ヘルシンキでお買い物

北欧のフィンランド、ヘルシンキを訪れたら行くのはまずマリメッコ?ムーミンショップ?
もちろん定番もいいけど、できれば現地でしか手に入らないものを探したい!
それに、現地でしかわからないお店の雰囲気や、店員さんとのやりとりも旅の楽しみのひとつ。
ヘルシンキのお土産探しに、自分へのご褒美探しにいろんなお店を見てみましょう!

・ムーミン・ショップ やっぱり外せないムーミン
・HAM Store アート美術館のショップ
・アカデミア書店 アァルトデザインの本屋さんにもムーミン
・Costo かっこかわいい帽子屋さん
・TRE 90%フィンランドデザイン
・Kauniste 今イチオシのかわいい雑貨屋さん
・Iittala フィンランドの宝石達
番外編:KENZO×H&M コラボ商品をゲット

(旅行時1ユーロ=115円)

ムーミン・ショップ

ムーミンショップ画像

やっぱり、フィンランドといえばムーミン。

ということで、ムーミン・ショップへ行ってみました。
ショッピングセンターFORUMの2階にあります。
予想よりもちょっと小さいお店だった。
子供服が少しと、雑貨や食器など商品の種類ではヘルシンキ一番かも。
でも、子供へのお土産になるおもちゃがほとんどないのです。
そこで、私が買ったのはパズル。
5歳がパズル好きなのです。
あとは、会社の部署の人たちへお土産のチョコレート。 バラして配りました。
キャラシールが付いてないのもあるので注意です。
1歳児にあげられるようなものはなかったなぁ。
ぬいぐるみはもう持ってるので、もちっとベビー服とかグッズがあると良かったな。
かわいいものや雑貨好き女子は、たぶん楽しいと思います。
買い過ぎないように〜。

ムーミンのパズル画像 ムーミンチョコ画像

アカデミア書店 Akateeminen Kirjakauppa

キッズ・コーナーがおすすめ!

妹から、甥っ子がいまお気に入りの本のシリーズの他の本(洋書)を頼まれていたので探しに行ってみました。
ヘルシンキの本屋さんといえば、もちろんアカデミア書店。
アカデミア書店はアァルトカフェが有名ですが、本来は本屋さんです。
子供向けの本は一階の奥にあり、ちょうどアァルトカフェの真下。
探していた本はなかったのですが、さすがフィンランド。ここにもムーミンコーナーがありました。
グッズもありますが、本屋さんなのでやっぱり本の種類が豊富!
英語の本があったので、良さそうな本を一冊購入。
英語の本は日本で買うよりもずっと安いのでおすすめ。
今はふたりの甥っ子のお気に入りです。
ヘルシンキのお店画像 ヘルシンキのお店画像

Costo

かわいい帽子とかっこいいTシャツのお店

ヘルシンキで見つけたお気に入りのお店のひとつが、帽子屋さんのCosto
帽子はニットやキャスケットなどいくつかのタイプがあり、色と素材もたくさんあるなかから選べます。
そして、なんと、帽子につけるポンポンの色も自分で決めて買えるんです。
パッと見ただけではわかりませんが、帽子のトップにボタン穴が開いていて、ポンポンにはボタンが付いてます。
なので、ポンポンを違うカラーでいくつか買って気分で付け替え可能。
すごいアイディア!!
サイズも聞くとストックから出してくれます。
あんまりかわいいので、甥っ子ふたりにポンポンの色違いおそろで購入。
かわいいのはもちろん、人混みのなかでも見つけやすいのですぐ迷子になっちゃう子へのお土産におすすめ!
ヘルシンキの帽子屋さん画像 ポンポン帽子画像
そして、私が訪れたお店はCostoとPure Westという洋服ブランドとの複合店でした。
洋服はたぶんメンズ中心なのかな?シンプルでメンズライクなデザインのものが多かった。
Tシャツやパーカーなどかっこいいプリントだったので、義理の弟にお土産。
よくタグを見たら、なんと100%リサイクルの生地で作られているらしい!
そのためか、新品なのにこなれた感じがしてます。
店内もかっこいいので、ヘルシンキではかなりお気に入りのお店!
FORUMの裏なので、機会があれば是非。

ヘルシンキの帽子屋さん画像 ヘルシンキのTシャツ画像

TRE

90%フィンランドデザイン、100%ステキな商品。

ムーミンショップ画像 フィンランドデザインをまとめて見たいなら、TREがおすすめです。
フィンランドデザインの雑貨、食器、洋服など、お店にぎゅっとつまっています。
しかも、ヘルシンキ中央駅から徒歩5分。
今回は何も購入しませんでしたが、かなり心が揺れた〜。
お店の奥はカフェになっているようで、くつろいでいるひとたちの姿が見えました。
あんまり時間がないけどフィンランドデザインを見たい!という方におすすめです。
すてきな一品が見つかるかもしれません。

