、そんなに甘くないかな、と思い食べてみたところ、これは甘過ぎずサクサクと軽い食感でとってもおいしかった。
これ、お土産に買ってくれば良かったなぁ。

11月のある日、糖尿病になる前、夫君が料理をしていたので「何を作ってるの?」と聞いたら「ケーキを焼いてるんだよ」という。
友達のバースデイパーティがあるのでケーキを焼いて持っていくらしい。
しかも、夫君の家に伝わる伝統的なケーキだとか。
おばあちゃんがノルウェー人なのでどちらかというとスウェーデンのケーキというよりノルウェーのケーキみたい。
奥さんいわく「このケーキは夫君が作らないとおいしくないの。同じレシピでも他の人が作ると違うんだよね」だそう。
わくわくしながら出来上がりを待ち、焼き上がったものを少しもらって食べてみました。
うまー!!
シナモンがすごく効いていて、甘いだけじゃなく風味が豊か。
夫君が「牛乳と一緒に食べるとまたうまいんだよ〜」と言うので試しに牛乳も添えてみた 。
うまー!!!
ふだん牛乳は飲まないけど、ケーキ・牛乳・ケーキ・牛乳と口にすると、口の中でケーキの甘さと冷たい牛乳が混じりあってたまらんおいしさ。
おいしさにもだえながら食べてました。