Sweeeeets!

甘いもの好きとしては、旅先のデザートも食べずにはいられません!
どこの国に行っても、なにかしら人気のスイーツはあるんですよね。やっぱりみんな好きなんだなぁ。
レイキャビクには、カフェがたくさんあります。
特にメインストリートLaugavegur通りを歩くと、もうほんとうにカフェだらけ。
カフェやレストランが連なってできていると言ってもいいくらい。
私がこの通りで入っただけでも5軒。食事を含めると8軒!すごい。
レイキャビクのカフェは、どこも内装がとってもかわいい。しかもそれぞれに個性があり、似たお店はありません。
そして妙に落ち着く。

Kaffitár

アイスランドで一番たくさんあるコーヒーチェーン店、Kaffitár。
私が行ったお店はメインストリートから少し離れた東側にある店舗。
レーガン・ゴルバチョフ会談が行われた「ヘヴジーハウス」を見に行ったとき、休もうと思って入りました。
2階もある広いお店で、すごく空いてました。
カフェラテとキャロットケーキを注文。
キャロットケーキって食べたことがなかったので一度食べてみたかったんです。
カフェラテがすごくおいしい。
とても寒い日だったので、縮こまった身体も心もみるみるほぐれる。
キャロットケーキはすごくこってりして甘い!
人参の味は全くしないけど、ジンジャーの味が濃くてジンジャーケーキと言ったほうが正しい味。
ホイップは甘くないけど牛乳が濃い。
おいしいんだけど、このケーキには合わなかったなぁ。
お店の中には雑誌や新聞の他におもちゃがありました。
私がいる間にも何組か子供連れが来て、おもちゃで遊んでました。
トイレも広くて、おむつ交換台もある。ほんとに子供ウエルカムって感じです。

そのトイレの壁には、北欧バリスタカップの歴代のポスターが。
スウェーデンで行われた2007年のポスターが秀逸。

Cafe Paris

もうひとつのメインストリートBankastraetiにあるCafe Parisで食べたクレープ。
レモンとハニーのクレープ。甘くないクリーム添えです。
やっぱりパリといえばクレープ。おいしかった~!
飲み物はスパークリングウォーター。
最初からグラスで出てきました。(合計で990kr 約730円)
もうひとつはアイスランドのドーナツ、Kleinur(390kr 約290円)。
クレーヌルと読むようです。
甘さ控えめで人気があるというので食べてみたかったのですが、Cafe Parisにあったので注文。
まぁ確かに甘さ控えめかな?
ちょっとふわっとした普通のドーナツだった。
同時注文したカフェラテにはチョコが付いてきました♪
この店はテーブルオーダーで、お会計はレジでテーブルの番号を言って支払い。
結構人気があるらしく、いつもにぎわっていました。

屋台のワッフル

ライブ帰りに広場で見つけたワッフルの屋台。
深夜と週末にしか営業していないと本で読んだので、夜遊び帰りの今がチャンス!というわけで食べてみました。
一応、夜中の1時近かったのでちょっと気を使ってプレーンなワッフルにシュガーだけのものを注文。
もちもちしてるけど日本みたいにふわふわではないのでぺろっと食べちゃいました。
おいしかった~。

アイスランドのヨーグルト、Skyr


アイスランドオリジナルの食べ物、Skyr。スキールと読みます。
ネットでも観光本でも載っているので、一度は食べてみなくては!と思っていました。
コンビニ、売店、スーパー、どこに行ってもかなりの種類を見かけるし、やっぱりとても人気があるみたい。
プレーンタイプ(青っぽいパッケージ)とブルーベリーを食べてみました。
味は、ヨーグルトとクリームチーズを合わせたような感じ。
かなりもったりとしていますが、あまり甘くなく、酸味も少ないのでさっぱりしてる印象。
期待ほどおいしいわけではなかったけど、結構やみつきになります。
プレーンタイプはヨーグルトのプレーンと同じくなんにも味付けがないので、トッピングをかけて食べたりお菓子作りに使うみたい。
何かの味のものを購入した方がいいです。
調べてみたら、スキムミルクや生乳からつくられているようなので、とてもヘルシーらしい。
ちなみにプレーンタイプの横はざくろ味のヨーグルト。
ざくろ味というのが珍しいですが、甘すぎずさっぱりしてておいしかった~。もう一度食べたい。

