スウェーデンのリアル田舎友達夫婦の息子くん、エイリアスくん。1歳半。平日は保育園に預けているんだそう。 片道30分歩いて保育園へ送り迎えしているというので、私も散歩がてらくっついて行きました。 田舎の風景をぶらぶら。 街とは違うスウェーデンを見る事ができました。 |
馬のいる風景![]() 片道30分を子供をおんぶして歩くなんて、さすがにちょっとびっくり。 運転免許取ればいいのに。 そう言うと、「免許取ったよ!ていうか取ったばっかり。でも、見ての通り子供が生まれてからまたさらに太っちゃったから、運動がてら歩いてるの。」だそう。 スウェーデンで免許を取った彼女。 金額は日本と同じくらいか少し安い20万円ちょっとくらいなんだけど、なんと2回も試験に落ちてしまい、結果60万以上かかってしまったらしい。 それ、運転に向いてないんじゃ…。 でもこれから仕事を探すらしいし、やっぱり田舎暮らしは車はないとね。 少し歩いたところに牧場がありました。 スウェーデンでは田舎のほうに行くと馬をよく見かけます。 馬を見た友達が「エイリアス、馬だよ〜。ヒヒヒヒィィィ〜ン、ヒヒヒヒィィィ〜ン」と馬の真似をしたのですが、リアル過ぎて爆笑した。 |
![]() 同じような外観のお家が並んでいます。 なんというか、地味…。 友達が住んでいる村のほうが一軒一軒個性があるし庭もそれぞれ違うので楽しい。 ちょっと日本の郊外の住宅地っぽい雰囲気。 スウェーデンの田舎でもかわいい雰囲気の村とこういう殺風景な村(観光客にとって)があるんだな〜と新発見。 ちなみにスウェーデンは日本よりずっと人口が少ないので田舎だとなおさら一軒あたりの面積が広いせいか、平屋の一軒家も多いです。 私は年をとったときのことも考えて、平屋のほうが好きです。 |
![]() ニーポンは英語にするとローズヒップ。 野生のローズヒップなんて初めて見た! このあたりではそこらじゅうに野生のニーポンがあり、いまはちょうど旬なのかたくさん実がなっていました。 友達が「こんなにたくさん生っているなんてもったいないから、いつかこれでスープを作ってみたい」と言ってました。 スウェーデンではニーポンのスープは家庭でよくあるメニューらしい。 作るの大変そう…たぶん。 それにしても、この赤い実はころんとしてかわいいので、ちょっと切って部屋に生けるのもいいですね。 |
スウェーデンのSUSHI友達に「ランチはどうしようか?このへんだと、ピザとスシしかないんだけど。」と聞かれました。ピザはなんとなく想像がついたし、まずいにしてもスシのほうが面白そう。ということでスシにしました。 スウェーデンのお店でおすし食べるのが初めてだったので超好奇心‼︎ ![]() ![]() ![]() いろいろとセットメニューがあり、私は Mormor set(みんなのおばあちゃんセット)。 このネーミングが、もう。 セルフサービスのお味噌汁とドリンク(お茶かコーヒー)付き。 中国人の若いご夫婦のお店らしく、優しげな旦那さんが注文をとってくれました。 出たーアボカド! スウェーデンのおすしは、サーモンとアボカドなしには営業できないという。 正直、アボカド以外はそこそこ美味しかったです。 私はお刺身とおすしが食べられないので、これで十分満足。 ガリ好きだし。 でも、アボカドは…何が美味しいのかさっぱりわからない。 巻きに入っているのはなかなか美味しいけけど、握りにしないほうが美味しいと思う。 店内には大きな水槽があり、なぜかアロワナが一匹泳いでいて、ふと映画『FRIED DRAGON FISH』を思い出した。 |
![]() Fikaで食べるスイーツの定番のひとつです。 硬めのジャムがちょこんと乗った、どこの国にもありそうなクラシックなクッキー。 こういうの、甘いだけであんまりおいしくないんだよね〜。 と、思いながらひとつ食べたら思ったほど甘くなくて、サクサクの軽い食感がよくて止まらなくなった。 これはお茶のおともにぴったり! これ、おいしい!とぱくぱく食べていたら友達が「でしょ!?意外とおいしいよね。スーパーで売ってるからお土産に買って帰れば? …大きいけどね。」と言った。 そう、パッケージが大きいんだよね。 次にスウェーデンに来たら買ってみよう。 ちなみに、Fikaのおともと言われているスイーツは他にもいくつかあり、定番なのでスーパーなどでもよく見かけるのであれこれ探すと楽しいかも。 |
手作りごはん![]() 縁あってスウェーデン人と出会い、結婚してスウェーデンの田舎に住んでいます。 外国に住んだら、やっぱり母国の味が恋しくなりますよね。 そこで、彼女が作る料理は、ほとんどがマレーシア料理。 ちょっと辛くてスパイスのきいた、アジアの味です。 もーこれがおいしいんだ〜。 白米を炊くのも定番です。 右奥のパープルの入れものにごはんが入っていて、いわゆる”おひつ”になるのかな。 スウェーデンではこのタイプのおひつを使っているのをよく見ます。 うちもそうですが、大半の日本人は炊飯器から直にごはんをよそると思います。 でも、なぜかスウェーデンではおひつに入れてテーブルにサーブします。 そうすると、食べきれなかったごはんはどうするんだろう…とちょっと心配になってしまう。 |
