Germany * Deutschland
2013年11月17日〜11月24日

ハンブルグに到着!

15:10くらいにハンブルグ空港に到着。
空港の到着口に友達が待っている予定です。

友達と合流して、早速電車に乗って市内へ。
車窓から外を見てみると、空から見たようなかわいいお家は見えない。
やっぱり市内は普通に都会でした。
ちょっとがっかり。
ハンブルグ中央駅に着いて、まずホテルに荷物を置いてから街を散策します。
中央駅から市庁舎へ向かう道はメインストリートだけあって両脇に見瀬が並び、にぎやか。
でも、いまひとつ物足りない。
ヨーテボリでははじまったばかりのクリスマスデコが、ひとつもない。
友達に聞くと、ドイツではまだクリスマスシーズンは始まってないらしい。
クリスマスマーケットの店は設置されてるんだけど、営業どころか飾り付けもまだな感じ。
同じヨーロッパでもそんなに違うんだ!?と初めて知りました。
ドイツのクリスマスマーケットは日本で人気なので見てみたかったのになぁ。
クリスマスムードたっぷりのスウェーデンから来たからなんかさみしい。
ちょっとがっかりして歩いていたら、クリスマスの飾り付け中の一角を発見。
ドイツって電気をつけたまま飾り付けしてたんだけど、危険じゃないのかな。
うれしくて写真撮ってしまった。
ぶらぶら歩きながら市庁舎に到着。 市庁舎、教会よりもでかい!
こういう荘厳な建物を見ると「あぁヨーロッパに来た!」と思います。
スウェーデンはもうちょっとすっきりしてるので、市内などで古い建物を見て感心することはあんまりない。
控えめなライトアップがこれみよがしじゃなくてまたいい。
市庁舎前の広場にはクリスマスマーケットが設置されてました。
営業はしてないけど、クリスマスデコレーションが点灯されててきれいだった。
この市庁舎脇の運河を挟んでブランドショップが並んでいるのが見えます。
そっちは用がないので行かなかったけど、その橋の上にグランドピアノがあり、寒い中演奏してました。
その脇にポールが立っていて、ポールの上の方からクリスマスマーケットに向けてワイヤーがのびてる。
あれは何?と聞くと、友達が「あれは…クリスマスシーズンが始まると、ポールの上からサンタがワイヤーでクリスマスマーケットに降りるんです」と言う。
サンタの人形?と聞くと、「いや、人間…。」て!
すごい発想だな。さすがドイツ…。

衝撃の観光地レーパーバーン

友達が「ちょっとおもしろい場所があるので行ってみましょう」というので付いて行った場所は”レーパーバーン”。
ここにあるのは、なんと歓楽街!
港町にはたいてい船乗り相手の商売として歓楽街があるらしい。
さらに驚く事に、ここはドイツでも有名な観光地らしい!
歓楽街が観光地って!
スウェーデンはポルノが禁止でエロ関連は一切目にする事がなかったので、ものすごいびっくり。
確かに人が多いし、ベビーカー押してる人もいる…。
どうやら、人気が出る前のビートルズがライブ活動をしていたというからそれで有名になったのかな。
メインストリートを歩いているとずらっとストリップとか大人のおもちゃ屋が並んでるし、裸同然の女性のポスターが貼られてたり。
そんななかを観光客がそぞろ歩いていて、すっごい変な感じ!
かなり大きめのエログッズ店があり、入口が広くて男女関係なく観光客がひっきりなしに出入りしているので恐いもの見たさで入ってみた。
友達いわく「実は見てみたかったけど一人だと入りづらかった」という。

一階はDVD売り場。世界各国のエロビデオが集められております。日本のもあったよ!
奥に行くとコスチュームが…。SMは当然としても、貴族のドレスがあるところがヨーロッパっぽい。
さらに地下に行くと、ハード目なSMものだった。さらにコスチュームもエロさが高く、メンズものも豊富でございました。
ひたすら友達(女子です)と好奇心たっぷりに見物しました。面白かった!
すっかりドイツの印象が変わりました。