画像は 公式サイトからお借りしました

カウニステ Kauniste

ヘルシンキで今一番かわいい雑貨屋さん

ヘルシンキ旅行の前に、「ここだけは絶対行く!」と決めていた店が、Kauniste(カウニステ)です。
カウニステはテキスタイルのブランドで、お店では布はもちろん布を使った商品を販売しています。
日本でも展示販売をされたことがあるので知っている方も多いかも。
カウニステ店内画像 テキスタイルを使った商品以外にもアクセサリーや小物、ジャムやお茶、ボディケア用品なども置いているセレクトショップ。
どれもこれも、センスが一貫していてかわいいのです。
お店に入った瞬間、心がときめくよ。
あれこれ悩んで購入したのは、小さなトートバッグとスポンジワイプ。
このトートバッグはランチバッグくらいの小ささなのですが、裏地が別布で作られていて、そのかわいさと丁寧なつくりに感動…。
トートバッグは18ユーロ、約2,000円。
スポンジワイプ5ユーロ、約575円。
購入したとき、しおり3枚とカタログもくれました。
そしてメガネっ娘の店員さんは「明日、Aleksanterinkatuのほうに新しいお店がオープンするんです。もし良かったら来てみてくださいね」と言ってくれました。
新しいお店がオープンする事はカウニステのインスタグラムをフォローしているので知ってました。
でも明日とは知らなかったのでびっくり。
たった2日間の滞在で新店のオープンにあたるなんて!
絶対行きます!と店員さんに話してお店を出ました。
ヘルシンキのカフェ画像 ヘルシンキのカフェ画像

カウニステ Kauniste 新店オープン!

翌日、お昼過ぎに新しいお店に行ってみました。
お店の場所は、ヘルシンキ大聖堂のある広場Senaatintoriの目の前。その立地にしてこの店構え。
ヘルシンキの雑貨屋さん画像 日本人女性なら絶対無視できないと思われます。
私が昨日行ったお店と置いてある物は同じなのですが、新店のほうが便利な場所にあるので行きやすい。
この日店員さんはふたりいて、昨日もうひとつのお店で接客してくれたメガネっ娘さんもいました。
店内を物色しているとき、そのメガネっ娘さんが「あのー、昨日もうひとつのお店に来てくれた方ですよね? 今日新店に来るって話してたから覚えてたんです」と声をかけてくれました。
その後、他にお客さんもあまりいなかったのでもう1人の店員さんと3人でおしゃべり。
お店の名前『Kauniste』はフィンランド語で、「Beauty」「Pretty」、「かわいい」「美しい」「素晴らしい」というような意味なんだそう。
この日に購入したのは、バッグとポーチ 各24ユーロ、トレイ 29.5ユーロ、お茶 12ユーロで、合計89.5ユーロ。約10,290円。
でも、この日はオープン初日ということで全品20%オフ!
税金などコミコミで合計71.6ユーロ。約8,230円。
なんてラッキー!
とても居心地のいいお店で、店員さんたちとのおしゃべりも楽しかったので「フィンランドに住むのもいいな」 と一瞬思いました。

これからこのお店はどんどん人気が出てお店も大人気になると思います。
雑貨もテキスタイルも北欧らしく日本人女性が好きそうなものばかりなので、お土産にもぴったり!
来年には店内がとてもにぎやかになっているだろうな。
ぜひ、ヘルシンキに旅をしたら、訪れてみて下さい。

