Icelandair-アイスランド到着

タバコを吸うために一旦デンマークのカストラップ空港を出て、再び空港内へ戻ってきました。
めくるめく免税店も気になりますが、まずは乗り継ぎ便をチェック。
19:45コペンハーゲン発のアイスランドエアに乗り、20:55にアイスランドのKeflavikケフラヴィク空港着予定です。
約1時間。近いですね~。
タバコを吸っている間にiPhoneの時計をデンマークに切り替えておきました。
まだ搭乗まで時間があるので、雑誌を買ってお店をちらっと流して搭乗口へ。
19時にならないと搭乗が始まらないらしく、ちょっと時間を持て余し気味。
待ち合い場所のソファが丸っこくて、とっても座り心地が良い~。
ちょっとうとうとしてしまう。
喉が渇いたので、そばにある自販機で飲み物を買おうとしたのですが、いまく行かなかった。
ユーロとデンマーククローナとクレジットカードが使えて、ユーロが余っていたので使おうとしたのですがいまいち買い方がわからず。
うーん、次の課題だな。
19時を過ぎ、ようやく搭乗開始。
乗ってみると、アイスランドエアはいままでに乗ったことのあるスウェーデン行きやノルウェー行きに比べてちょっと豪華。
機体そのものが新しい感じ。
短いフライトにもかかわらず映画を見たり音楽を聞いたりできるらしい。
メニューを見てみると、軽食と飲み物は有料。
なおかつヘッドフォンも有料!たしか5ユーロ、600円くらいだった気がする。
でも映画もいくつか選べるし、音楽も豊富。
私はもう眠くて仕方なかったので、何も食べず、ヘッドフォンも借りずにひたすら寝てました。
隣に座ったブロンドの女子ふたりはヘッドフォンを借りてあれこれ聞いていたのですが、服装からしてIceland Airwaves '09へ行くのかなと言う感じ。
気づくと、私のすぐ隣の子はアーティスト名か何かを熱心にメモっていたので、熱心さに感心してしまいました。
しばらくしてアイスランドのケフラヴィク空港に到着。
やっと着いた~。
荷物を受け取りに向かうと、バゲッジレーンのすぐ脇に大きなスーパーが。
みんな荷物が出て来るまでの間、飲み物を買っているひとが多い。
サンドイッチかなにかを買おうと思ったけど売ってなかった。
でもCDやDVDの売り場ががかなり大きな面積を割いてあるのが驚いた。
しかもざっと見るとほとんどがアイスランドのもの。
うーんすごい。
荷物を受け取り、空港の外へ向かう。
空港からレイキャビクまでFlybusというバスで向かう方法しかないので、あらかじめReykjavik Excursionsという観光会社のサイトで往復チケット(4000ISK、約3000円)を予約しておきました。
サイトでは「到着便ごとにFlybusが運行されていて、その便で到着したお客さんを乗せてレイキャビクまで向かう」とあり、 そのバスを乗り過ごしたら、次の便が到着するまでレイキャビクへ行けないということらしい。
まぁタクシーはあるみたいですが…。
乗り遅れないようにしなくちゃ!とちょっと緊張していたのですが、バゲッジレーンと出口はものすごく近いし、 このときは観光客がたくさんいて右往左往していたので全然大丈夫でした。
出口のすぐ脇にコンビニがあり、サンドイッチなどの軽食が売ってたけど、とりあえずはバスに乗ることが先。
外へ出ると目の前にバスが止まっていた。
ほっとしたのもつかの間、外はものすごい風と雨。
(写真はバスの中から撮影)
着いた途端「寒い!」とまず思った。
おじさんが荷物を積んでいたので、乗せてもらおうと近づくと、他の英語圏らしき若い男の子のお客さんと話をしている。
ちょっと見ていると、おじさんのなまりがひどく、男子は苦笑いで困りながら「Sorry?(えっ?)」と何度か聞き返していた。
その男子が去り、私がFlybusの予約時に送られてきたメールのコピーを見せると、「中のカウンターでチケットに交換してきて」と言う。
そう聞き取れるまで、ちょっと間があったけどね…。
一旦中に戻ると、Reykjavik Excursionsのカウンターに列ができている。
なるほど、そういうシステムか、と並ぶと、すぐ後ろから日本語が聞こえて来た。
振り返ると、日本人の女の子がいる。
日本からですか?と聞くと、その女性はお母さんとふたりでオーロラを見に来たと言う。
私の頭の中はIceland Airwavesのことしかなかったので、こんな時期でもそんな当たり前の観光客がいることをすっかり忘れていた。
そちらは?ひとりなんですか!?と驚いているので、一人でIceland Airwavesというフェスが目的で来たことを伝えると、やっぱりIceland Airwaves があるのが知らなかった様子。
すごいですね~たまたまこの時期に来るなんてついてますよ~一年で一番観光客が多いらしいんで、レイキャビクは活気があると 思いますよ、と言うと、その親子は2日くらいしかレイキャビクは滞在しないので残念です、と言っていた。
カウンターでチケットを交換し、レイキャビクで会えるといいですね~と別れた。
チケット交換の時、カウンターのお姉さんに「ホテルアルナルホル?」と聞かれて、予約の時からホテル名Hotel Arnarvhollをどう読むのかわからなかったので 一瞬「?」となったけど、あぁそう読むんだ!とわかりました。
もっと難しいホテル名もあるので、ある程度読み方を予測して行ったほうがいいかもしれません。

