代官山UNITで行われた"北欧music night 2012"。
そのDJアフターパーティが渋谷Trump Roomで行われました。
フライヤーを見てびっくり。
Lo-Fi-Fnkの文字がひときわ目立ちます。
こちらでも北欧music nightメンバーではLo-Fi-Fnkがトリですよ!
"北欧music night 2012"が終わったのが23時前。
スタッフの方に聞いたところによると2時からLFFのDJが始まるということなので、まずは食事です。
友達のだんなさんや仲間と落ち合い、のんびり食事をしてバーで飲んでまったり。
2時前にTrump Roomに到着。

このクラブ?バー?に来たのも初めて。
めっきり夜遊びしなくなったのでこんな店があるのを知らなかった。
まずはエントランスで入場料を払います。
"北欧music night 2012"のチケットを持っていれば500円!
Trump Roomは縦に(横?)細長い作りで、そんなに広くない。
LFFは5階でDJらしい。5階!!
狭い階段を上って行くと、それぞれのフロアにたくさんの人が。
5階に着くと、豪華な内装に心躍った。
フロア全体が赤とゴールドで飾られてゴージャスな内装。
オレンジ色の灯りのシャンデリアやランプが天井を埋め、ひとつひとつは落ち着いた灯りでもこれだけあると眩しいくらい。
フロアの両側の壁に沿ってゆったりとしたソファが置かれ、中世ヨーロッパ貴族の社交場みたい。
ソファとテーブルのあるバーフロアの奥にダンスフロアがあり、その奥にDJブース。
バーフロアはそんなに人も多くなくソファも空いているくらいなのに、ダンスフロアはぎゅうぎゅうに人が詰め込まれてもみくちゃ。
私たちが着いたときはa-haとか80年代の曲がどんどん流れてました。
嫌いじゃないんだけど、私は過去に流行した音楽にノスタルジーをおぼえないほうなので、いまいち…。
それにしても、外国人がすごく多い。
"北欧music night"の出演者やそっちから流れてきたお客さんもいるからだろうけど、それ以外の普通のお客さんもたくさんいるようす。
普段もこうなのかな?
午前2時近く、LFFの二人が登場。
やった〜フロアへGo〜♪
人でぎゅうぎゅうのダンスフロアへ突入したらほんとにぎゅうぎゅうだった。
体が大きな男性も多いし私の体は小さいし、まるで壁があちこちにある感じ。
とにかく息ができる所まで進もう!とどうにかこうにか人をかき分けて進んで、気がつくと前から数人のところにいた。
みんなDJブースの正面に群がっているので、私が辿り着いた場所、ブースに向かって右側のほうは空いてたらしい。
ふうっと一息つくと、LFFのDJが始まった。
Leoが主にDJをして、AugustがMCと盛り上げ役。
始まった早々Augustがフロア乱入。
でもライブとは違って人が殺到する事もなく、穏やかに盛り上がってAugustはブースに戻って行きました。
にしても、選曲が普通にかっこいい。
思わずLFFがDJだということを忘れてしまいそうです。
曲に没頭して踊って、ふと目を上げるとそこにLFFがいる…
あぁなんて幸せ…。
Leoは緊張しているのか、時々つなぎをミスったり。
それでもニコニコしてフロアを見るLeo。いいなぁ、このユルさ。
途中でLeoがブースの外に出てきたので、私の横を通り過ぎるとき「イエ〜♪」と言ってみたところ、あ、という感じで立ち止まり「タバコ持ってる?」と聞かれました。
「持ってない…ソーリー」と言って「Anyone...」と振り返ってみると、みんなゆらゆら踊りながらニコニコとこちらを見ている。
でもタバコを吸ってる人がいなそうだったので「No one...」とLeoを見ると、すっっっごくがっかりした様子でブースへ戻って行きました。
あの、ファンがニコニコしながらこちらを見ているのがとっても微笑ましかったなぁ。

ところで私がタバコを辞めて約一年。時々もらいタバコをするものの、タバコを持ち歩いていません。
喫煙歴も含めて、この時ほど「タバコ持ってれば良かった!!」と思ったことは一度もないです。
Leoのすごいがっかり感もそうですが、自分自身タバコが吸いたくてたまらなかったからです!
しかも、その後ブースにいた日本人スタッフにも「すみません、タバコあります?(Leoに聞かれたらしい)」と聞かれて、思わず「持ってません。買ってきましょうか!?」って聞いちゃったね。
一度入場すると外に出られないので、スタッフの許可でついでに自分のタバコも買ってきたかったんだけど…