ヘルシンキのお茶画像 カウニステのお土産画像

Iittala イッタラ

イッタラのすごい日本人

有名なフィンランドのガラスと陶器のブランドと言えば、イッタラ。
私的に、陶器はグスタフスベリ、ガラスはイッタラ。
イッタラのガラスはカラーリングが他とはちょっと違う感じがして、とても私好み。
オブジェ以外も日用品でありながらアートピースのような美しいデザインでうっとりしちゃいます。
ヘルシンキを訪れる方のほとんどが、イッタラの商品をお土産に買うことが多いんじゃないでしょうか。
以前見たガイドブックに、ヘルシンキのイッタラショップの一角がヴィンテージのイッタラが飾られていて美術館のようになっていると書いてあるのを見ました。
ちょうどアラビア工場の博物館が閉館していたので、ぜひとも本物のイッタラを見たい!!と意気込んでイッタラ本店へ。
イッタラのバードカタログ画像 入ってみるとどこにもそんなスペースがあるようすもなく、普通のお店…。
あれー?とキョロキョロしていると「何かお探しですか?」と日本語で声をかけられました。
見ると、小柄な日本人の女性。店員さんのようです。
さすが日本人に人気のイッタラだ…と感心しつつ「実は、以前ガイドブックで…」と話してみると、「んー、今はそういうものはないですねぇ…」との答え。
がっかりしながら「特にイッタラのバードシリーズが好きで、これまでのシリーズが見られたらなぁと思って来たんです」と言うと、 店員さんは「それでしたら、過去の作品全部ではありませんがちょうどこちらにコーナーがあるので、ぜひ見てみてください」 「興味があるのでしたら私が説明しますので、美術館気分でご覧いただければ」とまで言ってくれるではないですか。
それなら…と言葉に甘えて、バードシリーズの複雑で手間のかかる作成過程、職人技の結晶であること、 さらには独特の色を産みだしたフィンランドガラスの歴史まで、それはもう丁寧に細かくお話をしてくれました。
おまけにアァルトのベースについての話もしてもらいました。
イッタラとフィンランドにとどまらず北欧の陶器ガラスブランドまで幅広く深い知識は、店員さんというより 本当にワンツーマンで美術館の文芸員の方にエスコートをしてもらっているようで、心から感動…。
ただの日本人観光客相手の店員さんではなかった。すごい。
そしてまた、旧作から新作までのバードたちの美しい姿にも感動。泣きたくなるほどの美しさです。
しかも、お手頃なものは2万円台とかで買えなくもない値段。
うわー欲しいーとしばらく悩んだものの、「ひとつ買ったら止まらない」のは間違いないので、ひとまずおあずけに。
ガラスのケースでも買って帰ろうかな、と思ったら、バードシリーズを陶器にしたクリスマス・オーナメントを発見。
ガラスじゃないけど、その陶器のなめらかな手触りの良さとかわいいシルエットに魅かれて購入。
小さくて荷物がかさばらないのもいい。
美術館はなかったけど、それ以上に楽しい体験ができました。
お名前を聞くのを忘れてしまったけど、ヘルシンキのイッタラ本店の日本人店員さん、本当にありがとうございました!

ヘルシンキのカフェ画像 イッタラのカタログ画像

番外編:KENZO×H&M

H&Mとハイエンド・ブランドのコラボ

フィンランド旅行のときにたまたまKENZO&H&Mコラボの発売が重なったため、お店に行ってみました!
朝8時から販売開始だったのですが、到着した翌日だったので起きれず。
9時くらいにお店に行ってみました。
お店に向かう途中、コラボの紙袋を持っている人たちとすれ違ったりしてドキドキ。
まず路面店のAleksanterinkatu店へ。
お店の中はカオスでした。
やっぱりスウェーデンに比べると売り場面積が狭いので、数も少なそう。

ヘルシンキのカフェ画像 イッタラのカタログ画像
そして、やっぱりTシャツとかジャケットとかシンプルで使えそうなものはもう既になかった。
あれこれ見てる間にもどんどん取られていくので、とりあえず気になったものを持って、後で少し離れた場所でじっくり検討。
…というのをみんなやってるので、ひょっこり商品が戻って来たりする。
その中で購入したものはクラッチバッグと黒いブラウス。
クラッチはたぶんiPadとか入れるのかな。
でも私は普通にバッグとして使うつもりです。
ブラウスは黒いのでわかりずらいですが、襟にはビーズでトラのモチーフが付いています。
かわいい。

ヘルシンキのカフェ画像 イッタラのカタログ画像
H&Mコラボ画像 次はショッピングセンターFORUMの中のお店へ。
中央の吹き抜けに大きな宣伝ポスターが!
でもこっちのほうが商品が少なくなってた。
人も全然いない。
ちなみに店内写真の右端に写っているスーツの男性はセキュリティの人。
いつもコラボ発売日はスーツ姿のセキュリティの人達が目を光らせています。
路面店で迷ったトートバッグがこちらにもあったので、やっぱり迷って、迷ったものは買わずに後悔する事が多いので購入。
トートバッグ(小)
これは本革なので約1万円。
やっぱり今は買って良かったと満足してます!
大きな紙袋がふたつもあるので、まだ午前中にも関わらず一旦ホテルに荷物を置きに戻りました。
もうこの時点で何やら達成感。
海外旅行中にH&Mコラボの発売が重なったら、ぜひお店に行ってみるのをオススメします。

ヘルシンキのカフェ画像 イッタラのカタログ画像
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