ヘルシンキで食べた!

ヘルシンキのカフェ画像 今回食べたのはこちらのお店。
とってもおいしいかったもの、失敗したもの、ヘルシンキならではの味をご紹介します!

・Johan & Nyström スウェーデンのカフェでわんこと出会う
・Old Market Hall 観光地のマーケットは混んでいる
・Karl Fazer Cafe 有名チョコレートブランドのカフェ
・SOMA スシ・ブリトーって?
・El Fant 観光地のほっこりカフェ
・Cafe Kuppi&Muffin 絶品カップケーキ!
・6K Street Gastroのうまうまラム肉のサンドイッチ

※旅行時のレート、1ユーロ=115円

Johan & Nyström

ヘルシンキのカフェ画像

Johan & Nyström(ヨハン&ニィストローム)

このカフェはスウェーデンのカフェです。
最初からヘルシンキのお店でなくごめんなさい。
スウェーデンでこのカフェに行きそびれたので、行きたいな〜と思い続けていたところヘルシンキにもあることが判明。
これは行かねば!と決めて行ってきました。

場所はウスペンスキー寺院の裏手。
街の中心から少し離れていますが、ウスペンスキー寺院に来たついでに寄るのにはちょうどいい。
赤レンガの建物の一角にカフェがあります。
すぐ目の前は海。
きれいに並ぶ建物と小さな港、そして時々船がゆるゆる通ったりします。
冬は寒いからムリだけど、夏は外のテーブルで景色を見ながらコーヒーを飲んだら最高だろうなぁ。
Johan & Nyströmの画像 ヘルシンキのカフェ画像
ヘルシンキのわんこ画像 一階が満席だったので二階に来て席に座ったら、クッションがマリメッコ!
スウェーデンのカフェでもフィンランドのデザインをリスペクトしていていいですね〜。
夢中で写真を撮ったりして、さぁケーキを…とひとくちぱくっと食べる瞬間、強い視線を感じた。
ふと見ると、わんこがじっと見てました。
思わず吹き出すと、飼い主のおじさまが「あぁ気にしないで!彼女は食べるのが大好きだからつい見ちゃうんだ。 だからって毎回食べ物をあげられないしね。ベッキー、だめだよ。」と言う。
ベッキーは人間の年で70歳くらいの高齢だけど「全く食欲が衰えないんだ」とのこと。
かわいそうだから早く食べちゃおう、ともぐもぐ食べていると、奥の席にいた女性がやって来て「すみません、かわいい犬ですね」と話しかけていた。
女性は「カフェの中に犬がいるのを初めて見ました!暖かいカフェで犬と一緒にいられるなんてステキですね」 と訛りのある英語で話していたので旅行者っぽい。
飼い主のおじさまは「そうなんです。中まで入れるカフェはあまりないのでいつもここに来ちゃうんですよ」と言ってた。
女性が「あの、犬の写真を撮ってもいいですか?」と言うとおじさまが快く承諾していたので、私も便乗して撮らせていただきました。
私が注文したのはホワイトチョコとブルーベリーのケーキ(6.9ユーロ、約790円)と、カプチーノ(3.8ユーロ、約440円)。
ケーキはもったり。うーん、ホワイトチョコとブルーベリーが合わなくていまいち…。
Rawケーキ(焼いていない生のケーキ)なのでちょっと舌触りが重い。焼き菓子だったら合うのかも。
コーヒーはもちろんおいしかったです。

  ヘルシンキのケーキ画像   ヘルシンキの海の画像

Old Market Hall

港のそばにあるオールド・マーケット

実は、宿泊していたホテルの隣です。
この中にあるSTORYというお店でランチを食べたかったのですが、13時頃に行ったら満席。
仕方ないのでランチを断念して別の店でマカロンを買ってみました。
ベリー味のマカロン。
見た目はおいしそうでしたが、べたべたに甘かったです。

ヘルシンキのカフェ画像 ヘルシンキのカフェ画像

Karl Fazer Café

フィンランドを代表するチョコレートメーカー、Fazer

Fazerのカフェがあります。
ここは10年前に来たので今回は別のお店に行きたかったのですが、その店がどうしても見つからず、お腹が空いて疲れたので 「もうファッツェルカフェでいい!」とやけくそで入った感じです。
オープンサンドイッチ(7.9ユーロ、約900円)、シナモン・チョコレートドリンク(4.8ユーロ、約552円)。
オープンサンドイッチは、トマトソースの上になすやビーツなどの野菜が盛られ、その上にヤギのチーズが乗っています。
日本では絶対に食べられないメニューだと思って選びました。
ラタトゥイユみたいでおいしい。チーズもさっぱりしてるので合います。
ただ、量が多かった。
あたたかいものが食べたかったので、なおさら飽きてしまいました。
そしてそんな状態で口にしたシナモンのチョコレートドリンクは、あたたかいものの重くてちょっと辛かった。
いろいろ失敗…。