音楽が途切れたな〜と思ったら、「次はスウェーデンのグループの曲です」とKarl X Johanの"Flame"をかけてました。
初めて聴いたけど、突き抜け感がいい感じ。
こういうふうに自国アーティストの曲をかけてくれると嬉しいですね。

それにしても、LFFはライブ同様DJもどこかローカル感があって微笑ましい。
そしてこれは北欧の多くのアーティストに言えることだけど、クリーンな印象を受ける。
お酒をがぶがぶ飲んで悪酔いしたり、いろいろ悪い事をしている人もいるんだろうけど、全体的にクリーンで素直な印象。
そこがのほほん感とか安心感につながって、なんとも言えないあたたかいライブになるのではないかと思います。

*画像がめちゃめちゃ悪いです。
画像をHD720に設定すると少し見やすくなります。
DJも終わりに近づいた頃、"Want U"をかけてくれました!!
自分たちの曲はかけないんじゃないかと思っていたので嬉しかった〜。
たまたまビデオを撮り始めたら"Want U"のイントロがちらっと流れたので「これは!!」と撮り続けたところ、とってもいいムービーが撮れてしまいました。
3人ともかわい過ぎる。
踊るのをちょっと我慢して撮った甲斐があった〜。
ちなみに変なとこを撮っているのは、興奮してカメラの存在を忘れてたせいです。

*画像がめちゃめちゃ悪いです。
画像をHD720に設定すると少し見やすくなります。
午前3時過ぎ、約1時間のDJタイムが終わりました。
ライブに引き続き、DJも大盛況だったようす。
上手いとは言えないけどなかなかいい選曲だったし、なによりメンバーの楽しそうな様子を見ていてこちらも楽しくなった。
あぁやっぱりLFFの音楽ってオリジナルもそうじゃないのも大好き。

その後、AugustもLeoもLinkも外に出てきて飲んだりおしゃべりしたり、東京の夜を楽しんでいました。
私も写真を撮らせてもらったり少しおしゃべりも。
なにせ英語が得意でないので、簡単な会話しかできなかったのが悔しい。
Augustに「また日本に来てください!」と言うと、「もちろん!絶対来るよ!」と体全部でうれしそうに言ってくれたのがすごく印象的だった。
Leoに会った時は「LFFのライブもDJも最高でした!nice,great,amazing,fantastic...awsome!」と思いつく限りの褒め言葉を言うと、「Awfulじゃなくて良かったよ」と笑ってました。
そしてわずかに斜め前を歩いていたLeoに「東京は楽しかった?」と聞いたら間髪入れずに「Yeah!本当に楽しかったよ!」と立ち止まりながらくるっとこちらを振り返って元気よく答えてくれました。
その態度とキラキラした笑顔から、心からの言葉だとわかったのでちょっと泣きそうになりました。
日本に来てくれるのを心待ちにしていたファンとしては、LFFのふたりが日本でのライブを、DJを、滞在を楽しんでくれたことが何よりもうれしかった。

とにかく、ふたりともとってもフレンドリーで優しくていい人。
ビデオや写真から受けるイメージから、かなりクールでとっつきにくそうだと思っていたのですが、全く逆でした。
ちなみにLinkは酔うとおしゃべりになるらしく(シラフでもおしゃべり?)、後半はいろんな人をつかまえてしゃべりまくってました。
ちょっとやんちゃなところが弟らしくてかわいかったです。

今でも、あの夜は夢だったのかもしれない、と思うことがあります。
写真を撮っていなかったら、現実だったと信じられないかも。
それくらい、楽しくて幸せで胸がいっぱいになった夜だった。
あんな夜は、もう2度とないでしょう。
もしLFFが再来日したときは、2度目の日本なのでやっぱり1度目とは違う。
そのときはまた、別の楽しさを味わえるといいなぁ。

また来てね!! I hope you come to Japan again soon, Lo-Fi-Fnk!!!!

"北欧music night 2012"