Germany * Deutschland
2013年11月17日〜11月24日

ハンブルグでお買い物!

ハンブルグ3日目!
今日は友達が午後からフリーなので、それまでおなじみのスタバでお茶しながら待ちます。
wifiが使えるので、待ち合わせにちょうどいい。
ところで昨夜、ホテルの部屋でテレビを見ていたら、ドイツでもアメリカのドラマが放送されてました。
スウェーデンだとスウェーデンの番組とアメリカの番組が半々くらいで放送されています。
ドイツはそれほど多くはないけど、やっぱり放送されてたので、アメリカドラマ好きにとっては嬉しい限り。
ところが、なんと全て吹き替え版!
スウェーデンは子供向けをのぞいて全て字幕版。
日本でも吹き替えは多いけど二カ国語放送が多いので字幕で見る事ができるけど、ドイツは完全吹き替え版。
友達に話したら、若いドイツ人は英語を理解する人も多いけど、全体的には日本と同じくらいだそうで、吹き替えが一般的なんだそう。
なんと英語も吹き替えらしい…。すっごく意外!
そんなことを考えながらスタバに向かう途中、レゴのお店の前を通りかかったらクリスマスをテーマにたくさんのレゴの世界が飾られてました。

スタバのトイレは有料だった

スタバに着いて、カフェラテとブラウニーを注文(4.40ユーロ、約610円)。
カフェラテはいいとしても、ブラウニーの状態がすごい。
なぜにわざわざフォークを突き刺したのか…。
何かこう、ハムとか肉とかならわかる気もするけど、ブラウニーなのに。
ここのスタバは本当に居心地がいいので、もちろん愛用しているのは私だけではない。
特にソファ席はパソコンをいじる人が多い。
私も始めはテーブル席にいて、ソファが空いたらすかさず移動。
友達とはFacebookでメッセージをのやりとりをします。
友達はスマホを使ってるけど、私は携帯が使えないのでFacebookが便利。
友達から遅れそうだと連絡がありました。
パソコンで旅日記を書いているのでスタバで時間をつぶすのは苦じゃないんだけど、ひとりだと難しいのがトイレ。
ここは地下にトイレがあるので、なかなか席を立ちにくい。
他の人を見ていたら、隣の人などに荷物を見ていてくれるよう頼んでました。
でもドイツ語が通じなかったら困るし、言いづらい。
友達が来たら速攻でトイレに行きました。
ちなみに、地下のトイレには入口におばさんがいてお金を払わないといけないので小銭を忘れずに。

druck dealer

友達と落ち合い、おすすめエリアのシュテルンシャンツェを再び訪れます。
マルクト通り Marktstraße を歩くと、早速かわいいお店が並んでました。
まずはアート色の強いショップ、druck dealer
雑貨から洋服、絵まで品数は少ないけど種類が多いので楽しい。
洋服も子供服から女性、男性ものまであって、プリントがかわいかった。
意外と洋服類は全体的に値段が高めだったのですが(私にとっては)、セールのコーナーがあったので見てみました。
ここは売れ残り商品のコーナーなのかな〜という感じでしたが、キーホルダーがシンプルで使いやすそうだったので購入。
あとは宇宙ものが好きな友達に、宇宙飛行士プリントのきんちゃくも。
これはTシャツもあって、子供服がかわいかったけど5千円超えだったので断念。
お会計をしようとしたら、現金のみと言われてしまった。
ドイツは北欧ほどカード社会ではないようで、カードが使えないお店が多かった。
特にこのエリアは数人のアーティストが共同でお店を出していることが多いらしく、カードが使えないので何度か現金をおろした。
北欧はカード社会でたいていどこでもカードが使えるので油断してました。
なのでレシートもあまり残ってなくて金額がわからないモノが多いのが残念。