初めての移動遊園地

さて、次は期間限定の移動遊園地へ!
入場は無料なので入口からすごい人で活気がすごい。
食べ物やおもちゃ、グッズのお店はもちろん、その間にアトラクションもあって、アッパーなテクノが大音量で流れている。
老若男女、ベビーカーからゆっく〜り歩くおばあちゃんまで、若者達はキャッキャとはしゃいでいる。
通路の両脇に並ぶお店はピッカピカに照らされ、 アドレナリンほとばしるスピード重視のえぐいアトラクションはド派手な装飾とアッパーテクノでセンス悪すぎて気持ち悪い。
このカオスの中を歩きながら、完全に圧倒されてしまいました。
それまで私が抱いていた、暗くておとなしめというドイツのイメージががらがらと崩れました。
ドイツ、はんぱない。下品すぎる!!
いやこれ、悪い意味だけじゃなくて、愛すべき田舎だなという意味です。
千葉人に言われたくないでしょうけどね。なんだか、千葉によくいるヤンキーたちが好んで集まりそうな、そんな雰囲気。


サービスで笑わないドイツ人

日本の夏祭りにも似た雰囲気の遊園地ですが、当然ながら並ぶお店は日本と全く違います。
やっぱり多いのがソーセージの屋台!んもーどれもいいにおいだし美味しそう〜。
早速カレーブルストを購入!ソーセージにカレーパウダーがかかったジャンクフード。
でも残念ながら、私が買ったとこのはいまいち好みじゃなかった…。
ドイツ人によると「店によってかかってるソースが微妙に違う!」らしい。納得〜。
ちなみに、売店のおばちゃんが怒鳴るように話してて怖かった。
「なんで怒ってるの?」と友達に聞いたら、「怒ってないですよ!ドイツ人はあんまり笑わないんです。」そうなのか…。
そしてドイツならではなのはプレッツエル!いろんな味のがあるけど、チーズがけのを購入。
友達とはんぶんこ。ほんのりあったかくて、もちもちふわふわでおいしかった〜!!大好き。
そしてやっぱり、お店の女の子がムスッとしててまた「怒ってるの?」と聞いてしまう。怖いよ〜。
クレープが人気なのは日本と同じかな。
他に、大きなクッキーでできたプレートのお店がたくさんあります。
「愛してる」とかベタなメッセージが書かれているらしく、手のひら大からかなり大きめなものもあるけど、ひっかけられるようにひもがついてます。
それを首にかけたりしているのですが、友達は「なんで首にかけるのか何でみんな大好きなのか全くわからない」と言ってた。確かに…。
大量のぬいぐるみがぶら下がってるのはくじの店。
お金を払って数字の書いてある紙をひき、読み上げられた数字と一致すればもらえる。
これはテディベアのお店ですが、他にもいろんなぬいぐるみのお店があります。
いずれにしても、かなり大きい!子供や若い女の子が抱えてるとかわいいんだけどね。
すごい人気で、たくさんの人が群れてました。

Hotel Eden by Centro Basic

ハンブルグでの宿泊はHotel Eden by Centro Basic
知り合いがこのホテルに宿泊したのをブログに載せてて良さそうだったので決めました。
ハンブルグ中央駅から徒歩5分という立地の良さとシングルルーム3泊で128ユーロ(約17,000円)という安さ!
受付でチェックインをしたいと告げると、カウンターのお姉さんはやはりニコリともせず。
ホテルの受付も笑わないのか…。
スウェーデンでは日本と同じで店員さんや受付はみんな笑顔だからなんか怖い!ていうかちょっとさみしい。
ちなみに、マクドナルドでお茶したときにもカウンターのバイト君が無表情だったので、最後に「サンキュー」と満面の笑顔で言ってみたけど やっぱり無表情だった。
ドイツのマックには笑顔がありませんので!
部屋はまさにビジネスホテルという感じ。
ベッド、机、テレビがあり、クローゼットが大きめ。
小さいけど使いやすい。
ベッドは思ったより大きめだったので寝心地が良かった。
バスルームはシャワーのみ。
ベッドの枕に何かが乗ってて、一瞬「虫!?ゴミ!? 」とおののいてそーっと近づいてみたらアメだった。
ちんまりと、さくらんぼ味のアメがひとつ乗ってました。
ささやかというかひかえめ過ぎて笑えた。
今まで北欧のいろんなホテルに泊まったけど、アメが置かれてたことなんてないよ。
ドイツの優しさの表現は難しいなぁ。いいねぇ、ドイツ。



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