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スウェーデンの首都ストックホルム。 4月のストックホルムは空気がひんやりしているけれど太陽が現れるとぽかぽか暖かく、きらきらした光にじわじわと春の訪れを感じました。 水際に行くと風が強くて少し寒いけど、湿度が低いせいかべたべたしないので特に嫌じゃなかった。 |
これはセントラルステーション内の吹き抜けにあったディスプレイ。 イースター(春を祝う祭り)のディスプレイのようで、魔女のぬいぐるみがぶらさがってます。 イースターには子供が魔女の変装をして「お菓子ちょうだい!」と近所のうちを巡るらしい。 ちなみにストックホルムは宮崎アニメ「魔女の宅急便」の街のモデルなんだそうです。 確かにそれらしい風景が所々に。 |
ガムラスタンは水に囲まれている小さな地区。 青い湖と透き通る青空。 空気も清々しく、そこにいてぼけっとしてるだけで幸せ。 |
ガムラスタンは王宮があり、歴史を感じる建物が多い。 毎日お昼くらいに王宮で兵隊さんの楽団演奏が始まります。 ただ演奏するだけじゃなく、スティックをくるくる回したりピッコロを掲げたりパフォーマンスをするので楽しかった。 |
ガムラスタンは大きな建物がどんどんあり、たくさんの小さな路地が張り巡らされているので散歩しているだけでわくわくする。 全体的に空気がゆったりと流れているなぁと思う。 |
ヨットがわんさか停泊しているところを散歩していたら見つけた「風呂」の看板。 風呂? すごーく気になったけど大通りの反対側だったので近寄れず、なんなのかわからずじまい。 |
![]() すごい控えめ。 ストックホルムを歩いて気づいたのが、車の汚さ! 高級車だろうがミニだろうがもれなく泥とホコリまみれ。 車好きな人は洗車してピカピカにしているんだろうけど、全体的に「車は移動手段のひとつ。動けばいい」的なものが感じられて、私はそういう感覚がとても好きだ。 それと、歩いていると「道は人のもの」という考えが根底にあるんだなぁと感じる。 ストックホルムは信号があるんだけど、あくまでも形式的。(大通りは別) 信号が青でも、人が渡りたそうにしていると大抵止まってくれる。 こちらはそんな優しさに馴れていないので一瞬戸惑うんだけど、「早く渡れよ」という運転手の顔を見て恐縮しながら小走りで渡る。 もう、この感覚は本当に素晴らしいなぁと毎回感心してしまう。 羨ましい! |
その種類7種類!こんなボックスが街の所々にあります。 そして若者も子供も年寄りもみんなちゃんと分別して捨てています。 こういった分別も当たり前の感覚として根付いているのでリサイクルも盛ん。 箱の脇には「TACK(ありがとう)」と書き添えられていて、当たり前な行動に感謝している低姿勢も感心することしきりです。 |
曇り空の夕暮れは少しさみしい雰囲気。 でも日が暮れると道にぽっかり浮かぶライトに暖かい灯りがぽつぽつ灯る。 家の灯りも全部白熱灯。 蛍光灯って、お店や駅でしか見ない。 |
ストックホルムはとにかく気候がいい。
ほかのヨーロッパへ行ったことがないのですが、デンマークもMalmoもそうだった。 私は冬の子なので、ちょっと寒い気候の方が好きだからかもしれません。夏より断然冬がいい。 私は結構湿気に弱くて、季節の変わり目の雨の多い時期やムシムシする夜などは喘息気味になって咳が止まらなくて眠れなくなったりする。 さらに冷暖房の人工的な空気も苦手なので、公共の乗り物や場所でエアコンが強いと具合が悪くなるのです。 日本のエアコンは、とにかく風でどうにかしようとしているのでとても辛い。 そこへ行くと北欧はとっても快適。 北欧にいて、ホテルの部屋でも乗り物でもお店でもエアコンが不快だと感じたことは一度もない。 そのうえ「人工的な風の音」が全くないからとっても静か。 日本のエアコンとどう違うのか、なぜ日本はああもうるさくて過剰なのか、すごく不思議でなりません。 そういう生活のレベルで無理や我慢がないので北欧は大好き。 一度、まるまる一年生活してみたいなぁと思います。 |