![]() ペラペラのスリッパだったけど、これを履くのと履かないのとでは大違い。 ものすごく暖かいのです。 彼らはヨーテボリのアパートに住んでいるときからルームシューズを履かず、靴下だけで過ごして「寒い寒い」と言っていてとても不思議でした。 ルームシューズを履くのと履かないのとでは全く体感温度が違うので、秋〜冬に長期滞在するならルームシューズかスリッパを持っていくのをおすすめします。 できれば、そのお家の床が傷つかないものがいいですね。 |
ショッピングエイリアスが通っている保育園では、日本と同じようにお外で遊ぶ時間があります。さすがにどんどん寒くなって来るので、大人も子供も厚着になります。 保育園の先生から、「エイリアス君はとても薄着ですね。これからはどんどん寒くなるので、もっと暖かい服を着させないと外で遊ばせられません。 冬用のジャンプスーツを着させてください。」と言われたそう。 そんなわけで、エイリアス君の冬用の服を買うため、私もショッピングにくっついて行きました。 ![]() 一階がショッピングモール。 その上階部分はアパートです。 これ、なかなか日本ではないですよね。 「私、ショッピングモールの上に住んでるの。」 ないよね〜。 「私、GAPの上に住んでるの。」 おもしろいけどね。 |
![]() 夫君が「サンキュー、エイリアス」と言いながら車を駐車場に停めたので「なんで?」と聞いたら、「ほら、見てみて」と駐車場のサインを指した。 乳幼児連れ専用のエリアでした。 これすごいですね。 車椅子のマークは見るけど、ベビーカーのマークって新鮮。 小さな子供や赤ちゃんを連れてスーパーに行くと、できるだけお店に近い駐車場を探します。 よちよち歩く子供は危なっかしいし、買い物が終わった後、車に戻るまで荷物を持っていると子供をがっちりつかんでおけない。 赤ちゃんをだっこしていたら、赤ちゃんは重いし荷物も重いしで結構大変。 小さい子と赤ちゃんのふたりいたらなおさら大変。 だから、こういう駐車スペースはとってもやさしい。 少子化対策も、こういう”本当に何が助けになるのか”を子育てをする親の立場になって考えてみれば自然に出てくるんだと思う。 |
![]() ここらへん(ヨーテボリ周辺)で有名だというサーモンのレストランへ夕食を食べに連れて行ってくれました。 その名も、『Laxbutiken』 。 The Salmon shop。サーモンの店。ってそのまんま。 北欧でサーモンと言ったら、まずはずれたことがないので楽しみ!! Laxbutiken(英語) |
![]() White Guideは、北欧版のミシュランみたいなもの。 間違いない!! 帰ってから調べてみたら、Laxbutikenは"också ett bra ställe"クラス。 これは、”まぁまぁいいお店だよ”というランクです。 5段階の一番下のクラスだけど、選ばれてない店も多いから美味しいのは間違いないのだ。 White Guide |
![]() このボリューム! んもーめちゃくちゃおいしくてあっという間にたいらげました。 珍しく、量も多くなくちょうど良かった。 こちらパンビュッフェ込みで179kr。2,600円くらい。 あとコーヒー付き。 高い。でも美味しい。 スウェーデン最後の晩餐、大満足! ちなみに隣の席には小学生くらいの男の子と女の子、そしてパパママというスウェーデン人の家族がいたのですが、 子供たちがすっごく私を見るので面白かった。 ほんっとうにこの辺ではアジア人が珍しいんだろうなぁ。 エイリアス君もキャッキャしてたので子供たちの気をひいたのかも。 |
![]() 何かと思ったら、売れ残りのラップサンドイッチを無料で差し上げるので食べて下さい。とのこと。 えーラッキー! 食べられるのに、捨てるのもったいないよねぇ。 こんなふうに、「お客さんにあげられる・お客さんが気持ちよく受け取る」ことができるのっていいね。 日本じゃ怒られるんだろうなぁ…。 食事中、まわりのテーブルに愛嬌をふりまいてアイドルになっていたエイリアス君。 帰り際も、隣の家族のところにトコトコ行ったと思ったら、手をひらひら振ってバイバイしてました。 見知らぬ一家も「Oh, Hej då!」とちびっこにニコニコ手を振ってくれてとってもスイートな雰囲気でした。 スウェーデン滞在もこれで終わり。 とても楽しかったので別れるのがとても悲しい。 友達ができればできるほど、仲良くなればなるほど、別れが辛くなります。 |