ヘルシンキのカフェ画像 ヘルシンキのカフェ画像

SOMA

SOMAは”Sushi Burritto”のお店

スシ・ブリトーって何?と思ったら、粉の生地で具を巻く代わりにお米を使って巻いたもの。
見た目はちょっと太巻きに似てなくもない。
お店に入ってみると、メニューの名前が"Tokyo Bitch"とか"Flying Porco Rosso"(ジブリ…)とか、明らかに日本意識。
でも、肝心の中身がフィンランド語でよくわからない…と言ったら、店員さんが英語で教えてくれました。
お魚が食べたかったので、スモークサーモンを持ち帰りで注文。
スモークサーモンは、その名も"Smoky Harakiri"。(14.5ユーロ、約1,660円)
英語訛りで「スモーキー・はぅらきぃぅり、プリーズ」って言うの、一瞬躊躇した。
思い切って注文すると、なんと注文してから店員さんがその場で作てくれるのです!
巻きすの上に具をモリモリ乗せて、ぐっぐっと巻いてます。
おぉ〜!と感心していると、ちょっと照れているフィンランド女子。
わ〜すごい!練習した?と聞いたら「Yeah, a lot.」(うん、たくさん)だそうです。
ホテルで食べてみたら、これがまたおいしいんです!
具はブリトーなので、ソースはクリーミー。どっちかというと、ツナマヨに似てる。
でもまさか、フィンランドでゴマふって海苔で巻いたごはんを食べられるとは思わなかった。
ただ、量がすごく多いので2人でシェアか、死にそうにお腹空いてる時でないと女性は食べきれないかも。

SOMA 公式サイト(フィンランド語)

ヘルシンキのカフェ画像 ヘルシンキのカフェ画像

El Fant

ヘルシンキのホテル画像

ヘルシンキ大聖堂の近くにある便利なカフェ、El Fant

エルファント、と読むのかな。
便利なだけでなく、とても居心地のいいカフェです。
早い時間にランチを食べたので小腹が空いたのと、暖まりたくてこのカフェに入りました。
バナナチョコケーキとカプチーノを注文。
ケーキはしっとりして甘さ控えめ。
とてもおいしかった!
珍しく持ち手のないカップで出されたカプチーノを両手で持つと、じわじわあたたかくなってほっこり。
こちらもバナナケーキによく合う苦みのきいたカプチーノでおいしかった〜。

ここの内装はシンプルだけどセンス良く、座席数も多くない。
13時くらいに行ったらランチ時というのもあり、テーブル席はいっぱい。
壁沿いのカウンター席が空いていたのでそこに座りました。
後ろのテーブル席は熟年〜高齢の男女6人くらいのグループが話に花を咲かせて賑やか。
彼らの話しが何気なく聞こえてきたのがスウェーデン語。
フィンランドはスウェーデン語も公用語だということはガイドブックで読んでいたけど、こうして話している人がいると実感します。
さて、じゅうぶんに休んで体があたたまったら、カフェではトイレを借りるのを忘れずに。

El Fant 公式サイト(フィンランド語)

ヘルシンキのカフェ画像 ヘルシンキのカフェ画像

Cafe Kuppi & Muffini

こじんまりしたかわいいカフェでおいしいスィーツ

15時半くらいに着いたとき、空いている席は窓際のロッキングチェアのみ。
疲れていたし暖まりたかったので、その席でもいいです!と言ってみたものの、実際に座ってみたらぐるんぐるんと揺れてとても食べられない。
まいったなーと思いながらカプチーノ(4.5ユーロ、約520円)を飲んでいたら、気の毒に思ったのかランチを食べ終わった一組が席を立ってくれました。
速攻で席を移り、ほっとひと休み。
ココナツ・バニラのカップケーキ(4ユーロ、約460円)はものすごくおいしくてとろけた。
ココナツの風味とバニラのやさしい甘さがぴったり合って、本当においしかった。
見た目も、スノードームみたいで雪の日にぴったり!

Cafe Kuppi & Muffini 公式サイト(フィンランド語)

ヘルシンキのカフェ画像 ヘルシンキのカフェ画像

ヘルシンキのカフェ画像

ショッピングセンターKamppiの地下にあるフードコート

おいしそうなお店がいくつか入っているので、楽しみにして行ってみました。
フィッシュ&チップスや中華のお店もおいしそうだけど、ヘルシンキでしか食べられなそうなお店STREET GASTROに決めた。
路面店もあるのですが、ちょっと行くのが面倒だったのでこちらで買ってホテルへお持ち帰り。
おそらくここでしか食べられない、ラム肉のサンドイッチ。
チーズも入れる?と聞かれたので、入れてもらいました。
計13ユーロ、約1,500円。
パンはハンバーガーのバンズと違い、ちゃんと焼いてあるので香ばしい。
私はラム肉が好きなので、ほんとうにおいしかった〜!
ちょっと大きかったけど、ぺろっと食べちゃいました。
あぁまた食べたい。
次回は路面店で食べてみたいな。

6K 公式サイト(フィンランド語。メニューは英語のものもあります)

ヘルシンキのカフェ画像 ヘルシンキのカフェ画像

まとめと反省

今回、一日目は街の位置感覚がわからず、行きたかったお店に行くタイミングを失いまくって満足な食体験ができなかったのが悔しい。
その反省から、二日目はタイミングに場所を合わせてうまく行きたかった店に行けた。
でも、行きたかった店はその何倍もあったので、一日目のロスがやっぱり悔しい。
またリベンジしておいしいものいっぱい食べたい!
下記の地図は私が今回訪れたカフェやお店の地図です。