コペンハーゲンの風景 7月3日私が滞在したとき、Roskildフェスとは別にコペンハーゲンの街ではジャズフェスティバルの真っ最中でした。ストロイエ通りのお店で物色していると、どこからか音楽が聞こえてきました。 外へ出てみると、お揃いジャズフェスTシャツを着たおじさん達が楽器を演奏しながら歩いて来る。 |
道行く人も、なんとなくそのブラスバンドについてぶらぶら歩いててほのぼのしてました。 からっと暑い夏の日差しと青空の下、バンドの音が気持ちよかったです。 一曲終わるたびに「おぉ~」と拍手が起こったりしてました。 ![]() いろーんな人がここでくつろいでいました。 デンマーク名物(?)のホットドッグ屋台で購入して食べてみたところ、あたたかくてすごーくおいしかったです。 デンマークのホットドッグは筒状のパンの中にケチャップをちゅう~と入れ、ソーセージをぐっと差し込む形。 ケチャップやソーセージがはみ出さず、キレイに食べられます。 |
広場の近くを歩いているとき、私と同じロスキレフェスのリストバンドを腕に着けている人をちらほら見かけました。 コペンに泊まっている人なのか、フェス会場でキャンプをしている人なのかわかりませんが、「仲間だ!」と思うとなんか嬉しかった。 ストロイエ通りを歩いていると、大型CD店”Fona2000”を発見。 さっそく入ってみると、一階はテレビやオーディオなどの家電と関連グッズのフロアで、2階にCDとDVDが置かれていました。 JuniorSeniorの商品で持ってないものがあったら買おう!と意気込んで物色してみると、噂通り、どれもビニールに入っていなくてケースむきだしのまま。 持ってみるとすごく軽くて、本当にディスクは入ってないんだぁとびっくりした。 階段の脇にはレジが3台あって、その手前に長ーいカウンターがあってそのカウンターの奥に図書館のような大きな棚がたくさんあった。 店内の様子を観ていると、CDのケースを何十枚も持ってカウンターへ行く人が何人もいる。 カウンターにケースの山を置くと、カウンターの中の店員さんがどんどん中身のディスクを持ってきて、持ってきたものからみんなどしどし試聴している。 その試聴したものの中で気に入ったものがあれば、レジに持って行って清算するシステムのようでした。 へ~!と感心しながら見ていると、CDを持って行かずに店員さんに何か尋ねている人もいたので、私もカウンターへそろそろっと近寄って若い男の子の店員さんに「あのう、ビニールはありますか?」と聞いてみた。 |
JuniorSeniorのサイトに、Brand new vinyl デンマーク限定発売!と書いてあったので、英語でアナログレコードは”ビニール”と言うんだなと思ったんだけど…。 あっさり「えっと…なんですか?もう一度。」と聞き返されてしまった。 「ビニールです。うんと…レコード。」と手で丸く形を示すと、「あぁ、レコード盤は置いてないんです。」と言われた。 少しがっかりしていると、そのかわいい店員さんは「うーん、あんまりよくわからないんだけど、レコードなら"GUF"(ガフ)にあると思うよ」と教えてくれた。 「ガフ?」「Yes."GUF".」ガフって?と思いながらお礼を言ってお店を出た。 そのあと、ストロイエの裏道あたりをウロウロしていたらアナログを置いているお店を発見。 おぉ~!と店内に入ってみると、そこが"GUF"という名前のアナログ専門店だったのです。 お店の名前だったのかあ、と納得して物色してみたけど、発売から日数が経っているせいか、JuniorSeniorの商品はなかった。 デンマークの音楽雑誌もたくさんあったので、JuniorSeniorが載っている雑誌を買う。 レジでお金を払うと、レジのパンクお姉さんは特に袋に入れるでもなく、シールを貼るわけでもなく、雑誌はレジの上に置かれたままだったので「あそっか、ここはデンマークなんだっけ…」と改めて思った。 でもやっぱりおそるおそる雑誌を持って外へ出てしまうんだけど、万引きに間違われることもなかった。 こちらでは当たり前なんだろうけど、日本では当たり前ではないのです。 エコ人間の私はとても感動して、3冊の重い雑誌を抱えてまた暑い街を歩きはじめました。 |
ブラックダイヤモンドの目の前は運河。観光ボートも出てました。 写真には写ってないですが、上半身裸(女性はブラ)で日光浴する人多数。 向かい岸にある建物は集合住宅だそうです。 |
![]() それも、ほとんどが音楽や演劇関係のもの。 時々、個人のアート作品のようなポスターもあり、なかなか見応えがありました。 運河沿いを散歩していたらコールドプレイとロイクソップのポスター発見! 特にアルバムリリースやライブの日程などの宣伝文句が一切見えないところがアートっぽい。 |
![]() ふたつの輪っかの間に自転車のタイヤを入れて付属のチェーンでぐるぐる巻くだけ。 こういう簡単な自転車置き場があるのは便利です。 ![]() |
そう、コペンハーゲンといえば自転車天国。 実際にコペンハーゲンに来てみたら、車と同じくらい自転車がびゅんびゅん走ってる。 見ていると、自転車専用の道がちゃんとあるので自転車も気兼ねなくガンガン走れるみたい。 自転車専用道は自転車のマークがあるのでわかりやすい。 交差点はマークだけじゃなくて自転車が通る道を水色で示しているので、自転車だけでなく自動車の運転者もわかりやすい。 日本とは全く違って、自転車も走りやすく道路が整備されているのでとても走りやすそう。 自転車の権利が車と同じくらいなのかな。いいですね。 |
![]() 後ろにカートが付いて引っ張っている自転車は見た事あるけど、前にあるのははじめて見た。 カートにはたいてい子供や買い物をした荷物が入っています。 屋根つきのカートやマリメッコ柄のカートもあり、持ち主の好みが表れています。 歩いていたら、牛柄のカートの自転車が駐車されてました。 かわいい。 |
![]() 「人魚姫」「親指姫」などの物語を書いたクリスチャン・アンデルセンはデンマークの人です。 コペンハーゲンのニューハウンの一角に、かつて住んでいたアパートがありました。 オレンジの壁と白い窓枠。 屋根にぽこぽこくっついている小さな出窓。 まるでおとぎ話のお家みたいでかわいい! |
![]() これぞヨーロッパ!という歴史を感じる重厚な建物です。 衛兵の交代式もあるそうですが、時間が合わなくて見れなかった。 広い敷地は散歩するだけでものんびりできて楽しい。 お土産物屋さんもあって、観光するならマストかな。 |
![]() 会社の人や友達へのお土産も買って、帰国の準備をはじめます。 |