街へ向かうバス、Flybusに乗って

おじさんにチケットを見せると、ホテルの名前を聞かれた。
おねえさんが言っていたのを思い出し、「アルナルホル、ホテルアルナルホル」と言うと、数秒固まり、あぁわかったわかったと言って荷物を積んでくれた。
ほんとにわかったのか?とちょっと不安。
チケット交換の時に予約メールのコピーは取られてしまったので、予備のコピーを持っておくか、ホテル名をメモっておいたほうがやっぱりいいみたいです。
バスに乗り込んで待っていると、ぞくぞく人が乗り込んでくる。
しばらくして運転手のおじさんが乗り込み、レイキャビクへ出発。
真っ暗で外が見えない。
周りには何もないらしく、道路と街頭しか見えない。
しばらく走ると、少しずつ明かりが増えてきた。
既に23時近く、ものすごく眠い。
すると突然バスがターミナルのような場所に入り、止まった。
運転手のおじさんがマイクでごにょごにょと何かを言って、バスから降りて荷物を出そうとしている。
乗客が何人も降りて行く。空港で会った日本人の親子も降りた。
何を言っていたのか聞き取れず、どうなっているのかわけがわからない。
とりあえず直感でバスから降りて様子を伺っていると、ここから方角別にバンに乗り換えてホテルへ向かうようだ。
すぐ隣に止まっているバンは既にたくさんの荷物が積まれていて、すぐに出発してしまうのではないかと焦った。
荷物を下ろして、バンのおじさんに近づくと「ホテルは?」と聞かれたので「アルナルホル」と答えると、このおじさんは英語が流暢らしく、あぁこのバンで大丈夫だよ。
と言って荷物を乗せてくれた。
うわ~あのままバスから降りなかったらどうなっていたんだろう?と恐ろしくなった。
そのバンに乗ってさらに走ると、ところどころでおじさんがホテルの名前を言う。
ホテルの前で止まると、宿泊客が降りておじさんも荷物を降ろす。
暗いなか、ぽつりぽつりと人が降りて行く。
あと3人、あと2人、そして私が最後の乗客だった。
私の前の乗客が降りた後、バスを走らせながらおじさんが「Hotel Arnarvholl」と言う。
もう私しか残ってないのにな、とちょっと笑いながら「Yes」と手を高く上げると、おじさんもふふっと笑った。
23:40近くにホテルに着いて、おじさんに荷物を下ろしてもらう。
お礼を言うと、おじさんは「Have a nice trip!」と言ってにこやかに去って行った。