Cafe Loki

教会の目の前にあるCafe LokiでSkyr cakeというメニューがあったので食べてみました。
ケーキは690kr 約510円、カフェラテは430kr 約320円。
食べた感じはまさにさっぱりしたチーズケーキ。
甘くないホイップと、もったりしたSkyrが絶妙においしい。
このカフェはとても落ち着いて居心地がいいので、2度行きました。
ウエイトレスのお姉さんも優しくて、メニューについての質問も丁寧に答えてくれるし、2度目に行ったときは私を覚えていたのか、 「あっ」という感じで笑顔になり、時々何か言いたそうだったのが気になった。
本当に好きなお店で、ホテルに近かったら通いつめたと思う。
Nordic HouseのレストランDillで飲んだ"Withces broth"というお茶。
「カフェラテはないんです。普通のプレッシャーコーヒー(テーブルでプレスするコーヒー)ならあるから、 それにミルク入れることはできるけど」言われたので、お茶を飲むんでみることに。
種類がたくさんあるそうで、その中でもおすすめなのがアイスランドのお茶「Witches broth」だという。
それは緑茶みたいな少し緑がかった黄色のお茶で、香りがハーブっぽい。
「ハーブなんですか?」と聞くと「そうです、アイスランドではポピュラーなハーブで、すごく身体にいいんですよ。 それに身体を暖めるから、今日みたいな天気の日にはいいですね。」とハーブをお茶の葉を見せてくれた。
Nornasey?i(アイスランド語の文字が表示されないかも…)というアーモンドみたいな形のハーブでした。
飲んでみると、なんだか知ってる味。アイスランドのどこかで嗅いだのかもしれない。
くせがなくておいしい。
おみやげに買って帰りたいなぁと思い、支払いの時に「お茶はどうでしたか?」と聞かれたので 「気に入りました~。で、あのお茶はどこかで買うことができますか?」と聞いてみると、 「うーん、ちょっと待って」と言って厨房のスタッフに聞きに行った。
しばらくして戻ってくると、メモに「これが住所で、これが店の名前…これがお茶の名前です」と書いて くれて、地図を出してみると地図に「この辺に店があるので、行ってみればわかると思います。あとTe & Kaffiという 店でも買えるかもしれないそうです」とスタッフのおじさんがとても親切に教えてくれた。
「Takk friyr!(どうもありがとうございます)」とお礼を言ってあとにしました。

Te & Kaffi

メインストリートのCDショップSkifanの向かいにあるTe & Kaffi。
英語だとTea & Coffee。
ここでカフェオレ(390kr 約290円)を飲んだのですがおいしかった~。
作ってくれたおにいさんがずっと鼻歌を歌ってました。
レイキャビクでは鼻歌を歌ったり、歌を口ずさんだりしている人が多くて「みんな音楽が好きなんだなぁ」と思うことが多かったです。
それと、上記レストランで教えてもらった「Witches broth」のお茶はここで無事買うことができました。
ポラロイド写真は、同じくメインストリートにあるDrykkja barinnで注文したカフェラテ。
ここもカフェかと思って入ったら、席は道に面したカウンターと、ふたつのテーブル席のみ。
カップも持ち帰りのタイプで、ひょっとして何かのイベントスペース的な場所?
カップがTe & Kaffiのものだったのでちょっとびっくり。

Vínberið

Vínberiðというメインストリートにあるお菓子専門店は、いかにもなヨーロッパのお菓子屋さん。
もう、店の前を通りかかるだけでわくわくして入りたくなる。
一番上の、アイスランド国旗のキャンディもここのお菓子。テディベアの出来が素晴らしい。
チョコ、キャンディ、キャラメル、スナックなど、アイスランドのお菓子だけでなくヨーロッパ(フィンランドのFazerも!) のカラフルなお菓子が所狭しと置かれています。
おもしろいなと思ったのは、お菓子屋さんの中に”子供用”のコーナーがあったこと。
キティやシンプソンズ、ディズニーなどキャラもののお菓子やぐるぐるグミなどが置かれていて確かに子供向け。
基本的に”お菓子は子供のもの”なんて思ってないところがいいじゃないですか。
nizzaというチョコは、中にグミなどが入ったお菓子ですが、これがおいしかった。
写真のものは中にラクリス(甘草)の小さなグミが入ったもの。
すおそるおそる食べたものの、やはり少しくせがあるけどすごくおいしくて私は特に好き。
ラクリスは北欧で人気のあるお菓子ですが、かなりクセがあるのでものによってはひどい思いをします。
パッケージを見てもわからない場合があるので、黒いお菓子には注意。
Iceland Airwaves'09の最終日、NASAでのライブ帰りあまりの興奮に身体を落ち着かせるべく10-11というお店でデニッシュとKleinurドーナツを買ってみました。
10-11は24時間営業のコンビニ。広告には米TVドラマ「24」のジャック(キーファー・サザーランド)が起用されています(笑)。
コンビニだとなめていたら、これがまたドーナツがCafe Parisのよりもおいしいんですよ。
はしっこがかりっとしてて、私好みのドーナツ。ミスドのオールドファッションっぽい。
さらにデニッシュを食べたらこれがまたおいしい。
カスタードの下にはチョコペーストが入っていて、とても甘い。
甘いんだけど、デニッシュの生地自体は甘くなくさっぱりしているので甘過ぎない。
さすが元デンマーク領。デニッシュもおいしい!

