![]() Malmö(マルメ)はスウェーデンで3番目に大きい街です。 上の写真はマルメ市のマーク。かっこいい。 デンマークの空港から電車で30分もかからないのでスウェーデンと言うよりもコペンハーゲンの隣町、といった感覚。 コペンハーゲンよりも小さくて、観光名所もお城くらいなのでガイドブックを見ても「一日でたいていの場所は回れる」と書いてあるくらい。 私は4日間の滞在だったけど、もっといたいなと思ったほど居心地のいい街でした。 |
![]() 平日の午前中はここも通勤か通学なのか人が大勢います。 駅前がバスターミナルなので黒い人の列がたくさん。 毎日がどんよりした曇り空なので人だかりが黒いとますます暗い雰囲気。 冬のヨーロッパは想像とおりにすごく寒くてすごく暗い。 そのうえマルメは海が近くて平らな地形なので風が強く、中央駅周辺は特に寒く感じます。 ターミナルのさらに手前には運河が流れています。 |
![]() なんと運河の上に自転車置き場を作ってしまうという思い切った発想。 雨や雪の日は大変だろうなぁ。 でも車の駐車場はどこにもなかった。 ここも自転車王国なのです。 街を歩いていて気づいたのは、道を渡る時に道ばたに立っていると必ず車が止まってくれること。 たまたまかなと思ったけど、みんな必ず止まってくれる。歩行者優先なのです。 最初はつい車が通り過ぎるのを待っちゃったんだけど、逆に何で渡らないの?って不思議そうにされた。 もちろん信号のある場所は別だけど、とても感心した。 |
![]() まだお昼頃なのにこんなに暗くて、昼間でも室内で電気を付けないといけないほどです。 広場には大きなクリスマスツリーがありました。 日本のキンキラしたカラフルな装飾は見当たらず、どこもこれくらいシンプル。 クリスマスに近づくとまた違うのかもしれないけど、クリスマスに対する姿勢(思想?)の違いがよくわかる。 わたしはこれくらいのちょっとしたわくわく感のほうが好き。 |
右はその並びにある薬局。入り口中央に金のライオン像があるため、ライオン薬局と呼ばれているらしい。 創業1571年!のMalmö最古の薬局だそうです。 中に入ってみればよかった。 |
かなり大きくて、私より大きいくらいです。 こんなのを道のど真ん中へ置いてしまう遊び心がなんともいえません。 |
それくらいボーダフォンショップが多かったMalmö。 テレビでもしょっちゅうCMが流れてた。 見慣れた物を見つけると、嬉しいようなほっとするような、なんだか愉快な気分になります。 ボーダフォンはマークもかわいいしね。 |
午前中からすでにちらほら子供達が遊んでた。 午後に通りかかったらTOYOTAのイベントをやっていました。 HIPHOPが爆音で流れ、ダンサーが踊ってる。 結構人が集まっていて時々拍手が起こる。あぁ、のほほんとしてていいなぁ。 HIPHOPから、突然「戦場のメリークリスマス」が爆音で流れた。 この曲ってこんなに有名なのね~世界の坂本を実感。 |
![]() 日曜になると子供連れで賑わう。 この写真は昼過ぎの1時くらいなのにこの暗さ。 暗くて寒いけど、みんなホットチョコを飲んだりドーナツ食べたりおしゃべりしたりするために外に出てくる。 グスタフ・アドルフ広場には大道芸人がマジックを披露して人だかりができたり、暗い冬を楽しんでました。 クリスマスも、暗い冬を乗り切る為に大切な行事なのだなぁと思う。 ちなみに、ものっすごいヘタなギター弾き(しかも超ナルシスト)がいて、みんな引いてた… |
犬がちらほら散歩してました。 冬の墓地。ものすごいヨーロッパっぽい! ドラキュラいそう~。でも不思議と怖くない。 |
![]() 誰が眠っているのか、立ち入り禁止でした。 時間制限で入ることができるらしく、キャンドルには火が灯っていました。 説明の看板はスウェーデン語だったのでわからずじまい。 |
しばらくぼけっとしていたら、向こうからカヌーがどんぶらこと流れてきました。 グループでおしゃべりしながらのんびりと流れて行くカヌー・・・。 こんな寒いのに、よくわからない。 |
子供に追いかけられてました。 ちなみに、こちらにもカラスがいます。 日本のカラスより小さくて威圧感がないのでかわいく思えます。 |
![]() 夜になるとまるでアーチのようにきらめきます。 昼間も薄暗いので、イルミネーションの明かりがあるとほんのり明るくていい雰囲気。 カラフルじゃないところがまた愛おしい。 |
![]() ![]() お店の中にいたら、なにやら外が騒がしい。 外へ出てみると、向こうからクリスマスのマーチングバンドが行進してきていた。 寒く暗い空の下、バンドの演奏が始まった途端に通りがぱっと華やいで、みんな朗らかな顔に。 コスチュームもかわいい! 1曲終わるたびに通行人も拍手。次どの曲?なんて楽しげに相談してました。 |
本当にとても大きくて、近くを歩くだけで厳かな気分になってしまう。 建物自体かなり黒ずんでいて、歴史を感じます。 教会を眺めているときが、一番「ヨーロッパにいるんだなー」と実感する。 |