ヘルシンキ ホテルの朝ごはん今回選んだホテルGrand Mrina Hotel(グランド・マリーナ・ホテル)。ホテルでの最大の楽しみと期待のとき、それは朝食。 1階のレストランへ入るとすぐにシリアル類のテーブルがあり、次にパン、冷たいもののテーブルがあり、次に温かいもののテーブルがありました。 ぱっと見、あまり量がないなと思ったのですが、とんでもない、種類がものすごく多い! それぞれの量はそんなに多くないのですが、何人ものスタッフが少なくなったものをどんどん足していくのでなくなることがない。 |
ベリーをたっぷりシリアルに乗せて![]() 私はシリアルというかミューズリ好きなのですが、ミューズリには甘みがないのでいつもフルーツを入れて食べます。 北欧だとたいていドライフルーツかベリー類のコンポート(甘く煮たもの)があるのでベリーがあればベリーを選んでかける。 ここのホテルは、ベリーがいちご、クランベリー、ブルーベリー、リンゴンベリーとベリー総出で、しかもそれぞれが原型を留めつつ(いちごはそのままごろんですよ)絶妙なやわらかさ。 しかも甘過ぎないので果物の甘さと酸味が程よく、ミルクと合うのです。 ドライフルーツやトッピングのナッツの種類も多く、どれししよう!と迷うくらい。 もう、とにかくおいしくて目が覚めた。 と同時に、うきうきしてきました。 |
![]() 暖かいもののテーブルだけでもすごい種類で、ビーンズがあるの初めて見た。 温野菜のにんじんはこぶりなのですが甘くてすごくおいしい。 ここの朝食に限らず、フィンランドで食べたにんじんはどれもすごくおいしかったです。 |
フィンランドの朝ごはんに欠かせないもの
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北欧と言えばサーモン![]() ”冷たい鮭”というのが日本とはちょっと感覚が違うんだけど…。 でも珍しくスモークじゃなくて、しっかりと焼いたものだったのですごくおいしかった~。 なんでサーモンが野菜やチーズなどと同じ冷たいテーブルにあるのかというと、オープンサンドやサンドイッチにして食べる習慣があるからなのです。 日本人的には「ごはんください!」と言いたくなるのですが、鮭だけ皿に乗せて食べるのは日本人の私だけです。 果物も、バナナ、みかん、リンゴ、洋梨、スイカ、メロン、パインなどもりだくさん。 もちろんチーズやディップ類の種類も豊富。 しかし、なぜかここではペストリーやクッキーなどのいわゆる”甘いもの”がひとつもありませんでした。 これは珍しいなと思ったのですが、これだけ種類豊富で味も文句なしなので甘いものがなくてもじゅうぶん満足でした。 ただ、フィンランドはなぜかパンがおいしくなくて、さすがのこのホテルもパンだけはいまいちでした。 でも本当にこのホテルの朝食は素晴らしくて、毎晩寝るときに「明日は何を食べようかなー」と考えながら寝るくらいでした。 あぁ、幸せ。 |
子供がいてものんびり朝食![]() このスペースの優れているところは、大人が遊んでいる子供を見ながら朝食を食べられるというところ。 他のホテルでは普通のテーブルでぐずる子供をあやしながらなんとか食べている親をよく見かけたので、これは親も助かるだろうなぁと思います。 こんな細かな気配りも、このホテルの素敵なところです。 |