ヨーテボリ郊外の絶景観光地

友達夫婦が住む村から少し離れた場所に絶景の観光地がありました。

ぜひ私を連れて行きたい場所がある、と車を出してくれました。
本当に景色がきれい!!
これが、スウェーデン第二の都市ヨーテボリから車で一時間。
これは引っ越したくなるなぁ。
到着した場所は、Tjörnbronという名前の橋。
Tjörnという島にかかっている橋です。
この島はスウェーデンでも人気の観光地だそう。
夏になると、スウェーデン国内だけでなくドイツや他ヨーロッパからも観光客がやってくるらしい。
それも、キャンピングカーで。
私たちがいるのはTjörnbro Parkという、レストラン一軒ある高台。
夫君は「ここでみんな写真を撮るんだよ」と言うので、「じゃ私も写真撮って!」と言ったらカメラを持ってどんどん遠ざかる。
大丈夫かなーと思ったけど「バッチリだよ!」と言うので見てみたら、私小さ〜い。
完全に橋主役。
これじゃ私かどうかわからないじゃん。

有名人も愛する風景

Tjörnbronの近くにはとても広いキャンプ地や小さなコテージがたくさん並び、まさにリゾート地といったようす。
そこからさらに車を走らせ、ちょっとした森に続く道を進む。
駐車場に車を停め、さらに松の森のなかの道を歩いて行くと砂浜と水面が見えた。
ここは湾になっていて、夏は泳げるらしい。
わ〜すごくスウェーデンらしい風景。
スウェーデン人は夏になると湖や海などの水辺に行きたがります。
ロッタちゃん一家がピクニックしたのも池のそば。
映画『やかまし村の子供たち』でも、子供たちが砂ぼこりで汚れた服を脱いで湖に飛び込んでました。
もう肌寒いので他にぽつぽつしか人がいなかったけど、ここもこのへんでは人気の場所だそう。
なんと、すぐ脇の森の上にある家はバンド、カーディガンズのメンバーのサマーハウスらしい!
見に行ってみたら、なんと道の途中にある門(と言っても腰ぐらいの高さ)が閉まってた。
もう夏も終わりだからね〜。残念。
砂浜からは、Tjörnbronが夕陽の影になってとてもきれいでした。

友達と息子くんを保育園に送って行った後、ヨットがたくさん停泊している小さなハーバーがあるから行ってみない?と誘われました。
途中、小さな村を通ったのですが、これがもうとってもかわいいのです!
小さな一軒家が建ち並んでいるのですが、どのお家もまるでおもちゃのお家みたい。
そう、例えるなら”シルバニアファミリー”のお家。
二階建てでなく平屋で、赤れんが色の壁と白い柱の伝統的なスウェーデンの家。
やかまし村のお家が、庭などもっと手入れされてかわいらしくなった感じです。
「かわいい〜!!」と身悶えしていたら、友達が「でしょ!? まるでファンタジーの街並みたいだよね」と言ってましたがまさにそう。
ドイツのロマンチック街道あたりの街並をもちっとおとなしくさせて小さくした感じ。
写真を撮りたくてうずうずしたけど、これだけかわいいのに観光地でもなく一般のお宅なのでガマンしました。
かわいい村からさらに歩くと、遠くに水面が見えた。 ちらほら立派な門構えのおしゃれな豪邸が現れ、水面沿いにスイムハウスやヨットが見え始めた。
右に豪邸、左に海とヨット。
リ、リゾート…。
こんなところに住むのってすごいな。
さらに少し進むと、湾に出ました。
曇っているのがちょっと残念だけど、広く続く水面がわずかに波打ってとても気持ちいい。
水際に岩なのがちょっと珍しい。
しばらくここでぼんやりと友達とおしゃべり。
彼女は29歳で若く生活の場もスタイルも全く違ううえに私は英語がうまくないのに、なぜかおしゃべりが止まらずとても楽しい。
こういう友達と出会えるきっかけになったAirbnbは、私にとってはただの宿泊ツールじゃないんです。

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