ガーリーなお店、M39

druck dealerの斜め前あたりにあるのは"M39"というお店。
このお店は数人のデザイナーさんが共同で経営しているお店です。
お店の中にはミシンがあって、店員さんが何か作りながらお店番をしているという手作り感あふれるお店。
アクセサリー、ポーチ、バッグ、洋服など、どれもガーリーで日本人好みのかわいらしさ。
友達と静かにキャッキャしながらあれこれ見ていたら、マネキンがつけているスヌードがかわいかった。
これいいねぇ、と話していると、ミシンをふんでいた店員さんがやってきた。
ドイツ語なので私はよくわからなかったけど、「これはリバーシブルなの」「他にもたくさん種類があるんです」など積極的な接客ぶり。
このスヌードを作ったデザイナーさんかな?
確かに、同じ柄でも柄の出方が違うので面白い。
しかも、つなぎ目のところには別布が縫われていて、シンプルな刺繍までしてある。 この凝った作りで35ユーロ(約4,900円)は安い!
私はウールアレルギーなのですが、コットンの生地の面を内側にすればちくちくしないし外側はウールなのであったかい。
これと、ポーチ(14ユーロ、約1,900円)とレトロなボタンをヘアゴムにつけたアクセ(2ユーロ、約250円)を購入。
ここもやっぱりカードが使えないので現金で。
すると、店員さんが「これ(ヘアゴム)はおまけにしときますね」と言ってくれた。嬉しい〜!
しかも、ポーチもヘアゴムも別々に袋に入れてくれたんだけどそれがまた手作り感満載のかわいらしさ。
ヘアゴムの小さな袋は丁寧にミシンで縫われ、ポーチの袋には子供用の小さいパッチン留めで閉じられてました。
そして一番大きな紙袋にはスタンプとステッカーがついて、さらにマフィンのチャームまで付いてる。
なんというガーリーを極めたお店なんだ!と久しぶりに友達とキャッキャしながらお店を後にしました。

ストリートアートが楽しめるマルクト通り

このマルクト通りは地図で見ると200メートルくらいだけど、私たちは100メートルくらいで十分満足しました。
たった100メートルでも見応えのあるお店が多く、ストリートアートがそこらじゅうにあるのでついつい足を止めてしまい、なかなか先に進めないんです。
古着からモードまで洋服屋だけでもいくつもあり、他に雑貨屋、古本屋、昔からありそうなごちゃごちゃしたアンティーク屋まで。
オーガニックの食品店やカフェ、レストランなどいろんな店があって楽しい。
そのあいまあいまにストリートアートがあります。
本格的なアート作品だったり、落書きみたいなグラフィティだったり。
グラフィティは日本にも北欧にもあるけど、ドイツの落書きはそれぞれで見ても、全体的に見てもどこかアートな感じ。
あのごちゃごちゃ感が街の雰囲気と合っているんだと思う。
最初に訪れたドイツの街がハイデルベルグ。比較的落ち着いたキレイな街だったので、今回の旅ですっかりドイツの印象が変わりました。
上記はアパートへの入口みたいで、『102』というのが番地だそう。
カラフルでかわいい。これなら暗くて寒い冬でも毎日ここを通ると少し楽しい気分になれるだろうな。
下に箱が置かれてますが、これは「いらないものを入れる箱」らしい。で、欲しい人は持って行っていい。
捨てる神あれば、拾う神あり。ということかな。誰かのいらないものは誰かが必要としているかもしれない。

ジャマイカンカフェ Timbuktu

ちょっと疲れたのでお茶しようとしたら、おしゃれな感じのカフェがあったので入ってみました。
アフリカンな内装で、レゲエが流れている。ドイツでアフリカンなんて珍しい!
でも店内はガラガラだったので、窓際の席に座る。端にステージもあるから、時々ライブもあるのかな。
このTimbuktuというお店はメニューを見てわかったけど、ジャマイカンカフェだった。ジャマイカだったのか〜。
コーヒーメニューのなかに”ココナッツコーヒー”というのがあって、なんだかまずそうだけど珍しいからそれを注文。
あと私はお腹がすいたので野菜スープも。少しぴりっとしておいしかった!!
ココナッツコーヒーは、意外にもすごくおいしかったのです!
牛乳のかわりにココナッツミルクを使うと薄くなりそうなのに、しっかり濃厚なコーヒーの味。
牛乳とココナッツミルク両方使ってるのかな?コーヒーの味も濃さも落とさず、ココナッツの風味が広がる。
このコーヒーとココナッツのバランスが絶妙!!
これ、ジャマイカでは普通にあるメニューなのかな?もしそうだとしても、このお店の味はここだけだよね、と友達と大絶賛。
あぁまた飲みたいな。
ジャマイカンカフェを出て道を戻っていると、友達が「あ、ストリートアート書いてますよ」というので見ると、今まさに壁に絵を書いていた。
書いているところを見るのはじめて!と興奮気味で見学。
つなぎを着た男性が慣れた手つきでシューシューとスプレーで描いている。
そして少し描くと、他の男性達とあーだこーだ話をしていた。
これだけの規模になると、さすがに一人じゃないんだね…。とびっくり。
しばらくして、隣の店から女性が出てきてタバコを吸いながら絵を見て男性達と話をしていた。
写真、撮っていいのかなぁ…と友達に言うと、「そもそも、これが違法なのか微妙ですよね…」。
その後、出来上がった絵を友達が送ってくれたんだけど(右)、これはもうストリートというか、立派なアートです。
こんな感じで、このへんのエリアはアートなものが自然な場所みたい。