Cafe Babalu

Cafe Babaluで飲んだSwiss Coffee(460kr 約340円)。
メインストリートLaugavegur通りの入り口から教会へ向かう坂道を教会に向かって登って行くと、とてもかわいいカフェの外観が見えます。
有名なCDショップ、12tonarの近くにあります。
前を通るたびにカラフルな外観が気になっていて入ってみたかったカフェ。
階段を上ると、小さなお店の内装もごちゃごちゃとしててカラフルでかわいい!
レジの中のおにいさんに「Hello」と挨拶をすると、いきなり「Do you speak English?」と聞かれた。
独特の話し方に「おや?」と思いつつ、少し...と答える。
メニューを見ると、Swiss Coffeeが目に入った。
このメニュー、いろんなカフェにあって気になっていたので「Swiss Coffeeって何ですか?」と聞いてみると、 「Swiss Coffeeは、ダブルのエスプレッソとホットチョコレートを半々で入れてぇ、スチームミルクを注いでその上にクリームとチョコレートソースをのせたものなのぉ」。
ものすごいオネエ英語で説明してくれました。
説明を聞いてたらおいしそうだったので注文。
エスプレッソの苦みとクリームの程よい甘さ加減がとってもおいしかった。
レジの向かいにあるトイレに入ったら、ここの内装もものすごくかわいくて、 広めの部屋にお花やら貝殻やらゴムアヒルやら、もう子供部屋みたい。
店内の至る所にこまごました雑貨が置かれているので、センスいいなぁ~ときょろきょろしちゃいました。

Cafe Garðurinn

アイスランドで知り合った日本人女子おすすめのキャロットケーキを食べる為にベジタリアンカフェCafe Garðurinnへ。
セルフサービスのカフェなので、レジへ行ってキャロットケーキとミントティーを注文(1050kr 約780円)。
このとき接客してくれた男の子が内気そうでぽそぽそと小さな声で話すので、何度も聞き返してしまった。
ここのキャロットケーキはジンジャーの味はぜんぜんしなくて、しっとりみっちりとしておいしかった。
ここのはホイップを付けてもらって正解。
ただ、ほんとに大きいので、ちょっと小腹が空いているときに食べないと満腹になります。
内装もさわやかでかわいらしいカフェ。
Cafe Garðurinn

Bakari Sandholt

メインストリートにあるBakari Sandholtというカフェ。
パンとケーキ、焼き菓子、チョコを売っているお店で、奥にカフェスペースがあります。
デニッシュや菓子パン、ケーキのどれもおいしそうで迷いまくって選んだシナモンロールのようなパン。
大小の2種類サイズがあって、小さい方を頼んだのですが大きくてびっくり。
一緒にカフェラテを頼んだけど、パンが結構甘かったので紅茶のほうがきっと合う。
このお店は人気があるらしく、ひっきりなしにお客さんが来ていたので店員さんは大変そうでした。

Tiu dropar

メインストリートにある建物の半地下にあるTiu droparというカフェ。
ここではお茶以外にもランチが食べられます。
スパークリングウォーターを頼むとき、くるくる丸めたクレープのようなものがレジの脇にお皿にこんもりと盛られていました。
これはクレープ?と聞いたら「これはパンケーキです。シュガーを乗せて丸めたものですよ」とレジの女の子。
棒状が珍しかったのでこれも。ものすんごく安かった気がするけど、値段を忘れてしまった。
食べてみたら、まぁ普通のクレープ?
もちろん冷めてたので”学校から帰ったらお母さんが作ってテーブルに置いてあったおやつ”的な 素朴さが逆に微笑ましかった。
店内はアイスランド的カントリーテイストの、まさに友達の家に行ったみたいな感じ。
ここにもMacをいじる男子もいましたが、お年寄りやおばさんグループなども来てにぎやかでした。

Cafe Cultura

メインストリートにあるCafe Culturaで飲んだスパイシーチャイ。
さっぱりしててすごくおいしい。
しかもカップがかわいい~!!
茶こしをボウル状のソーサーに置いたら飲みづらかったので、結局カップをテーブルに置いて茶こしをソーサーに置きました。
このお店は内装も下北沢にありそうな感じのポップな感じですごくかわいい。
しかもずっとかっこいいエレクトロが流れていて、誰の曲だろ?としばしば聞き入ってしまいました。
レイキャビクのカフェでは、パソコンを持ち込んでいる人が多い(しかもほぼMac)のですが、このお店は私を含め、お客さんの半分は パソコンをいじってました。
しかも電池が減ってくるとお店のコンセントに繋いでた。すごい!
そうそう、レンキャビクのほとんどのカフェでは無線でインターネットが繋がるのでとっても便利。
BGMのおかげか、なぜかこの店でパソコンをいじっているとすごく集中できて居心地良かったです。


アイスランドでの最後のおやつは、レイキャビクで知り合った日本人女子のお家でごちそうになったドーナツ。
日本人女子の友達のお母さんがパン屋さんで、いろいろと送ってくれたうちのひとつだそう。
昔ながらのみっちりした生地のドーナツで、上に甘過ぎないチョコがかかっています。
ほんのりシナモンの味がして、やみつきになるおいしさ。
今回アイスランドで食べたドーナツの中でナンバーワンです。
そしてプレッシャータイプのコーヒーメイカー。
苦みも酸味も少なく、とっても飲みやすかった。
ごちそうさまでした!