cyroline

マルクト通りから少し歩くとまた面白そうなお店がありました。
建物の一階にいくつかのお店が入ってます。
柱にトーテムポールみたいなアートがあっておもしろい。
”cyroline”と言うお店は、冬なのに外に並んでいるセール品はペナペナな生地のワンピとかでイマイチ…。
中に入ってみたら、洋服類はかわいいんだけどポップで若い感じだったけど、小物類の種類がたくさんあってつい夢中に。
ヨーテボリもハンブルグも、寒いうえに雨が降りやすい季節。
土砂降りではなくパラパラと降ったり止んだりなので傘をさすほどでもないけど、しばらく歩いていると頭が冷たくなるんです。
これからベルリンにも行くし、そろそろ帽子を買わないとなぁと思ってたら、ここでいいのを見つけました!甥っ子に被らせてみました。 14.9ユーロ、約2,000円。
ここはカード払いできるけど、隣の姉妹店に機械があるそうでちょっと待ってねーと言われる。
それなら隣のお店も見てみようと行ってみたら、こちらはメンズもあって、かなり違う雰囲気。
コートやワンピースが絶妙なシンプルガーリーさでツボ。
でも小さいサイズがなかったので断念…。また行きたいなぁ。

スーツケースを新調

2005年の始めてのデンマーク旅行から今まで、ずっと同じスーツケースを使っていました。
私は身長が150センチと小さいので、スーツケースも小さいものを選びました。
どのくらい小さいかと言うと、2歳児よりも小さいくらいの大きさ。
腕力もないしひとり旅なので、階段を上ったり自分で扱える大きさになるとかなり小さくなってしまう。 しかも10年近く前のものなのでスーツケース本体が重い。
今までは一週間くらいの旅行が多かったのでどうにかしていましたが、それでもお土産が多いときはスーツケースに収まらなくて出発の朝まで 荷造りに格闘したりしてました。
一週間の旅行でもそんなんだったのに、さすがに一ヶ月の旅行になると当然入らない。
行きは良かったけど、スウェーデンを出発する前日に荷造りしたら2/3くらいしか入らなかった。
泣く泣く捨てたものが多かったので、そろそろスーツケースを買い替える時期なのかもなぁ…と思いました。
スウェーデン出発時にパンパンでこれ以上モノが入る余地がなかったので、その後ドイツに一週間滞在しても何も買えない。
そんなのつまんないので、思い切ってスーツケースも買う事にして、Karstadtというデパートへ。
ドイツといえばリモア!なんですが、やっぱり高い。
いろいろ見てみたら、他のは結構安かったのでサムソナイトのスーツケースにしました。
169ユーロ、 23,390円でした。

学生寮へ侵入!

友達が「古いスーツケースが欲しい」と言うので、一旦ホテルに帰って古いスーツケースを持って友達の家へ行く事にしました。
友達が住んでいるのは大学の寮。
ドイツの学生寮が見れる!と少しうきうきしながら向かう。
ぱっと見、普通のマンションぽい外観。
中に入ると、学校っぽい雰囲気。
奥のエレベーターに向かう間に、自販機があったりコルクボードにいろんなDMが貼ってあったりするから学校っぽい感じがする。
フロアでもエリアごとに共同のキッチンとトイレ・シャワールームがあり、なかなか殺伐とした雰囲気。
それでも友達の部屋は個人部屋でこじんまりしているけど居心地が良さそうな部屋だった。
お腹が空いたので、キッチンのテーブルで軽く晩ごはん。
来る途中、中央駅にあるLe Crobagというパン屋さんでサンドイッチを買いました。
フランツブレートヒェンというペストリーがハンブルグの名物らしく、このパン屋のがおいしいというのでそれも購入。
生ハムのサンドイッチおいしい!
フランツブレートヒェンはいわゆるシナモンデニッシュ。大きめだけど、しっとりもっちりでぺろっと食べちゃいました。
シナモン系スイーツでは、スウェーデンのシナモンロールより好きかな。
あとこれもMezzo mixという炭酸飲料もドイツならではだと言うので飲んでみました。
これはコーラとオレンジジュースを足した感じ、というかオレンジ味のコーラ。
ドイツ人、しかも若い子はこれが大好きなのらしい。どこの国でも、若者はジャンクな炭酸飲料が好きだよね。
食事している間にも他の学生が行ったり来たりしていたのですが、「あの男の子はあの女の子が好きなんだよ」という話を聞いたりして 「あぁ青春だなぁ」と微笑ましかったです。


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